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2017年(34)(35) 東都1部リーグレポート2
開幕週の東都を観戦し、その翌日に嘉陽(亜大)投手を、また先週には小又(国学院大)投手を観戦に行きました。そんな東都の観戦も、今回が最後になります。本日は、飯田 晴海(東洋大4年)右腕がプロからも注目されているということで、生でぜひ観てみたいと思い足を運びました。どうしても上背のない投手は、生で見てみないと信用できない。テレビだと、執拗に良く見えてしまいプロ入り後あれ? と思うことも少なくないからです。

第一試合 日大 VS 亜大

そんな飯田投手の登板前の試合は、試合中盤に球場に到着しました。亜大は、投手起用や守備位置が開幕の頃とは大幅に変わっています。開幕週で圧巻の本塁打を放った 頓宮 裕真(岡山理大附出身・3年)が、捕手から一塁手に。またサードを守っていた 北村 拓已(星稜出身・4年)が、ショートとして出場していました。特に北村は、難しいバウンドの球を上手く合わせてアウトにするなど、ショートもできることをアピール。けして上手い遊撃手には見えませんが、無難にこなすだけの守備力は持ち合わせているようです。こういったアピールをするのも、チーム事情だけでなくドラフト戦線でイマイチ微妙な立ち位置にいるからかもしれません。ゲーム感がよく野球センスが高い兄・祥治(トヨタ自動車)内野手に比べると、弟の方はより打力が目立つタイプの選手だという気がします。ただしプロに混ぜてしまうと、売りになるほどのものがあるかは微妙でしょう。

また開幕して第二戦を任されていた 嘉陽 宗一郎(松山聖陵出身・4年)右腕は、先発からハズレリリーフで登場。しかし先発の時と同様に、135~140キロぐらいの速球をコントロールよく丁寧に投げ込むピッチングに終始している感じ。これで抑えられていればまだ良いのですが、思ったほどの成果はあげられておらず、中途半端な状況が続きます。力を入れて投げれば140キロ台中盤を連発できるキャパの持ち主ですが、そういった投球は一切見せず大学からのプロ入りは遠のくばかり。現状を見ていると、松山聖陵から直にプロ入りしていればと残念に思う1人です。当時志望届けを提出していれば、中位ぐらいで指名されていただろう投手でしたから。

頓宮 裕真(亜大3年)一塁 181/96 右/右
北村 拓已(亜大4年)遊撃 181/87 右/右
嘉陽宗一郎(亜大4年)投手 186/85 右/左

第二試合 東洋大 VS 国学大

この試合のお目当ては、飯田 晴海(常総学院出身・4年)右腕。175/77 という中背の体格の投手で、伸びのあるボールと変化球を織り交ぜる好投手。イメージ的には、DeNAの 須田幸太 や、ハムの 武田久 的なタイプです。

オーソドックスなフォームから繰り出す、135~MAX89マイル・143キロぐらいの速球を両サイドに投げ分けてきます。スライダー・チェンジアップ・カーブなど織り交ぜ、マウンド捌き・制球も安定しており、適度にまとまっています。その一方で、ボールが平面的でそれほど苦になるものではありません。この手のタイプの場合、よほど手元まで伸びてくるとかしないと、かなり厳しいのではないのでしょうか。前の週の中継の映像を見ていたら、常時140キロ台~中盤まで出ていたのと比べると、やや調子自体も悪かったかもしれません。いずれにしても非常に繊細なコントロールがあるとか、武器になるほどの球があるのかと言われると疑問で、大学からのプロ入りとなると疑問です。須田や武田のように社会人を経由して、何か武器を身につけてからでもプロ入りは遅くないように感じます。

國學大の注目は、1番を打つ 山崎 剛(日章学園出身・4年)二塁手。この選手、非常に守備範囲が広く目立つ動きをする二塁手。打球の正面にはあえて回らず、次のプレーを想定し守る選手で、堅実さよりも派手なプレーを好みます。打撃は先週あたりも取り上げたと思いますが、ボールに合わせるのが非常に上手いのが特徴。出塁すればすかさず盗塁を仕掛けるなど、気持の強さがプレーから滲みでます。これでショートも守れると一気に評価が高まりそうですが、あくまでもセカンド専門というところでどこまで評価をあげることができるか?

それでもボールをあわせる技術・センスは、プロ入りした 山下・柴田(共にDeNA)の大学時代よりも完全に上。特に柴田ほどひ弱さがないところも、打撃では推せる材料でしょうか。ショートではなくセカンドを補強したいという、明確な補強ポイントがある球団があるかどうかだと思います。国学院らしい気持の強さ・走る勇気を持っている点もおさえておきたいポイント。ドラフトでは需要との関係で位置付けが難しいのですが、3位以下~5位ぐらいでの指名があるのではないかとみています。

飯田 晴海(東洋大4年)投手 175/77 右/右

山崎 剛(国学院大4年)二塁 172/72 右/左

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テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

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