2014年 大学選手権注目選手 (投手編)
2014/06/04|Category:ネタ
今回は、6月10日(火)から行われる 全日本大学選手権に出場する注目選手を特集してみたいと思います。私自身月曜日まで遠征に行っているので、この大学選手権前に更新できるのは、この特集が最後になります。今回は、ドラフト候補である4年生中心に、投手編をお送りしたいと思います。
(投手編)
今大会のメンバーで、最も知名度・上位指名の可能性が高いのが、山崎 康晃(亜細亜大)右腕になります。山崎は下級生の頃は、リリーフで150キロ近い球を投げていました。しかし先発になると中背の体格から、ボールの物足りなさ・投球の浅さが垣間見られて物足りなさが否めませんでした。しかし今春はだいぶ先発投手らしくなり、球種・マウンド捌きにも変化が見られ、勝てる投手へと変貌しつつあります。現状は上位24名以内(2位指名以内)かなという印象ではありますが、全国大会での内容次第では1位指名に入ってくるかもしれません。彼の大車輪の活躍がない限り、亜細亜大の日本一は厳しいでしょう。
この山崎を除くと、指名確実と言える選手は殆どいなくなります。そんな中では、長友 昭憲(東海大)右腕などは注目される一人。173/87 と小柄なガッチリ型ながら、150キロ級のボールは一級品。東海大進学後は、殆どリリーフとして活躍してます。ただ今春順調さを欠いただけに、大学選手権で元来の投球ができるのかは微妙でしょう。いずれにしてもリリーフ候補として、中位以降で指名できそうなのか検討されそう。
左腕では、浜田 智博(九州産業大)投手が九州で最もプロに近い投手として注目されています。宮崎工業時代には甲子園も経験した左腕ですが、そのときに比べると球速も5キロぐらい上がっています。しかし今春ソフトバンクとのプロ・アマ交流戦の模様を見ましたが、その時は序盤から打ち込まれてプロレベル相手だとどうなのか?という疑問は残ります。あの時が悪すぎたのか、大学選手権でのピッチングが注目されます。あくまでも現状は、候補の一人という位置づけかと。
その他は大学からのプロ入りは微妙ですが、すでに下級生の時に全国大会で能力を示してきた 平田 晃基(道都大)右腕などは、変化球・制球力などの細かい部分での能力に物足りなさは感じますが、常時145キロ前後のストレートの勢いには魅力があります。
穴っぽいところでは、中島 彰吾(福岡大)右腕が150キロを記録するまでに成長しているということで、大会での投球が楽しみ。その他にも、酒居 知史(大体大)右腕や西山 勇弥(福井工大)投手などの好投手はいるが、ドラフト候補という匂いはしてこない。
(大学選手権4年生投手候補)
山崎 康晃(亜細亜大4年)投手 177/72 右/右 (帝京高校出身)
長友 昭憲(東海大学4年)投手 173/87 右/右 (東海大望洋出身)
浜田 智博(九州産大4年)投手 183/75 左/左 (宮崎工業出身)
平田 晃基(道都大学4年)投手 184/82 右/右 (白老東出身)
中島 彰吾(福岡大学4年)投手 178/76 右/右 (大牟田出身)
酒居 知史(大体大学4年)投手 175/75 右/右 (龍谷大平安出身)
西山 勇弥(福井工大4年)投手 179/75 右/右 (京都府立工出身)
こうやって4年生だけに着目してしまうと、今大会はやや物足りない面子だと言わざるえない。そんな中、下級生も含めると人材は悪くない。北のリーグからご紹介してゆくと
多和田 真三郎(富士大3年)右腕は、かつての伝説のスライダー投手・伊藤 智仁(ヤクルト)のような、深い重心の沈み込みから、140キロ台後半を連発する能力がある。中部商時代は、135キロ前後のまとまりのある投手だっただけに、ピッチングができる実戦力に加え、大学で大幅にパワーアップした感じ。状態の浮き沈みが激しいのが気になるが、好い状態で臨めれば来年の上位候補と位置づけられそう。
熊原 健人(仙台大3年)右腕は、178/76 とさほど体は大きくないものの、150キロを超えるスピードボールが売りで、大学選手権後の日米野球選考合宿である平塚合宿のメンバーに招集されている。
田中 正義(創価大2年)右腕も、186/89 と恵まれた体格を活かし、150キロを超えるボールを投げ込んで来る。この春急浮上してきたニュースター。
また六大学から 加藤 拓也(慶応大2年)右腕が、ずんぐりむっくりした体型ながら、パワー溢れる150キロ前後のボールを投げ込んでくる力投派。
また左腕では 濱口 遥大(神奈川大2年)左腕は、173/73 と上背はないものの140キロ台後半のボールを連発できる力がある。
そんな中スピードでは見劣るするものの投げっぷりの好い 桜井 俊貴(立命館大3年)右腕は関西を代表する好投手で、平塚合宿のメンバーに選出されている。
その他平塚合宿のメンバーからは漏れているものの、世代を代表する左腕・唐仁原 志貴(福岡大3年)左腕などの投球は来年のドラフト考える上では見逃せない。
そういった意味では、下級雨生も含めると見応えのあるメンバーが揃っており、150キロ台を記録できる可能性を持った選手が多数いることからも期待の持てる大会になりそうだ。
(大学選手権下級生候補)
多和田真三郎(富士大学3年)投手 181/72 右/右 (中部商出身)
熊原 健人(仙台大学3年)投手 178/76 右/左 (柴田出身)
田中 正義(創価大学2年)投手 186/89 右/右 (創価出身)
加藤 拓也(慶応大学2年)投手 175/80 右/右 (慶應義塾高出身)
濱口 遥大(神奈川大2年)投手 173/73 左/左 (三養基出身)
