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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2015年(59・60) 東都リーグ一部・秋季リーグ戦
今日は、この秋はじめて東都リーグに足を運びます。気温・天気最高だったのですが、シルバーウイークということで、チケットを買うまで並びました。東都のチケットを買うのに並んだという経験は、今までなかったように思います・

専修大 VS 日本大

この試合のお目当ては、プロ志望届けをすでに提出している 山崎 晃太朗(日大4年)中堅手のチェックです。個人的にも昨年から、密かに日大の中ではマークしていた選手。しかし春は未確認だったので、現状どうなのか気になっていました。

山崎の最大の売りは、塁間4.0秒前後で左打席から走り抜ける脚力にあります。しかし 173/67 の体格は、単に上背がないというだけでなく、なんともプロを意識するのには物足りない身体つき。一打席目こそ、高めに浮いた球を迷わずセンター前にはじき返しましたが、あとの打席は凡退。ドラフト候補としては、体つき、打力のレベルが物足りなく感じます。

素晴らしかったのは、抜群に横の動きが広い中堅守備。これに関しては、充分売りにできるレベル。前への打球を突っ込むのか判断ミスして傷口を広げてしまうなど、突っ込んで捕る状況かどうかの判断や前後の動きには弱さを感じました。地肩は中の上ぐらい、脚力はプロに混ぜると図抜けてはいませんが、俊足の部類ではあると思います。実際ドラフトで指名されるかと言われると微妙で、育成であるかないかといった感じだと思います。

同じくプロ志望届けを提出している 濱田 竜之祐(専修大4年)三塁手ですが、一二塁間へのヒット一本でした。しかし打撃の内容自体は、アウトになった打席でも悪くはありません。しかし相変わらず小手先で投げてしまうスローイングが改善されておらず、送球ミスをしたりと守備のレベルが低いのが気になります。打撃も図抜けてはいないので、指名となると守れない分厳しいのではないかと。当たった時の打球が強烈なのと、肩自体は悪くないのですが。

社会人入りが濃厚な 渡辺 和哉(専大4年)DHも、打席で力み過ぎているのは相変わらずで、その辺の粗さが社会人で改善されるか?むしろ3番を打つ 森山 恵佑(星稜出身・3年)外野手が、何か掴んだかもというぐらい圧倒的な存在感を魅せます。一打席目には、ライトスタンドにホームラン。二打席目、三打席目は、センターにはじき返します。4打席目にも、強烈なライトライナーを放つなど、今日は文句なしの内容。少し内角よりの球にはバットが出てきませんが、今後の試合にはぜひ注目してみたいところ。星稜高校時代から左腕としても140キロを超えるボールを投げ込むなど、強肩ぶりも一級品。数少ないアマの大物打ちとして、来年の候補になり得るか見極めてゆきたい存在でした。

日大の方では、青森山田時代から注目されてきた 京田 陽太(日大3年)遊撃手が注目。こちらは184センチの大型遊撃手で、遊撃手としては平均レベルながら、かなりの強肩。走力も、左打者から4.08秒ぐらいと基準以上のものがあり、今日は二回盗塁を試みて一回成功。打力もソコソコのものがあり、来年の候補には名前があがって来るでしょう。しかしプロとなると、すべてが中~中の上タイプだけに、何か突き抜けたものが一つ欲しいという部分が残り、そこを最終学年で改善して行けるかではないのでしょうか。

国学院大 VS 亜細亜大

改めて試合前練習や試合などを観ても、柴田 竜拓(国学院大4年)遊撃手の守備は、アマ随一といった印象を受けました。しかし今日は、亜大の先発・石塚 賢次(玉野光南出身・4年)右腕の投球がハマり無安打に終わります。柴田は最近、守るだけでなく打力の成長を感じていただけに、今日の無安打は残念。それでも、それで評価が云々という選手ではないので、ドラフトでも中位あたりでの指名は揺らがないのではないのでしょうか。

また柴田と共に、アマ随一の守備力を誇る 山崎 剛(日章学園出身・2年)二塁手は、今日も素晴らしいプレーを魅せてくれて、守備範囲の広さは健在。春の首位打者でもあり、今日唯一石塚からのヒットを放ったのは、やはり彼でした。今後も、その活躍が期待される好選手。

亜大では、何故か8番に座っていた 北村 祥治(星稜出身・4年)遊撃手が、第一打席ではレフト横を抜ける当たりで二塁を狙いアウトに。第二打席では、今度はライト線にツーベース。第三打席にも、ライトライン際に僅かに切れる当たりを放つなど、ミートポイントは確かな打撃を魅せます。ショートとしては絶対的なものはありませんので、上のレベルではセカンド向きかと。何より状況に応じたプレー・相手の隙を突く洞察力など、野球がわかっている選手だけにいると重宝するタイプ。ただしパッと見、アマの好選手という感じの選手で、志望届けを出すのかどうかも怪しい気はします。

ドラフト候補の 藤岡 裕大(岡山理大附出身・4年)三塁手は、ダイビングキャッチでボールを止めてから、一塁に矢のような送球を投げてアウトにするなど、強肩ぶりを魅せてくれました。打撃では、私の見ていた3打席の間ではヒットなし。結構外角の甘い球を、打ち損じていたところが気になります。将来的な使い勝手が難しい選手ですが、何かしらの形で志望届けを出せば指名されることは間違いないでしょう。秘めたる潜在能力は、かなりのものがありそう。

この試合で気になったのは、9番を打っていた 頓宮 裕真(岡山理大附出身・1年)捕手。昨年もドラフト候補として注目されていた選手ですが、何処か脆い部分があった選手。今日なんか生で見ていてもスローイングは全然で、ディフェンス力はどうなのかな?という不安は残りました。打撃も結果は残していないのですが、打球のエグさが半端じゃない。ファールの打球などは凄まじくて、なるほど高校時代騒がれただけのことはあるなぁと感じます。果たしてここまで粗っぽい選手を、あと4年間で育てあげられるのか? 亜大の育成力が求められます。

投手に関しては、第一戦にも関わらず4チーム誰もスピードガンをかざしたいと思わせる選手がいませんでした。見慣れたサブマリン・高橋 礼(専修大2年)右腕ぐらいで、あとは本当に出てくる投手、出てくる投手物足りない。今回の観戦のなかった、駒大と中央大の試合を見に足を運ぼうと思っているので、その時に誰か好い投手が観られることを期待します。
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