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2015年 都市対抗レポート11

大会4日目・第三試合 東芝 VS JR四国

JR四国の先発・南川 忠亮(23歳・高松工芸出身)右腕は、スリークオーターから常時140キロ台~中盤を記録する。ボールのバラつきが顕著で、細かいコントロールには欠ける。持ち味の内角への厳しい攻めも甘く入り、持ち味を発揮できなかった。残念なのは、腕の振りが強すぎるのか? スライダー・チェンジアップなどの変化球が制御できないこと。結局は頼れる球がストレートだけになり、狙い打たれる。こういった投手は、カットボールなど小さな変化の球でカウントを整えられるようになると良いのだが・・・。面白いものは持っているが、もう一皮むけたいところ。その辺が変わってくれば、プロも見えて来るのではないのだろうか。

高卒2年目の 谷岡 竜平(19歳・東芝)右腕は、来年のドラフト候補。高卒2年目ながら、今年はチームエースに成長。球速は、140キロ前後~MAXでは140キロ台後半まで記録する。それにスライダー・フォークなどを交えるピッチング。結構ボールにバラつきがあり、コントロールも危ういのだが、なんとか踏ん張ったり四球は出さないなど微妙なところで崩れない。ストレートは、柿田 裕太(日本生命-DeNA)のように、あまり綺麗な回転の真っ直ぐではなく、少し汚いボール。柿田ほどボールは動かないが、縦の変化が強力なので厄介。来年はもう少し収まりがよい投球ができるようになると、一気に上位指名も見えてくる。

JR四国では終盤に投げた 藤川 将(21歳・大手前高松出身)右腕は、少々投げ急ぎで突っ込むフォームながら、MAX146キロを記録するなど力のあるボールを投げ込む。また高卒ルーキーの、松田 知希(19歳・鳴門渦潮出身)左腕も、常時130キロ台後半~MAX141キロを記録。大きく曲がりながら落ちるスライダーにも特徴があり、こちらも将来楽しみな左腕。二人ともまだプロ云々ではないが、このドームでの経験が今後に生きることを期待。

野手では、東芝のルーキーで4番を務めた 金子 聖史(22歳・九州共立大出身)三塁手のスイングが目を惹いた。飯塚時代から強打の捕手として注目され、九州共立大時代も打撃は際立っていた。三塁守備には不安があるものの、振れるスイングは社会人では貴重な存在。まだ確実性に少し粗さは残るものの、来年の候補として追いかけてみたい。

また東芝の野手では、今年解禁の 小川 裕生(24歳・上武大出身)左翼手。こちらは、パンチの効いた打撃に上手さも兼ね備える。見た目から想像できない脚力もある選手。また 石川 桜太(25歳・東海大出身)外野手も、ボールへのコンタクト力は社会人でもトップクラス。二人とも好選手だが、プロとなるとどうか?

JR四国では、4番の 小林 奨平(24歳・鳴門第一出身)捕手のバッティングが光った。右に左に潔いスイングで長打を連発し、あわやライトポール際への特大ファールも放つなど長打力も併せ持つ。捕手というポジションも考えれば、ドラフト候補級の谷岡(東芝)投手相手に、全くモノともしないスイングはドラフト級ではないのだろうか。

捕手としては、荒れ荒れの南川のリードには苦労するものの、ワンバウンドするような球を体で止めたりとフットワークはまずまず。スローイングも捕殺した時のタイムは、1.85秒前後でアウトにするなど想像以上の能力だった。ちなみに昨年は、四国の社会人・捕手部門のベストナインに。打撃型の捕手だが、ちょっと穴っぽい選手としてドラフトでも気にしてみたい。

南川 忠亮(23歳・JR四国)投手 180/66 右/右
藤川 将  (21歳・JR四国)投手 182/92 右/右
松田 知希(19歳・JR四国)投手 174/74 左/左
小林 奨平(24歳・JR四国)捕手 172/73 右/左

谷岡 竜平(19歳・東芝)投手 180/80 右/右
金子 聖史(22歳・東芝)三塁 175/75 右/右
小川 裕生(24歳・東芝)外野 178/82 左/左
石川 桜太(25歳・東芝)外野 180/83 左/左
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