桜井 俊貴(立命館大3年)投手 181/71 右/右 (北須磨出身)
唐仁原 志貴(福岡大学3年)投手 184/75 左/左 (小林出身)
(投手編)
今大会のメンバーで、最も知名度・上位指名の可能性が高いのが、山崎 康晃(亜細亜大)右腕になります。山崎は下級生の頃は、リリーフで150キロ近い球を投げていました。しかし先発になると中背の体格から、ボールの物足りなさ・投球の浅さが垣間見られて物足りなさが否めませんでした。しかし今春はだいぶ先発投手らしくなり、球種・マウンド捌きにも変化が見られ、勝てる投手へと変貌しつつあります。現状は上位24名以内(2位指名以内)かなという印象ではありますが、全国大会での内容次第では1位指名に入ってくるかもしれません。彼の大車輪の活躍がない限り、亜細亜大の日本一は厳しいでしょう。
この山崎を除くと、指名確実と言える選手は殆どいなくなります。そんな中では、長友 昭憲(東海大)右腕などは注目される一人。173/87 と小柄なガッチリ型ながら、150キロ級のボールは一級品。東海大進学後は、殆どリリーフとして活躍してます。ただ今春順調さを欠いただけに、大学選手権で元来の投球ができるのかは微妙でしょう。いずれにしてもリリーフ候補として、中位以降で指名できそうなのか検討されそう。
左腕では、浜田 智博(九州産業大)投手が九州で最もプロに近い投手として注目されています。宮崎工業時代には甲子園も経験した左腕ですが、そのときに比べると球速も5キロぐらい上がっています。しかし今春ソフトバンクとのプロ・アマ交流戦の模様を見ましたが、その時は序盤から打ち込まれてプロレベル相手だとどうなのか?という疑問は残ります。あの時が悪すぎたのか、大学選手権でのピッチングが注目されます。あくまでも現状は、候補の一人という位置づけかと。
その他は大学からのプロ入りは微妙ですが、すでに下級生の時に全国大会で能力を示してきた 平田 晃基(道都大)右腕などは、変化球・制球力などの細かい部分での能力に物足りなさは感じますが、常時145キロ前後のストレートの勢いには魅力があります。
穴っぽいところでは、中島 彰吾(福岡大)右腕が150キロを記録するまでに成長しているということで、大会での投球が楽しみ。その他にも、酒居 知史(大体大)右腕や西山 勇弥(福井工大)投手などの好投手はいるが、ドラフト候補という匂いはしてこない。
(大学選手権4年生投手候補)
山崎 康晃(亜細亜大4年)投手 177/72 右/右 (帝京高校出身)
長友 昭憲(東海大学4年)投手 173/87 右/右 (東海大望洋出身)
浜田 智博(九州産大4年)投手 183/75 左/左 (宮崎工業出身)
平田 晃基(道都大学4年)投手 184/82 右/右 (白老東出身)
中島 彰吾(福岡大学4年)投手 178/76 右/右 (大牟田出身)
酒居 知史(大体大学4年)投手 175/75 右/右 (龍谷大平安出身)
西山 勇弥(福井工大4年)投手 179/75 右/右 (京都府立工出身)
こうやって4年生だけに着目してしまうと、今大会はやや物足りない面子だと言わざるえない。そんな中、下級生も含めると人材は悪くない。北のリーグからご紹介してゆくと
多和田 真三郎(富士大3年)右腕は、かつての伝説のスライダー投手・伊藤 智仁(ヤクルト)のような、深い重心の沈み込みから、140キロ台後半を連発する能力がある。中部商時代は、135キロ前後のまとまりのある投手だっただけに、ピッチングができる実戦力に加え、大学で大幅にパワーアップした感じ。状態の浮き沈みが激しいのが気になるが、好い状態で臨めれば来年の上位候補と位置づけられそう。
熊原 健人(仙台大3年)右腕は、178/76 とさほど体は大きくないものの、150キロを超えるスピードボールが売りで、大学選手権後の日米野球選考合宿である平塚合宿のメンバーに招集されている。
田中 正義(創価大2年)右腕も、186/89 と恵まれた体格を活かし、150キロを超えるボールを投げ込んで来る。この春急浮上してきたニュースター。
また六大学から 加藤 拓也(慶応大2年)右腕が、ずんぐりむっくりした体型ながら、パワー溢れる150キロ前後のボールを投げ込んでくる力投派。
また左腕では 濱口 遥大(神奈川大2年)左腕は、173/73 と上背はないものの140キロ台後半のボールを連発できる力がある。
そんな中スピードでは見劣るするものの投げっぷりの好い 桜井 俊貴(立命館大3年)右腕は関西を代表する好投手で、平塚合宿のメンバーに選出されている。
その他平塚合宿のメンバーからは漏れているものの、世代を代表する左腕・唐仁原 志貴(福岡大3年)左腕などの投球は来年のドラフト考える上では見逃せない。
そういった意味では、下級雨生も含めると見応えのあるメンバーが揃っており、150キロ台を記録できる可能性を持った選手が多数いることからも期待の持てる大会になりそうだ。
(大学選手権下級生候補)
多和田真三郎(富士大学3年)投手 181/72 右/右 (中部商出身)
熊原 健人(仙台大学3年)投手 178/76 右/左 (柴田出身)
田中 正義(創価大学2年)投手 186/89 右/右 (創価出身)
加藤 拓也(慶応大学2年)投手 175/80 右/右 (慶應義塾高出身)
濱口 遥大(神奈川大2年)投手 173/73 左/左 (三養基出身)
桜井 俊貴(立命館大3年)投手 181/71 右/右 (北須磨出身)
唐仁原 志貴(福岡大学3年)投手 184/75 左/左 (小林出身)
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