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2016年 (12)(13) 春季東京大会・亜大VS国学院大

(高校野球東京都春季大会)

東京のブロック予選で敗れた 長谷川 宙輝(聖徳学園)投手と比較して、大江 竜聖(二松学舎大附)がどう映るのか気になって、生で大江投手を観に行ってきました。どちらが関東で屈指の左腕なのか、確認してみたいと思います。

大江 は、立ち上がりから常時130キロ台後半~MAX89マイル(142.4キロ)を記録。途中も、コンスタントに140キロ前後を刻みます。昨夏までは球速は出るものの、子供の球質で一冬越えた成長を期待していました。今回生で見ていて、キレ型投手故に球威はそれほどでもなかったのですが、体感的には140キロ前後出てそうだなと感じさせる、ボールの勢いがあります。実際打たれていたのは、速球ではなく高めに甘く浮いたスライダー。私が見ていた前半戦では、ほとんど速球は捉えれていませんでした。

それほど細かいコントロールがないのは相変わらずなのですが、1年生から公式戦で活躍してきただけに、マウンド捌き・マウンド度胸は一級品。そういった部分で洗練されているところは、長谷川よりも実戦的であるように感じます。スライダーのキレ・曲がり自体は悪くないのですが、チェンジアップ・カーブ等が頼りにならないそういった部分での成長はあまり感じられず。

長谷川が勝負どころで140キロ台中盤の厚みのあるボールを投げ込んで来るのに比べると、馬力・上のレベルを意識した時に、この球威だと怖いよねという不安は残ります。公式戦戦は春緒戦ということもあり、今後の試合ではもっと違う一面を魅せてくれるのではないかという期待は抱けます。いずれにしても左腕でこれだけ投げられるのであれば、志望届けを提出すれば指名はされる可能性は高いのではないかと。長谷川との比較は、現時点では大差ないのかと。しかしメンタル的な部分では、この大江は実にプロ武器だと評価しています。

センバツを終えた、高橋 昂也(花咲徳栄)・鈴木 昭汰(常総学院)・早川 隆久(木更津総合)といった左腕達と比べても、彼らは同ランクレベルという気がします。これに横浜高校の左腕・石川 達也 あたりも含めて、進学タイプなのか夏まで見極めて行きたいところです。

長谷川 宙輝(聖徳学園)投手     173/74 左/左
大江   竜聖(二松学舎大附)投手 171/73 左/左

亜細亜大 VS 国学院大

東洋VS専修の試合を途中まで観て、帝京VS国学院久我山の試合を観戦。久我山と帝京の試合は、帝京のワンサイドになってしまい参考にならず。再び神宮に戻って、亜大VS国学大 の試合を観戦します。

この試合の注目は、両チームの4年生野手の現状。昨年の秋の首位打者・法兼 駿(亜大)二塁手が、試合前からアクロバティックな守備を魅せており、こんな派手なプレーヤーだったったけ?という違和感はありました。しかし守備自体は結構上手く地肩も二塁手として強肩。またセーフティバントとはいえ、左打席から3.6秒台で走り抜けるなど走力があるところも魅せてくれます。普段の塁間は、昨秋の神宮大会の時で4.0秒前後だったと記憶します。高校時代は、和田恋巨人のような強打の内野手とのイメージが強かった選手。しかし大学になり、バットを短く持って、俊足・巧打の揺さぶりタイプへと変貌しました。俊足・強肩・ミート力の確かな二塁手だけに、今後も追い掛けてみたい一人。課題は、強く叩け無いスイングでしょうか。

また宗接 唯人(亜大)捕手は、荒っぽいですが強い打球は打てるポテンシャルは感じます。捕手としては強肩含めて悪くはないのですが、やはり大卒プロというほど絶対的なものは感じません。ディフェンス面は、身体を小さく固め、ミットもブレません。打球への反応も鋭く、塁間1.8秒前後のハマった時の送球は見事なのですが、意外に刺せないところが気になります。打撃も全体に硬く、対応力でどうなのか?という疑問と、低めの球へのミットの出し方が気になります。

水本 弦(亜大)左翼あたりは、フォロースルーを大きくとったスイングで、捉えた時の破壊力は見事。守備は見た目あまり上手くなさそうですが、けして下手な選手ではありません。また地肩・走力も基準レベルはあります。しかし左の強打者タイプだけに、よほど図抜けたものを示さない限り、大学からのプロ入りは現状厳しいかと。

国学院でも 久保田 昌也(龍谷大平安出身・4年)中堅手も、確かに悪い選手ではないのですが、左の強打者タイプの外野手でプロとなると総合力でどうなのか気になります。高校時代は、世代を代表するスラッガー・高橋 大樹(広島1位)がチームメイトがいたり、井沢 凌一朗(東北福祉大)などの陰に隠れがち。ポジションも一塁と地味でしたが、大学で外野に転向し、守備力もまずまず安定。走力あまり期待できませんが、守備・打撃ともに中の上タイプの強打者で、指名となるとインパクトが足りません。

いずれにしても彼らは、今後も観戦して能力を見極めて行きたい選手達でした。

法兼 駿  (亜大4年)二塁 173/78 右/左
宗接 唯人(亜大4年)捕手 183/91 右/右
水本 弦  (亜大4年)左翼 177/83 両/左

久保田 昌也(国学院大4年))中堅 177/77 左/左

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