2014年大学選手権 三日目東京ドーム
2014/06/17|Category:未分類
今回の大学選手権レポートも、これが最終回(ドラフト候補総括と個別の寸評は別)。大会三日目の第二試合に東海大・第三試合に大体大が登場し、すべてのチームをご紹介する形になります。
大会三日目東京ドーム第二試合 東海大 VS 龍谷大
東海大の先発・吉田 侑樹(東海大仰星出身・3年)右腕は、立ち上がりから140キロ台を連発し、MAX147キロまで記録。しかしボールが上吊り、2回以降球筋が落ち着きはじめた。特にストレートは高め、変化球は低めのコンビネーションで、目線が定め難いのは打者にとって厄介。今季東海大の不動のエースになり、防御率 0.98 と抜群の安定感を示した。来年のドラフト候補として、期待したい。
また大学球界トップクラスの捕手である 大城 卓三(東海大相模出身・4年)は、この大会でも好守に存在感を示した。遊び球が殆どなく、ポンポンとストライクを先行させ有利な状況を意識したリード。キャッチングなどにも大きな欠点はなく、スローイングも1.8秒台前半と強肩もを兼ね備える。今季は、打率.447厘と打撃の才能も開花。これまで双子の兄 大城 建三(4年)一塁手の方が打撃センスを感じさせていたが、今シーズンは対照的なシーズン(兄は.280厘)となった。これだけアピールできたのだから、上位指名じゃないと社会人とか言わなければ、何処かしらから指名されるのではないのだろうか?
東海大の野手では、4番の 常道 翔太(東海大菅生出身・4年)中堅手が、右に左に強い打球が飛ばせるのが特徴。ただし、膝が硬いのか低めへの変化球を苦手にしているのではないのだろうか? その辺は、もう何試合か見て見極めて行きたいポイント。いずれにしても、社会人に進むことになりそう。
またこの試合ではないが、同じ4年生で注目の 長友 昭憲(東海大望洋出身・4年)右腕は、今大会1試合しか登板しなかった。しかし球速は140キロ前半止まりで、持ち前の150キロ級のボールは披露できず。順調さを欠いたシーズン同様に、選手権でも調子をあげることができなかった。秋によほどアピールできない限りは、彼も社会人に進むことになりそうだ。
吉田 侑樹(東海大3年)投手 187/79 右/右
長友 昭憲(東海大4年)投手 173/87 右/右
大城 卓三(東海大4年)捕手 187/86 右/左
大城 建ニ(東海大4年)一塁 186/85 右/左
常道 翔太(東海大4年)中堅 185/89 右/右
大会三日目東京ドーム第三試合 大体大 VS 立命館大
大体大の先発は、今年の関西を代表する好投手・酒居 知史(龍谷大平安出身・4年)右腕。175/75 と中背の体格ながら、常時130キロ台後半~140キロ台前半。しかしその球速以上に、打者の手元でボールが来る感じがする。そういった意味では、大体大の先輩である 宮川 将(楽天)投手の大学時代と比べても、ストレートでは上を行くだろう。ただし宮川に比べると、ボール全体が高い。それもストレートだけでなく、スライダーやチェンジアップなどの変化球もやや高いのはどうだろうか? 短いイニングなら面白いかな?と思ったが、この辺をもう少し改善しないと、プロとしてはどうだろう。そういった意味では、やはり社会人で実戦力を更に高めたい。
立命館では、急遽登板し試合を作った 東 克樹(愛工大名電出身・1年)左腕の好投が光った。オーソドックスなフォームから、130キロ台後半のストレートとスライダーのコンビネーションで安定。170/70 と体は大きくはないが、正統派のサウスポーで、いずれは立命館の先発として活躍して行きそう。
野手では、先頭打者ホームランを魅せた 庄司 哲徳(大体大・2年)三塁手など、もう少し詳しく見てみたいと思わせる選手だった。塁間も4.05秒前後と俊足で、中々の好打者ではないのだろうか。
酒居 知史(大体大4年)投手 175/75 右/右
庄司 哲徳(大体大2年)三塁 177/73 右/左
東 克樹(立命館大1年)投手 170/70 左/左
レポートとしてはこれが最終回となるが、まだ大会3日目の神宮の模様、準決勝・決勝 の模様と詳しく確認していないので、確認次第何か目新しいものがあれば、補足しておきたい。
