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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2015年(2) JR東日本 VS DeNAベイスターズ
今年2戦目の観戦は、地元横須賀で行われた JR東日本とDeNAベイスターズ二軍との、プロアマ交流戦でした。

この試合の注目は、個人的にも今年の社会人で一番評価している 関谷 亮太(24歳・明大出身)右腕の登板でした。関谷は2回ぐらいまではボールも甘く、結構危うい投球。しかし三回ぐらいから、徐々に変化球とのコンビネーションが冴え出します。球速は、常時135~MAX141キロぐらいで、私のガンでも88マイル(140.8キロ)ぐらいまででした。そのためボールのそのものの勢い・キレはイマイチ。まだまだ寒い時期だというのもありますが、もう少しストレートが来て欲しいなぁというのが率直な感想。大舞台である都市対抗予選・本戦で、140キロ台中盤ぐらいを連発できるまで引き上げられるかが、一つ評価のポイントではないのでしょうか。

変化球は、カーブが大きなアクセントになり、曲りながら落ちるスライダー・チェンジアップ・それに追い込むとフォークで空振りが誘えます。ただし大学4年の日米野球の頃に有効だったカーブなどは、プロレベルだと結構当てられてしまうなという印象は受けます。それでも厳しいところをついたり、ゲームメイクできる投球術もあるので、この時期の二軍打者相手ならば、速球がイマイチでも抑えられる投球術があります。特に追い込んでフォークを投げればという、確かなフィニッシュボールがあるのは彼の最大の強味。この日一番関心したのは、圧倒的な武器になったフォークに依存しすぎない投球を心がけていたこと。カーブ・スライダー・チェンジアップなどで的を絞らせないようにしつつ、必要なところでのみフォークを使ってしっかり仕留めることが出来ていた点です。先発での起用を考えるならばこのことが何より大事で、そのことにしっかり気づいた投球が出来たことは大変今後に向けて明るい材料。あとは、ストレートの球速・質の向上をいかに高めて行けるかでしょう。それが出来れば1年目から先発で、10勝前後を期待できる力はある充分あると思います。

打線に関しては、とくに目を惹く選手はおらず。試合は、なんとなくスポニチ大会のような、まったりした雰囲気のまま進みます。もう一人見たかった 東條 大樹(青学大)右腕は、前日先発していたということでブルペンにも入らず。

最後にルーキーの 田嶋 大樹(佐野日大出身)左腕が登場。プロ志望届けを提出していれば、上位指名確実だった投手です。登場した8回には、いきなり左打者を三者連続三振。9回には、ヒット2本を浴びながらも、無失点に抑えます。高校時代よりも、若干腕の位置が上がった感じのフォームに。相変わらずボールが暴れるのと、スライダー・チェンジアップなどの変化球の精度・キレはもうひとつ。それでもストレートに関しては、殆どの打者が振り遅れるか空振りしており、プロ打者をも圧倒していたところには好感が持てます。球速も常時140キロ台~MAX144キロ。スポニチ大会でも、登板すれば注目を浴びることでしょう。まだまだ課題も多いのですが、3年後には1位指名でプロ入りして欲しい選手。最後にこういった選手も確認でき、収穫のある試合となりました。上位指名級のコンビネーションとボールの威力を間近で見ることで、今後選手を見るときの ものさし となる投球だったと思います。スポニチ大会では、東條の登板を確認できればと思いますし、田嶋が話題になることは必死だと考えられます。
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