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2015年(50) 常総学院 VS 取手松陽
今年の茨城は、注目の選手が沢山いる。そんな中、個人的には昨年から気になっていたのが、内村 悠斗(取手松陽3年)右腕。昨夏も準決勝まで勝ち上がり、まだ線は細かったものの、角度のあるボールには可能性が感じられ、ビシッとしてくれば面白いのではないかとマークしていた一人。夏の予選でもスカウトが集結するなど、注目度の高さは本物だ。

常総学院 VS 取手松陽

私が試合会場に着いた時は、まさに試合開始直前。土浦の球場は、すでに球場最上段でも立ち見の状況。たまたま最上段の席で大きな日傘をさしていた人の後ろが、見えないらしく空いていた。私はその後ろに、いつも持参する折りたたみイスを広げ、その日陰の恩恵をこうむって見られた。これほど、折りたたみイスが重宝したと思えた瞬間はない。

さてお目当てのは、内村 悠斗(取手松陽3年)右腕は、相変わらず手足の長い細身の投手体型。球速は常時135キロ前後~MAXで138キロぐらい。私のガンでは、86マイル(137.6キロ)まで記録。球持ちが好いせいか?角度のある球筋のせいかわからないが、打者がピュッと差し込まれ振り遅れている。球威・球速は感じないが、そういった球質の良さは目立つ。

変化球は、カーブ・縦に独特に沈むスライダー・横滑りのスライダーを投げ分け、その他にフォークだかチェンジアップ系のボールもあるように見える。腕の振りの良さから、変化球が独特で面白い。更に見分けが難しいので、打者は思わず振ってしまう良さもある。

コントロールも繊細な出し入れこそできないが、両サイドに散らすことができ、時々高めに浮いた球を痛打がある程度。クィック・牽制なども基準レベルであり、バッティング含めて筋の好い選手。

現状線が細く、大学タイプかなという印象で、昨夏に比べてもそれほど伸びていないのが気になるところ。ただしその筋の良さを買って、育成あたりならば育ててみたいと思う球団が出てきても不思議ではない。個人的には「旬」だとは思わないが、プロの指導者・環境で育成したら、大化けしても不思議ではない。現状物足りないが、面白味は感じさせる選手だった。

選抜以降プロからも注目されてきた 宇草 孔基(常総学院3年)二塁手を生で観戦。非凡なミートセンスと上のレベルでも面白い走塁が魅力の選手だが、やはり高卒プロという凄みが感じられない。課題だった二塁守備も、球際で弱さを魅せるなど相変わらず。自慢の打撃も、私が確認した3打席では、セカンドライナー・四球・ピッチャーゴロも光るものは感じられなかった。まずは、中央の大学に進んで、プロ入りはそれからでも遅くないのではというのが率直な感想。

取手松陽では、川村 文耶(3年)一塁手も、高校通算30本塁打以上の強打者のようでしたが、特に気になるものはありませんでした。むしろ背番号11を付けた 古田島(2年)右翼手という選手の方が、ライトからの返球で刺したりして、MAX138キロの片鱗を見せてくれたりと気になる選手でした。

常総学院もこの試合を観る限り、今年は茨城で突出して強いという感じはしないので、何処かに足元をすくわれてもおかしくはない。しかし試合の方は、延長戦の末、常総が勝ったそうです。

土浦は、上野から1時間ぐらいで常磐線で着きますし、駅からも徒歩10分程度の距離。茨城大会でも、都心から比較的に容易に行ける場所にはあります。逆にそれ以外の会場に行くには覚悟がいる場所ばかりなので、なかなか足が伸ばしづらい県ではあります。今年はすでに、注目度NO.1の 綾部 翔(霞ヶ浦)右腕も見られているので、足を運ぶのはこれが最後になりそうです。

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