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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2014年 都市対抗レポート4
大会3日目第一試合 富士重工 VS セガサミー

富士重工の先発は、小野 和博(23歳・桐蔭横浜大出身)右腕とセガサミーの先発は、横田 哲(22歳・上武大出身)左腕の、ルーキー対決に。二人共に、大学球界を代表する好投手だったので、一年目からチームの主戦になることはあらかじめ予想できていた。特に二人に大きな変化は感じられなかったのだが、大学時代の無双ぶりを知るものからすると、もう少し横田が社会人でも圧倒的な投球をするかなと思ったが、そうでもないなというのが予選も含めての印象。それでも東京都予選では、4試合を投げて 防御率 0.51 だから文句なしの安定感ではあったのだが。二人ともに、来年の候補?と言われると微妙で、このままチームの看板選手への道を歩むことになるかもしれない。

小野が2失点・完投したので、この日の富士重は他に気になる選手はいなかった。セガサミーでは3番手に 赤間 謙(24歳・東海大出身)右腕が登板し、140キロ台中盤の球を連発するも、甘い球も多く痛打された。東海大時代に比べると、150キロ近い速球でガンガンゆくピッチングスタイルから、少し肘を下げて140キロ台中盤でもナチュラルシュートさせるような癖のある球筋に変化。その分打者としては、嫌らしさを感じるようになったのではないのだろうか。変化球は、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるも、要所で甘くなり痛打を浴びた。いずれにしても、ドラフト指名となると、まだ詰めの甘さを残す。

同じく補強で登板した 大久保 匠(24歳・明大出身)右腕は、体重移動滑らかなフォームから、MAXで143キロぐらいの球速と平均的。しかし伸びるのある真っ直ぐの球質がよく、多少甘くても打者が振り遅れたり、空振りを奪えるのは魅力。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、コーナーにうまくコントロールされている。派手さはないが実戦的で、指名の話が出てきても不思議ではないぐらいに成長している。2回を打者6人・無安打・2三振での完璧なリリーフだった。

大会3日目第二試合 JR東日本東北 VS 大阪ガス

この試合で目立ったのは、3安打ずつを放った両チームの捕手。NTT西日本からの補強されマスクを被った 戸柱 恭孝(24歳・駒大出身)捕手。普段はそれほど打撃でアピールするタイプではないのかもしれませんが、ライトへのホームランや勝ち越しとなるタイムリーを放つなど、この日は打撃でアピール。

捕手としても体を小さく屈め、フットワーク・キャッチング・リードとバランスがとれた好捕手。捕手ながら補強されスタメンマスクを被っているのは、この選手のディフェンス力を高く評価しているからだろう。駒大時代から好捕手として知られていたが、地味ながら実力はある選手で、条件次第ではドラフト指名して来る球団が出てくるかもしれない。

JR東日本東北の 園部 優也(23歳・東日本国際大出身)捕手は、ルーキーながら堂々としたプレーぶりで信頼を集めた。こちらも東日本国際大から知られた存在で、私も何度かレポートしたことのある選手。ただドカッと座って、小手先でプレーしたがる傾向が強く、その点でドラフト候補としてはどうだろうか?こちらは、スタメンで3番を任されるように、打てる捕手としての評価も高い。予選でも、打率.429厘 と活躍。今後も、チームを長く支えてゆく存在になりそう。

大阪ガスは早くも大会二度目の登場で、前回の試合で登板がなかった 猿渡 眞之(21歳・飯塚出身)右腕が登場。福岡の飯塚高校時代から、県下屈指の好投手と評判。3年夏は最後バテバテだったが、今はだいぶ逞しくなってきた。

173/73 と小柄ではあるが、ベース板の前まで勢い・球威の落ちない常時145キロ前後(MAX146キロ)のストレートは見応え充分。スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるが、絶対的なボールがないのが惜しい。短いイニングならば面白い存在ではあるが、プロとなると何か武器が欲しい。それでも気持ちも強い選手なので、勝負どころでの投げっぷりの良さは光った。

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