好投手続々!
2009/04/04|Category:観戦記
本当は、昨日が休日で当初観戦予定だったのですが、事情により今日に変更。そこで一体何処の会場に足を運ぼうかと、いろいろ検討(関西も考えておりました)。その結果、近場の神宮球場で行われる六大学VS社会人対抗戦、そして隣の神宮第二球場で行われいる春季東京大会を覗くことに致しました。結果としては、想像以上に収穫がありました。今回は長くなるので、2回に分けてレポートを行います。
この六大学VS社会人対抗戦と言うのは、六大学開幕直前の週に行われるので、各選手が社会人相手に、最後の調整登板をして来る交流戦です。そのため両チームの投手が、めまぐるしく変わるので、一通りの有力どころを網羅出来るメリットがある試合でもあります。
まず私は、この交流戦が行われる1時間前に始まっていた神宮第二球場の駒沢大高校VS豊南との試合を観に行きました。特にお目当ての選手がいたわけではないのですが、駒沢大高校のエース・角匠(3年)投手は、120キロ台後半~MAX84マイル(134.4キロ)を記録するなど、適度にまとまった投手で、速球のスピードもソコソコある投手でした。ただフォームの力の入れ加減がわかっていなく、まだまだこれからの投手なのかなと思いました。相手の豊南のエース・江原裕康(3年)投手も、125~130キロぐらいの速球を投げており、けして悪い投手ではありませんでした。特に角投手は、大学などに進んで野球を続けて行く可能性もあるのかなと思いながら観ておりました。夏までの更なる成長を期待したいところです。
この試合を少し観た後、神宮に移動して早稲田大VSJFE東日本の試合を観戦致しました。早稲田の先発は、お馴染みのハンカチ王子こと斉藤佑樹(3年)投手。今日は、常時130キロ台後半~MAX144キロの速球に、スライダー・チェンジアップ・フォークなどを織り交ぜる内容でした。私のガンでは、MAX88マイル(140.8キロ)が最高で、今日の神宮はスポニチ大会の時と違い2~6キロ程度、甘く感じられました。今年の神宮のガンは厳しめと言うのは、開幕前に見事に覆されてしまいました(笑)。細かい数字が算出出来たら、お教えしたいと思います。
しかし今日の斉藤は、細かい制球力に苦しむなど調子はイマイチ。速球には角度が感じられたものの、力で相手を圧倒出来ない物足りなさが残りました。投球テンポ・天性の危険回避能力はさすがでしたが、少々この時期の投球だけに、不安を残す内容でした。
JFE東日本の先発は、土谷和尊(24歳・千葉英和出身)投手。130キロ台前半の速球(MAXは138キロか?)はイマイチでしたが、チェンジアップが非常に早稲田打線に有効でした。2番手は、スポニチ大会でもチェックした福井良輔(25歳・国際武道大)左腕。スポニチ大会では、球威・球速不足を指摘するも、今日は130キロ台後半~MAX143キロまで記録。結構力強い速球を魅せておりましたが、私のガンでは86,87マイル程度とそれほどでもなかったです。今日は球速があったものの、もう一つスクリューを上手く生かしたりすることが出来ず、微妙な制球力に苦労したのかなと言う印象でした。引き続き、一年間継続して注目してみたいと思います。
早稲田の2番手は、ドラフト候補の松下健太(4年 明徳義塾出身)投手。もうフォームは、完全にオーバースローのそれとなっております。少し球を押し出すようなフォームで、身体も前に突っ込み気味。球速も常時140キロ前後(MAX142キロ)程度で、球威がないので、甘いところに入ると心配。変化球もスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるも、今日の内容だとドラフトもどうなのかな?と言う印象を受けました。
また早稲田の3番手は、福井優也(3年 済美出身)投手。巨人の指名を蹴って早大入り(一浪の後)するも、まだまだ分厚い早稲田投手陣では図抜けた存在ではありません。しかし今日も147~149キロぐらいを連発(私のガンでもMAX92マイル 147.2キロ)し、その速球の威力には非凡なものを感じさせてくれます。変化球は、スライダーとのコンビネーション。牽制・クィックなどは非常に上手いのですが、制球が悪く、球がみんな高めに集まるのが課題でしょうか。
JFE東日本は、3番手にルーキーの須田幸太(早稲田出身)投手が登板。大学4年時からの不調からは完全に立て直し、常時140~MAX144キロの速球など、実に小気味の良い投球を披露。テンポ・制球などよくまとまっておりました。こうやってみると、来年は候補として上がって来るのかなと思いました。今まで観た彼の投球では、一番だったのではないのでしょうか。
また両チームの打者で一番目立っていたのは、2年目の大澤裕介(24歳・法大出身)左翼手。元々走力・守備力などはソコソコあったものの、打撃の粗さに課題がある選手でした。チームの5番を担い、今日はレフトスタンドへの本塁打を含む文句なしの鋭い打球で3安打。野球への意識・集中力もあり、ドラフト候補としてマーク出来る程の内容でした。今後の試合でも、ぜひ注目して頂きたいと思います。
この他にも注目の選手目白押しで、150キロ台連発(MAX153キロを記録)する投手まで現れる始末。そのレポート第二弾は、また明日!
