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2011年 1 四国アイランドリーグ選抜 VS 阪神タイガース(アイランドリーグ・投手編)

2011年度の観戦始めに選んだのが、徳島の蔵本球場で行われた 四国アイランドリーグ選抜 VS 阪神タイガース の試合。そこでここでは、アイランドリーグ選抜で出場していた投手達について、簡単に印象を述べたいと思います。ちなみに球速の目安は、同じ日に沖縄で行われた 横浜VS巨人戦の9投手の球速平均が、約138キロだったことを、一つ目安に考えて欲しい。

先発 冨田 康祐(23歳・香川OG)投手 186/88 右/右 (青学大中退)

アイランドリーグ選抜の先発は、今年からアイランドリーグに在籍することになった冨田投手。実はこの投手、昨年まで青学在学していて、恐らく昨年の最初のオープン戦で取り上げた選手だった。結局恵まれた体格から、秘めたる才能を開花させることなく大学時代が終了。そのままアイランドリーグに身を置くことになったようだ。

投球の多くは、ストレートで押す内容。その球速は、常時130キロ台後半~MAXで88マイル(140.8キロ)。昨年のオープン戦の時も89マイル(142.4キロ)だったことを考えると、球速的にはほとんど変わっていないことがわかる。ただこの投手の平均球速が、139.5キロだったことを考えると、プロの平均レベル以上のものは、ストレートに関してあることになる。変化球は、横滑りするスライダーのみを確認。ストレートも球速ほどの勢いは感じさせず、それほど光るものは感じられなかった。ただ思ったよりも、制球・マウンド捌きには破綻はなく、可も不可もない投手 との印象をうける。ただ今後の公式戦の内容次第だが、このぐらいの投手でも育成枠で指名されてきた例もあるように思えるだけに、来年の今頃は何処のNPBチームにと言う可能性は無きにしもあらずといった感想は持った。ただ昨年は、もっと素材型だったことを考えると、その辺は少し成長しているのかもしれない。アイランドリーグの中では、気に留めておくべき存在かもしれない。

2番手 洪 成溶(25歳・三重SA)投手 180/80 左/左

昨年は、ジャパンフューチャーズベースボールと言う別リーグにあったチームの選手。その中では、12勝5敗1S 防御率 2.22 と安定した成績を残した選手。オーソドックスなフォームから投げ込む左腕で、球速は82(131.2キロ)~83(132.8キロ)程度と際だつものはない。ただ手元で微妙に動く癖球が売りで、スライダーあたりの変化球を投げていた。制球・マウンド捌きはまとまっている印象だが、球威・球速不足でパンチに欠ける内容だった。

3番手 山中 智貴(23歳・高知FD)投手 180/80 右/右 (ツネイシHD)
オーソドックスな右上手投手で、84(134.4キロ)~86(137.6キロ)マイルぐらいのストレートに、スライダーを織り交ぜた投球スタイル。昨年は、7勝5敗 防御率 1.96の成績で、アイランドリーグで防御率3位に入った実績のある投手。

ただ投球に大きな破綻はないものの、決めて不足の印象は否めず。今年は、何かNPBレベルで武器になるものを見出したいところ。

4番手 山中 達也(23歳・香川OG)投手 178/79 左/左 (丸亀城西出身)
広島カープに育成枠で入団し、4年間在籍していた本格派左腕です。均整の取れた体格から投げ降ろす姿を見ていると、プロが取りたくなるようなタイプには確かに見えなくはない。ただその球速は、79(126.4)~81(129.6キロ)程度。カーブ・チェンジアップを織り交ぜるなど多彩さは魅せてくれたものの、球速不足は否めなかった。ただ昨年ファームでは、11試合 0勝1敗0S 防御率 3.45 とまるっきりに箸にも棒にも引っかからない成績ではなかったようだ。ただ在籍4年で球速が上がらないのだから、これ以上の上積みは期待できないと判断されての解雇だったのかもしれない。現状は、NPB復帰は厳しいかなと

5番手 山崎 慎一郎(21歳・高知FD)投手 169/61 右/右

小さな身体をめい一杯使って投げ込んで来る、力投派右腕です。昨年は、6勝4敗0S 防御率 2.47 でリーグ6位の成績でした。キレのあるストレートと、曲がりの鋭いスライダー、カーブなどを織り交ぜます。けして悪い投手ではないと思いますが、ボリューム不足は否めず。

6番手 入野 貴大(23歳・愛媛MP)投手 178/74 右/左

球速は、81(129.6)~84(134.4キロ)程度で、際だつものはなかったが、多彩な変化球を織り交ぜ、よくまとまっている。ただ悪い投手ではないのだが、NPBを意識するのには、あまりにパンチ不足。公式戦での飛躍は期待されるが、NPBとなると特徴が欲しい。

(その他)

飛行機の関係上、試合は7回までしか観戦できず。しかしメンバーの中で確認できなかったのが、清水 信寿(25歳・三重SA)投手。中京大時代から140キロ前後のストレートと多彩な変化球を武器に、春・秋のリーグ戦で防御率0点台の安定感を示した選手。残念ながら、その成長ぶりを確認できなかったのは残念。またメンバー入りしていたが、 酒井大介(香川OG)の登板は、最後までなかったようだ。

(アイランドリーグ選抜投手陣 感想)

今日、確認した六人の投手に関しては、即ドラフト候補と呼べるほどの選手はいなかった。社会人のように、球は速いけど、実戦力がと言う素材型も見あたらず、追いかけてみたくなるような選手がいなかったのは残念。これからシーズンに入るにつれ、新たに勢いのある若手投手の出現を期待してみたい。
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