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2015年 (18) 関東選抜リーグ初日
けして主要な大会ではないのですが、関東の社会人チームを都市対抗前にひと通り網羅するためには重要な大会となる関東選抜リーグ。その試合が、今日横浜スタジアムで始まりました。特にスポニチ大会で観られなかったチームや選手を中心に、ここでおさえて行きたいと思います。今日は、第二試合序盤で体調悪化もあり退出。元第ニ試合の出場選手次第でと思っていたので、特にそれによって観戦が変わったということはありません。

第一試合 セガサミー VS 東芝

実はこの2チーム。今年見るのは初めて。東芝の先発は、大卒2年目の 櫻井 義之介(日体大出身‥23歳)右腕。金沢高校時代から186センチの長身右腕として観てきた投手ですが、だいぶ無駄が取れたフォームになっていました。今までは、どうしても大きな身体を持て余し気味の印象。しかし今は、非常に余分なものが取れ、オーソドックスな本格派になっています。

球速は、ハマスタのガンでコンスタントに140キロ台を越えており、MAXで143キロぐらいでしたっけね?まずまずのボールを投げていました。変化球は、カーブ・スライダー・フォークなどひと通りあります。特に何かが良いというタイプではありませんが、全体的に大学時代に比べレベルアップしています。逆にこの身体ですから、リリーフで思っきり投げたら、どのぐらいのボールを投げるのか?という期待は抱けます。今後も見る機会があったら、注目してみたいと思わせる内容。

セガサミーの先発は、大卒4年目の 松永 大介(上武大出身・26歳)右腕。過去適齢期に何度かここでも紹介したと思いますが、独特の担ぐようなフォームから、ハマスタのガンで130キロ台後半程度でも、ピュッと来る感じはしました。横滑りするスライダー・チェンジアップ・フォークなど、的を絞らせない投球が持ち味。ボールはピュッと来る感じだけでなく、微妙に動いたりして掴みどころがありません。結局今日は、東芝打線を1安打完封してしまいます。特に何か変わったという感じではなかったので、上手くハマったのかなという気は致します。リリーフだと、140キロ台中盤ぐらいまで出せる力もあります。

今日気になったのは、社会人2年目の 谷岡 竜平(成立学園出身・19歳)右腕のボールが非常に良くなっていたこと。ハマスタのガンでも、常時145キロ前後(MAX147キロ)を記録し、手元までしっかり来る感じのストレートは、この日投げたどの投手よりも勢いを感じました。しかしセンター前のヒット・ライト前にフラフラと落ちる不運なヒットを打たれたところで交代。もう少し、じっくり観てみたかった気は致します。ストレートの勢いは確かなので、ランナーを背負った時にどのような引き出しがあるのか観てみたかったですね。それでも来年の候補として、マークしてみたい一人。

また昨年散々見たくて観られなかったルーキーの 福本 翼(青学大出身・23歳)左腕も登場。こちらは130キロ台中盤ぐらいの技巧派ですが、内角の球を左打者にスコーンと長打を食らうあたりに、プロとしての球威・球速不足は感じます。技巧派でそれなりにピッチングのできる投手ですが、来年までに上積みがあるのか気になります。

セガサミーでは、ルーキーの 須田 凌平(23歳・立正大出身)捕手のスローイングが気になりました。強肩かつキャッチングもまずまずで、谷岡の140キロ台中盤の球もセンターにはじき返すなど、来年に向けてちょっと気になる捕手。これからセガサミーの試合がある時は、注目してみたいですね。

第二試合 HONDA VS 日立製作所

HONDAは、スポニチ大会に何試合か見ていますが、日立は今年初めて。しかし注目の 猿川 拓朗(東海大出身・24歳)右腕の登板はなさそうなので、両チームの打者一巡を見たところで帰ることに。ドラフト候補の 石橋 良太(拓大出身・24歳)右腕は先発しましたが、スポニチの時同様に、ボールの芯に力が物足りないボールを投げており、その辺はあまり変わっていませんでした。

球速は130キロ台後半~MAX144キロ。両サイドに散らすコントロールがありますし、それなりに試合をまとめる力はあります。130キロ台のカットボールを中心にカウントを取り、スライダー・ツーシーム・カーブなど織り交ぜますが、様々なバリエーションを魅せるスライダーのコンビネーションは今日はあまり観られず。悪い投手ではないのですが、プロの一軍となるとどうなのかな?という印象は否めません。都市対抗予選・本選でもエース級の立場でしょうから、そのときにどのぐらいのピッチングを魅せるか。個人的には、ボーダーレベルの投手との印象を受けました。

日立は、あまりイキの良い若手の出場も乏しく、新鮮味がありません。今後も猿川目当てに何度か足を運ぶと思いますので、その時にもう少しじっくり観てみたいですね。唯一の心残りは、今年の調子の良い 吉越 亮人(法大出身・26歳)左腕が、最後投げたということ。HONDAの関東選抜リーグで南関東に登場するのはこれが最後だっただけに、ちょっと彼のチェックを出来ないまま春が終わってしまったのは残念でした。左腕で140キロ台中盤できる存在だけに、26歳ですがひょっとすると指名がということもあるかもしれません。

私はハマスタのスピードガン使用禁止を勧告されている人間なので、あえてこの球場ではガンはかざしません(特に問題はないと思いますが)。しかし近くのスカウトのガンなどを見ていると、4~6キロぐらいは速く表示されているようで、大田ほどとは言わないまでも、あの数字をあまり鵜呑みしない方が良いのかなという気は致しました。

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