大会三日目東京ドーム第二試合 東海大 VS 龍谷大
東海大の先発・吉田 侑樹(東海大仰星出身・3年)右腕は、立ち上がりから140キロ台を連発し、MAX147キロまで記録。しかしボールが上吊り、2回以降球筋が落ち着きはじめた。特にストレートは高め、変化球は低めのコンビネーションで、目線が定め難いのは打者にとって厄介。今季東海大の不動のエースになり、防御率 0.98 と抜群の安定感を示した。来年のドラフト候補として、期待したい。
また大学球界トップクラスの捕手である 大城 卓三(東海大相模出身・4年)は、この大会でも好守に存在感を示した。遊び球が殆どなく、ポンポンとストライクを先行させ有利な状況を意識したリード。キャッチングなどにも大きな欠点はなく、スローイングも1.8秒台前半と強肩もを兼ね備える。今季は、打率.447厘と打撃の才能も開花。これまで双子の兄 大城 建三(4年)一塁手の方が打撃センスを感じさせていたが、今シーズンは対照的なシーズン(兄は.280厘)となった。これだけアピールできたのだから、上位指名じゃないと社会人とか言わなければ、何処かしらから指名されるのではないのだろうか?
東海大の野手では、4番の 常道 翔太(東海大菅生出身・4年)中堅手が、右に左に強い打球が飛ばせるのが特徴。ただし、膝が硬いのか低めへの変化球を苦手にしているのではないのだろうか? その辺は、もう何試合か見て見極めて行きたいポイント。いずれにしても、社会人に進むことになりそう。
またこの試合ではないが、同じ4年生で注目の 長友 昭憲(東海大望洋出身・4年)右腕は、今大会1試合しか登板しなかった。しかし球速は140キロ前半止まりで、持ち前の150キロ級のボールは披露できず。順調さを欠いたシーズン同様に、選手権でも調子をあげることができなかった。秋によほどアピールできない限りは、彼も社会人に進むことになりそうだ。
吉田 侑樹(東海大3年)投手 187/79 右/右
長友 昭憲(東海大4年)投手 173/87 右/右
大城 卓三(東海大4年)捕手 187/86 右/左
大城 建ニ(東海大4年)一塁 186/85 右/左
常道 翔太(東海大4年)中堅 185/89 右/右
大会三日目東京ドーム第三試合 大体大 VS 立命館大
大体大の先発は、今年の関西を代表する好投手・酒居 知史(龍谷大平安出身・4年)右腕。175/75 と中背の体格ながら、常時130キロ台後半~140キロ台前半。しかしその球速以上に、打者の手元でボールが来る感じがする。そういった意味では、大体大の先輩である 宮川 将(楽天)投手の大学時代と比べても、ストレートでは上を行くだろう。ただし宮川に比べると、ボール全体が高い。それもストレートだけでなく、スライダーやチェンジアップなどの変化球もやや高いのはどうだろうか? 短いイニングなら面白いかな?と思ったが、この辺をもう少し改善しないと、プロとしてはどうだろう。そういった意味では、やはり社会人で実戦力を更に高めたい。
立命館では、急遽登板し試合を作った 東 克樹(愛工大名電出身・1年)左腕の好投が光った。オーソドックスなフォームから、130キロ台後半のストレートとスライダーのコンビネーションで安定。170/70 と体は大きくはないが、正統派のサウスポーで、いずれは立命館の先発として活躍して行きそう。
野手では、先頭打者ホームランを魅せた 庄司 哲徳(大体大・2年)三塁手など、もう少し詳しく見てみたいと思わせる選手だった。塁間も4.05秒前後と俊足で、中々の好打者ではないのだろうか。
酒居 知史(大体大4年)投手 175/75 右/右
庄司 哲徳(大体大2年)三塁 177/73 右/左
東 克樹(立命館大1年)投手 170/70 左/左
レポートとしてはこれが最終回となるが、まだ大会3日目の神宮の模様、準決勝・決勝 の模様と詳しく確認していないので、確認次第何か目新しいものがあれば、補足しておきたい。
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