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スポニチ大会三日目・JX-ENEOS VS ヤマハ
スポニチ大会三日目の模様を動画に撮って頂き、それを参考にさせて頂いてレポートさせてもらっています。横浜スタジアム第ニ試合の模様を、今回もレポート致します。

JX-ENEOS VS ヤマハ

ヤマハの先発・戸狩 聡希(25歳・常葉学園菊川出身)左腕は、球速こそ135~後半ぐらいだと思われるものの、ボールが手元でキレて、打者が差し込まれていた。変化球は、左腕らしい大きなカーブ・チェンジアップ・スライダーなどで、常にストライク先行で、自分の有利な状況で投球出来たいたことは好感。コントロールも安定しており、すっかり社会人レベルでも、安定して力を発揮できるまでに成長している。ただしこのチームは、上位指名じゃないと選手を放出しない方針のようなので、下位で面白そうとか、そういった指名は中々できないのではないのだろうか。しかしながら、実戦的な左腕として今後も気にしてみたい一人。

ENEOSの先発は、ルーキーの高梨 雄平(23歳・早大出身)左腕。球速は、135~140キロ前半ぐらいも、戸狩よりもグッと手元まで来る感じの球威と勢いが感じられる。その反面は、コマンドという意味では、戸狩よりアバウトに感じられた。変化球は、カーブ・スライダー・それにチェンジアップだかフォーク系の球もありそう。大学時代は、まとまった好投手タイプで面白味をあまり感じなかったが、今後はもう少し注目してみようかなと思わせる内容。来年に向けて、何処まで力を伸ばせるのか注目したい。インコースを突いて、バットをへし折るようなイメージは、今までの高梨には感じられなかった力強さだった。

ENEOSの3番手・尾田 佳寛(24歳・東京国際大出身)右腕は、常時145キロ前後を出せるスピード能力と勢いには見応えはある。ゆったりとしたモーションから、ピュッと腕を振ってくることでギャップを生み出せるようになったのは工夫の証。しかし元々合わされやすいフォームなので、ランナーを出すと、このゆったりとした投球が出来ないために、打者からより捉えられやすくなる。スライダー・チェンジアップ系の変化球も悪くないのだが、打たれ出すと止まらない。その辺の創意工夫が、都市対抗の時期までに見られるか。もう少し暖かくなれば、150キロの王台も見えてきそうではあるのだが・・・。

ヤマハでは、フェリペ・ナデル(26歳・カントリーキッズ高出身)右腕を、今年はクローザーとして起用。ナデルは先発だと、135~140キロ前半ぐらいのボールで、変化球を織り交ぜ 九里 亜蓮(広島)のような、淡々とイニングを刻んでくる印象がある。

しかしこの日のリリーフぶりをみると、球速こそ145~後半ぐらい出ていたが、かなり球筋が乱れる荒れ球傾向に。ボールの質も球威型なので、空振りを誘うというよりは詰まらせて討ち取るタイプ。元来もう少し変化球も使える投手のはずだが、殆どストレートで押していた。この投手こそ、暖かくなれば150キロも記録しそうだが、あまり三振を奪えないタイプだけに、クローザーとしてはどうだろうか? 

野手では、ヤマハの2年目・前野 幹博(20歳・PL学園出身)三塁手がホームランを放つなど、社会人の水にも馴れてきた印象。社会人では数少ない、高卒の強打者タイプだけに、今後も順調に育ってゆくのか注目したい。

(試合を振り返って)

ヤマハは決勝リーグでの試合も少し観たが、投げている投手が違ったので新鮮味があった。またENEOSも今年はじめてであり、ひと通り見られたことは収穫。あとは、ドラフト候補である 船本 一樹(24歳・法大出身)右腕と江口 昌太(21歳・鹿児島工業出身)右腕を、大学JAPANとの試合で確認出来ればと思っています。

今後誰に注目して観てゆくのか目星がつき、今後の活動の大いに参考になる2試合でした。プロなんかに比べると、どうしてもこの時期の社会人は、まだ仕上がり8分という感じで物足りません。その辺も加味して、都市対抗の時期までにどのぐらい上積みが観られるのか、考えながら観られればと思います。
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