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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2017年(12)(13) 法大 VS 道都大 & 慶大 VS HONDA
春のオープン戦観戦も、いよいよ最後の時期を迎えます。毎年私の場合は、普段見られない地域のドラフト候補をチェックするというのを、オープン戦の目的にしています。そこで今回は、道都大 に面白い投手がいるとの話を耳にして今年始めて、法大グランドに足を運びました。

その目的の投手とは、藤塚 卓志(堀越出身・4年)右腕。180/80 という体格の選手で、骨太の本格派でした。バックネット裏には、甲子園帰りのスカウトが10人程度はいたのではないのでしょうか。球速は常時130キロ台後半~MAXで89マイル・143キロまで記録。特に手元までグ~ンと伸びて来るとか、ピュッとキレるなどの特徴はなく、球威が凄いというほどでもなく平凡な球質。変化球は、曲がりながら落ちてゆくスライダーに、チェンジアップ、カーブ、それに少しツーシーム的なボールもあるのかもしれません。両サイドにボールを散らし6回まで法大打線を抑えていましたが、ボールの勢いが鈍りここで3失点。それでもその後も、2イニングぐらい投げ続けます。北海道のリーグ戦開幕までは4月30日と一ヶ月程度あるので、球威・球速がこんなものかはわかりません。しかしそれほど繊細なコントロールや、深みのある投球術をする選手ではありません。あくまでもストライクゾーンの枠の中に、淡々とボールを投げ込んでくる感じの投手という気はします。残念ながらこの試合を観る限りは、大学からプロというほどのインパクトは受けませんでした。

むしろ投球の内容だけで言えば、法大の先発であった 高田 孝一(平塚学園出身1年)右腕の方が良かったように感じます。こちらもカーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜますが、常時140キロ前後・MAX90マイル・145キロを記録し、ボール一つ一つの威力は藤塚を上回っていたように思います。ここから先に、大学で資質を更に伸ばせるかに懸かっています。その他法大では、新井 諒(宇都宮商出身・4年)右腕が、担いで投げるフォームながらコンスタントに140キロ台を超える勢いのある球を投げます。変化球は、スライダー・チェンジアップあたり。しかしこのチェンジアップが、非常にタイミングを狂わせるものがあり、面白い球種だと感じます。大学からプロとかそういうことはないと思いますが、春のリーグ戦でのアピール次第では社会人でも何処かの企業チームで続けられるかもしれません。

道都大では、1番を打つ 大保 優真(旭川実出身・4年)二塁手の動きが目立ちました。172センチの小柄な体格を活かし、ダイビングキャッチのファインプレーを魅せたりと、動きの良さが目立ちます。打撃も強烈なライト前ヒットやレフト線へのツーベースを放つなど、スイングの強さでは際立つ主将。卒業後も、社会人などで野球を続けてゆく選手ではないのでしょうか。

藤塚 卓志(星槎道都大4年)投手 180/80 右/両
大保 優真(星槎道都大4年)二塁 172/77 右/右

高田 孝一(法政大1年)投手 182/84 右/右
新井 諒 (法政大4年)投手 180/80 右/左

道都大では、もう一人 柴崎 哲治(三島出身4年)右腕という投手を観たかったのですが、登板が無さそうなので慶応グランドに移動することに。しかし12時30~だと思っていたいた 慶大 VS HONDA の試合は10時半~始まっていたようで、会場に着いたときは8回に入るところ。お目当ては、スポニチ大会で観られなかった 永野 将司(九州国際大出身・23歳)左腕でした。しかし私がグランドについても、この試合の先発の 幸良 諒(東農大出身・24歳)右腕がまだ投げていたので、他の投手は投げていないことがわかりました。

最終回になりHONDAは、齋藤 友貴哉(桐蔭横浜大出身・22歳)右腕が登場。この選手はなぜドラフト指名がなかったのか不思議なのですが、スポニチ大会では早速149キロのボールを投げ込むなど存在感を示していました。しかしこの試合では、速球で押すも連続四球。さらにランナーが溜まったところでヒットを打たれるなど、ストレートに頼らざる得ない投球に陥ります。ちなみに私が計測した中での最速は、MAX91マイル・146キロで勢いは確かでした。秋になり成長も観られたので、こういった簡単に炎上するケースは観られなかっただけに意外でした。そういった一面もあることは、今後に向けて覚えておきたいと思います。

その齋藤を打ち砕いたのが、プロ注目の長距離砲・岩見 雅紀(比叡山出身4年)左翼手。その前の打席では、幸良のスライダーか何かをあっさり三振に討ち取られており、スイングに相変わらずキレがないなぁと思って観ていました。それでもストレート中心なのはバレバレとはいえ、齋藤の89マイル・143キロの速球を、ものの見事にセンターにはじき返したスイングは見事でした。この身体のキレで、プロの球速・キレに対応できるのか?という不安を、払拭してくれた一打であったことは間違いありません。今後のリーグ戦での活躍、注目したいところです。

齋藤友貴哉(HONDA)投手 184/91 右/左

岩見 雅紀(慶応大)左翼 187/110 右/右

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