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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
六大学選抜 VS ヤクルト
東京6大学が選抜チームを作って、ヤクルトとのプロアマ交流戦を行ないました。先日のドラフト会議に指名された選手も何人か出場していたので、その感想でも。ヤクルトが、山田や川端など主力選手を出場させ、試合序盤から真剣モードだったのには驚かされました。

星 知弥(明治大-ヤクルト2位)投手 181/85 右/右 

六大学選抜の先発は、ヤクルトに2位指名された 星 知弥(明大)右腕。ズバーンとミットに突き刺さる爽快感は、今年のドラフト候補でもNO.1と言い続けてきた男。この日も2イニングでの登板ということで、思いっきりヤクルトの打者めがけて投げ込みます。球速もコンスタントに140キロ台後半を叩き出すなど、持ち味を発揮します。スライダーやチェンジアップがやや甘かったのと、速球全体の球筋が高い部分は気になりましたが、あのぐらい速球の勢いがあれば、短いイニングなら誤魔化せる、そんな印象を残してくれました。この日登板した投手の中では、最も普段の力を素直に発揮できたと思います。やはりこの選手がプロで活躍するとすれば、リリーフでの起用でしょうが、プロのシーズンならばいつもこう上手くゆくとは思えない部分も残りました。

澤田 圭佑(立教大-オリックス8位)投手 178/96 右/左

大阪桐蔭時代は、藤浪晋太郎(阪神)と共に、春・夏連覇に貢献。立教大に進んでからは、140キロ台後半のストレートと変化球を交えて通算22勝を積み上げてきた実績を誇る。しかし大学2年ぐらいまでがピークで、長年の勤続疲労で何処か痛いのか? ここ2年は誤魔化し投げている印象が強かった。もう無理かなと思っていたが、この秋は幾分復調気味。そのため、8位ながらも指名される形となった。

この日は、スピード・キレに欠け、ボールは高めに浮くなど好いところはなく6失点。下級生時代の内容ならば上位指名されて不思議はなかった投手だが、完全復調までにはまだ時間がかかる印象を残した。

柳 裕也(明治大-中日1位)投手 180/83 右/右

中日とDeNAが競合して、中日が交渉権を得た投手。140キロ前後の速球と多彩な変化球で、ゲームメイクして来る。この日は、ボールが上手く制御できていなかったり、球速・キレともイマイチ。しかし走者を三塁においての三塁ゴロは、プロの三塁手ならばアウトにできたであろう計算どおりのピッチングだった。力を入れれば140キロ台中盤の速球も投げられる投手だが、状態が良くなかったのだろう。元来格としては、柳がこの試合の先発を任されるような選手だったはず。しかしこの後に明治は、神宮大会を控えているだけに柳の状態が上がらないのは心配の種。学生なら空振りをしてくれそうなカーブや外角のスライダーをファールにされるなど、リズムが作れないまま1イニングが終わってしまった感じ。やはりストレートの平均アベレージがやや物足りない投手だけに、その辺の不安も覗かせる投球だった。

田村 伊知郎(立教大)投手 173/80 右/左

ジャパンの守護神を務めていた選手で、140キロ台後半のキレキレのボールが持ち味。この試合では、スライダーや速球が高めに入り、プロは甘い球を見逃してくれません。球速は2,3キロ遅い分、ストレートのキレも若干好いときよりは鈍かったと思います。しかしヤクルトの打者も差し込まれたりと、その片鱗を伺うことはできました。しかしキレ型の投手のために甘く入ると痛打を簡単に浴びてしまうことを、改めて露呈する形に。プロでは、何処までコントロールの精度を高め投げミスを減らせるかでしょう。

加藤 拓也(慶応大)投手 175/90 右/右

良くも悪くも、いつもどおりの内容だった気がしますし、普段からこういう投手です。イチ・ニ・サンで投げ下ろす投球で、145キロ前後のボール投げていました。散々粘られた末にライトフライに仕留めますが、外野がはじいてランナーを許します。変化球もスライダーや縦の変化などもありますが、ストレート含めてプロの一軍の打者相手だと仕留めきれるほどの球があるかは微妙でしょうし、コントロールはアバウトです。1位で行く程の投手かなという気もしますが、気持ちが強くボールも力があるので、リリーフなどならば1年目からそこそこは抑え込むのではないのでしょうか。 リリーフで、50試合 3点台前後 ぐらいはドラ1だけにやってくれないと困るでしょう。

石井 一成(早稲田大)遊撃 180/77 右/左

それなりに安定した守備と、深いところからの送球を魅せるなど持ち味は出ていたように思います。まだ甘い球を確実に仕留めきる能力には欠けますが、どの打席でもバットの芯付近でボールを捉えていたのは印象的。高めの甘い球をヒットするなど、力は素直に出せた試合でした。元来の能力を出しきれない選手が多い中、その点では評価できるポイントかと。1年目はまず、一軍半あたりで多くの経験を積みたいところ。

田中 和基(立教大)右翼 181/75 右/両

強肩、俊足の高い身体能力が魅力のアスリート系外野手。強肩ぶりはアピールできていましたが、逆に好いところを見せようと三塁を遥かにオーバーするような返球を魅せたり、ほぼ追いついていた打球を落とすなど、まだその守備力にも甘さを残します。打撃も脆さが改善できていないところを露呈し、プロの球への対応にも苦労が予想されます。

3位とは随分と高く評価したなという印象で、ポテンシャルは高いものを秘めているものの、すべての部分で粗さを改善して行かないと行けない気がしました。まずは、二軍でじっくり基礎を学ぶ一年になるのではないのでしょうか。



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