東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2015年秋 早慶戦
さて、土曜・日曜に、東京六大学・早慶戦の模様が放送された。そこで、ドラフト指名された選手達を、改めてみてその感想を述べたいと思う。

この試合で注目は、巨人2位指名されたことで一躍注目度が増した 重信 慎之介(早大)右翼手。殆どの当たりを、塁間3.7~3.9秒ぐらいで走り抜ける快速は、まさにプロでもトップクラス。巨人スカウトも、球界屈指の走り屋・鈴木尚広級だと褒めるのも頷けます。自身初の首位打者.432厘に、盗塁王7個 を獲得し、有終の美を飾ります。

剛球投手の加藤 拓也(慶大3年)右腕の速球でも、逆らわずレフト方向にはじき返すあたり、強く速いスピードボールも苦にしない対応力もありますし、バットコントロール・ミート力の高さも確かにあります。特に今シーズンは、長打も増えパワーアップしたとも言われます。しかしこの選手のスイングを見ていると、何か 西浦直亨(法大-ヤクルト)のような、ボールは飛んで行っても、スイングの芯に強さが感じられないところが、何かプロ仕様ではないように思えてなりません。このスイングの強さって、意外にプロ入り後にも補えないので、この選手を評価する時には気になるポイントだと思います。

あと言われているほど、この選手・盗塁は上手いのかな?という疑問は残ります。もちろん、これからプロでもっと磨きがかかり、足を売りにしてゆく選手だと思いますし、そうならないと厳しいはず。そして右翼手としても、あまり打球の勘がよろしくないというか、けして守備は上手くないよね?という疑問が残ります。けして下手ではないのですが、足は速くても守備とか肩とか含めて、そこは売りにするほどでもないという部分も気になります。悪い選手ではないのですが、上位で指名するほどの選手だったかな?という疑問は残ります。

今シーズン不調の 茂木 栄五郎(早大-楽天3位)三塁手は、打率.200厘でシーズンを終えます。こちらは確かに、春に比べるとイマイチだっ感は否めません。しかし好い当たりも野手の正面を突いていたりと、それほど悲観する必要はないでしょう。ヘッドスピードも素晴らしいですし、打撃の能力は健在という感じで、特にプロでの内容に影響はないと思われます。三塁手としての動きも良かったですし、三塁のポジションが空いている・薄い球団ならば、1年目から面白いと思います。

慶応では、巨人でから5位指名された 山本 泰寛(慶応高校出身)遊撃手。守備の安定感・スローイングなどを見ていても、遊撃守備に関してはすでにプロ級だと言えます。そして今回気にしてみて改めて驚いたのが、セカンドゴロの当たりで一塁までの到達タイムが、4.03秒ぐらいを右打席から記録したこと。これは、左打席で換算すると3.8秒弱という極めて快速レベルなのに驚きます。毎シーズン3個前後ぐらいの盗塁数ですが、持っている走塁能力は重信と遜色ないぐらいのものがあることがわかり収穫でした。

打撃は、やはり当たらないという弱さがあります。彼の場合は、ひ弱なのではなく根本的な対応力の弱さにあります。しかしリストが強いのか? 当たると結構飛んでゆく、そのことは今シーズン3本塁打の成績からも伺えます。イメージ的には、元大洋の 進藤達哉 のような選手ではないかと感じました。巨人での役割は、寺内崇幸 的なユーティリティープレーヤーなのかもしれませんが。

そしてハムに6位指名された 横尾 俊建(慶大4年)三塁手も、今シーズンは充実していました。と言っても 5本塁打・12打点は見事だったものの、結局.314厘 だったのは気になりましたが。体が一段と太くなり、まるで打席では小さくした 李大浩(ソフトバンク)みたいな雰囲気。もう少し引っ張りの意識を捨て、柔軟にセンターから右方向に自然にバットが出てくれば、もっと率が残るのになぁという気は致します。しかしボール呼びこむまでに余裕を感じ、以前ほど打撃が汲々としていなかったところは好いところ。いい感じで、プロに入って行ける感じはします。

またこの身体にしては、守備範囲も広いですし、三塁の守備は上手い。肩も強いですし、見た目以上に好守の三塁手。この順位で穫れたのならば、面白い存在だと思います。プロでどのぐらいやれるか気になりますが、後藤武敏 のように、勝負どころでの集中力を発揮し、生き残って行けるマインドの持ち主ではないかと評価します。

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