東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2015年 (54)(55) 静岡大会レポート
前日、諸事情で青森遠征ができなかった管理人。この悔しさを糧に、日帰り遠征を敢行して参りました。場所は、長野・大阪とも迷ったのですが、今後の組み合わせの関係で静岡を選びました。

駿河総合 VS 磐田南

清水の庵原球場に向かう途中、すでに静岡駅でスカウトの姿がチラホラと。会場には結構な数のスカウトが、お目当てである 杉山 一樹(駿河総合3年)右腕を見に集まっていました。

杉山は191センチの大型右腕で、スラッとした投手体型から、惚れ惚れするようなスケールのあるフォームで投げ込んで来る大器。立ち上がりこそ130キロ台後半でしたが、2回からはコンスタントに140キロを越えてきて、私が計測した中では89マイル(142.4キロ)を5球以上投げており、140キロ台をコンスタントに投げ込むスピード能力があります。もし2イニングで球場を移動しなければ、90マイル(144キロ)ぐらいまでは計測できたかもしれません。しかしその球質は、けして空振り取れるような伸びやキレがあるものではなく、勢いと球の力で詰まらせてものでしかありません。

また球筋が不安定で、この日も四球を連発。変化球も投球練習時には投げますが、実戦では殆ど使えません。まさに素材型としか言いようのない投球で、磐田南に試合の主導権を握られます。磐田南の先発の広川という左腕は、テンポの良い実戦派で、これは厳しい戦いになるなぁと思ったら、やはり杉山にとって最後の夏になってしまいました。

杉山は、どこと無く雰囲気は、かつての西武の1位指名になった 長見 賢司(伊丹西出身)右腕を彷彿とさせる素材。そりゃ25年ぐらい前のスカウティングだったら、ものすごい大器だと言って上位指名されたと思います。しかし現在のスカウティングは、総合力評価。そういった意味では、こういったタイプは育成で指名があるかないかではないのでしょうか。

しかし最近、下位指名~育成レベルぐらいの位置づけられる素材を結構見ました。そういった中でも、最もスケールを感じさせる大器ではあるのは間違いありません。現時点ではまだまだですが、ソフトバンクあたりが指名してきそうな素材でしたね。

掛川西 VS 下田

つなぎのバスと電車の関係で、早々清水の球場をあとにします。向かった先は、昨年の春も訪れた掛川の球場。お目当ては、斎藤 健(掛川西3年)右腕。万全な状態ならば、140キロ台も期待できる本格派。確かに、キャッチボールその姿は、一目であるの選手がドラフト候補なんだろうなとわかるソレでした。

しかし 斎藤 は、少しカット気味のストレートを投げるだけ。それも球速は、125~MAXで81マイル(129.6キロ)程度であり、現状ドラフト云々の状態ではなさそう。けしてマウンド捌き・コントロール・フォームなどに悪い癖がある投手ではありませんが、大学などでの立て直しが求められます。状態が回復した時に、どのようなピッチングができるのか、進路共々気にしておきたいとは思いましたが。

結果的には、この日観戦を迷った 長野日大・近大泉州・PL学園などは揃って勝ち上がってくれました。そのため、駿河総合が最後だったことを考えると、今日の選択は間違っていなかったと思います。今年も何度か悔しい観戦ミスをしていますが、なんとか残りの終盤戦、悔いが残らない観戦を続けて行きたいと思います。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
copyright © 2017 東南西北 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.