この六大学VS社会人対抗戦と言うのは、六大学開幕直前の週に行われるので、各選手が社会人相手に、最後の調整登板をして来る交流戦です。そのため両チームの投手が、めまぐるしく変わるので、一通りの有力どころを網羅出来るメリットがある試合でもあります。
まず私は、この交流戦が行われる1時間前に始まっていた神宮第二球場の駒沢大高校VS豊南との試合を観に行きました。特にお目当ての選手がいたわけではないのですが、駒沢大高校のエース・角匠(3年)投手は、120キロ台後半~MAX84マイル(134.4キロ)を記録するなど、適度にまとまった投手で、速球のスピードもソコソコある投手でした。ただフォームの力の入れ加減がわかっていなく、まだまだこれからの投手なのかなと思いました。相手の豊南のエース・江原裕康(3年)投手も、125~130キロぐらいの速球を投げており、けして悪い投手ではありませんでした。特に角投手は、大学などに進んで野球を続けて行く可能性もあるのかなと思いながら観ておりました。夏までの更なる成長を期待したいところです。
この試合を少し観た後、神宮に移動して早稲田大VSJFE東日本の試合を観戦致しました。早稲田の先発は、お馴染みのハンカチ王子こと斉藤佑樹(3年)投手。今日は、常時130キロ台後半~MAX144キロの速球に、スライダー・チェンジアップ・フォークなどを織り交ぜる内容でした。私のガンでは、MAX88マイル(140.8キロ)が最高で、今日の神宮はスポニチ大会の時と違い2~6キロ程度、甘く感じられました。今年の神宮のガンは厳しめと言うのは、開幕前に見事に覆されてしまいました(笑)。細かい数字が算出出来たら、お教えしたいと思います。
しかし今日の斉藤は、細かい制球力に苦しむなど調子はイマイチ。速球には角度が感じられたものの、力で相手を圧倒出来ない物足りなさが残りました。投球テンポ・天性の危険回避能力はさすがでしたが、少々この時期の投球だけに、不安を残す内容でした。
JFE東日本の先発は、土谷和尊(24歳・千葉英和出身)投手。130キロ台前半の速球(MAXは138キロか?)はイマイチでしたが、チェンジアップが非常に早稲田打線に有効でした。2番手は、スポニチ大会でもチェックした福井良輔(25歳・国際武道大)左腕。スポニチ大会では、球威・球速不足を指摘するも、今日は130キロ台後半~MAX143キロまで記録。結構力強い速球を魅せておりましたが、私のガンでは86,87マイル程度とそれほどでもなかったです。今日は球速があったものの、もう一つスクリューを上手く生かしたりすることが出来ず、微妙な制球力に苦労したのかなと言う印象でした。引き続き、一年間継続して注目してみたいと思います。
早稲田の2番手は、ドラフト候補の松下健太(4年 明徳義塾出身)投手。もうフォームは、完全にオーバースローのそれとなっております。少し球を押し出すようなフォームで、身体も前に突っ込み気味。球速も常時140キロ前後(MAX142キロ)程度で、球威がないので、甘いところに入ると心配。変化球もスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるも、今日の内容だとドラフトもどうなのかな?と言う印象を受けました。
また早稲田の3番手は、福井優也(3年 済美出身)投手。巨人の指名を蹴って早大入り(一浪の後)するも、まだまだ分厚い早稲田投手陣では図抜けた存在ではありません。しかし今日も147~149キロぐらいを連発(私のガンでもMAX92マイル 147.2キロ)し、その速球の威力には非凡なものを感じさせてくれます。変化球は、スライダーとのコンビネーション。牽制・クィックなどは非常に上手いのですが、制球が悪く、球がみんな高めに集まるのが課題でしょうか。
JFE東日本は、3番手にルーキーの須田幸太(早稲田出身)投手が登板。大学4年時からの不調からは完全に立て直し、常時140~MAX144キロの速球など、実に小気味の良い投球を披露。テンポ・制球などよくまとまっておりました。こうやってみると、来年は候補として上がって来るのかなと思いました。今まで観た彼の投球では、一番だったのではないのでしょうか。
また両チームの打者で一番目立っていたのは、2年目の大澤裕介(24歳・法大出身)左翼手。元々走力・守備力などはソコソコあったものの、打撃の粗さに課題がある選手でした。チームの5番を担い、今日はレフトスタンドへの本塁打を含む文句なしの鋭い打球で3安打。野球への意識・集中力もあり、ドラフト候補としてマーク出来る程の内容でした。今後の試合でも、ぜひ注目して頂きたいと思います。
この他にも注目の選手目白押しで、150キロ台連発(MAX153キロを記録)する投手まで現れる始末。そのレポート第二弾は、また明日!
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