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2017年(37) 東芝レポート
三日間に渡り、都市対抗西関東予選を観戦。第一代表を勝ち取った MHPS横浜 のドラフト候補に続き、今回は第二代表を勝ち取った 東芝 のドラフト候補をご紹介してゆきます。

東芝緒戦の先発を任された 加嶋 宏毅(23歳・慶大出身)左腕。大学時代は適度にまとまった好投手タイプというイメージの左腕でしたが、昨年はルーキーながら公式戦で1.18という安定した防御率を誇っていました。非常に癖のないフォームから、常時135~MAX142キロを記録。大学時代よりも、ストレートに勢いが出て着実に成長の跡が感じられます。スライダー・カーブ・チェンジアップなどを武器にしており、更にツーシーム系の球速のある小さな変化も加えます。こういったまとまったタイプの左腕が少ない今年だけに、貴重な存在ではあります。特に、右打者外角に沈むチェンジアップを得意としています。

すでにドラフト候補に入れても差し支えないと思いますが、プロの圧倒的な打力を考えると、この球威・球速だと餌食なって持ち味が発揮できないで終わる危険性も感じます。球団によっては評価するかもしれませんが、まさにボーダーラインといったレベルにいるの投手ではないのでしょうか。社会人投手は契約金などが非常に下位指名でもかかるそうなので、安易に微妙な選手の指名をし難い背景があると聞きます。指名は、都市対抗本戦でのアピール次第かもしれません。

2番手で登場した 岡本 拓也(24歳・九州共立大出身)右腕は、大学時代に座談会でオススメ選手にもあげたことがある思い入れのある投手。小柄なのですが、気持を前面に出して来るサイドハンド。コンスタントに140キロ台の勢いのあるストレートに、スライダー・シンカーなどを織り交ぜてきます。しかしこの投手、実はフロントドアやバックドアのスライダーを使い分けるなど、DeNAに2位指名された 水野 滉也(東海大北海道)投手のように、サイドの割に奥行きのあるピッチングができる投手。むしろ先発の方が、持ち味が出るのではないかと思って観ていました。どうしても気合の入ったマウンド捌きで、相手の勢いを止めるリリーフで使いたくなる気持ちもわからなくはないのですが。いずれにしても、実戦で生きるタイプです。

2戦目のJX-ENEOS戦で完封した ルーキーの 岡野 祐一郎(23歳・青学大出身)右腕は、安定して140キロ台のボールを投げ込み、MAXで147キロまで到達。ワンランク、大学時代よりもパワーアップしているように思います。スライダー・チェンジアップ、スローカーブなどを駆使し、ENEOS打線を寄せ付けません。この内容を来年まで維持できれば、来年は有力な指名候補としてマークされそうです。

東芝の野手で目立つのは、1番・佐藤 旭(25歳・慶大出身)中堅手。中堅手としての守備範囲が広く、MHPS横浜戦でもセンター後方に伸びてゆく打球を好捕し守備で目立っていました。ENEOS戦では、一二塁間やセンター方向へヒットを放つなど、打撃でも存在感を示します。肩も走力もある選手なので、本戦では再度注目してみたい。

また2番の 堀米 潤平(24歳・白鴎大出身)遊撃手も、大学時代同様に好選手。164/64 と体格は小さいものの、細かい動きができる遊撃手で、送りバントなどもきっちり決めてくる好選手。打撃の弱さは感じますが、守備・走力はプロ級であることは間違いありません。ただし佐藤同様に定型的なアマの好選手の匂いがする選手で、プロとなるとどうでしょうか?

東芝で1番観たかったのは、高卒3年目を迎える 善 武士(21歳・多良木出身)右腕。しかし現在調子を崩しているようで、大事なところに出せる状態ではないようです。秋の巻き返しを、期待してやみません。

加嶋 宏毅(23歳)投手 178/78 左/左
岡本 拓也(24歳)投手 171/60 右/右
岡野祐一郎(23歳)投手 180/84 右/右
佐藤 旭 (25歳)中堅 171/71 右/右
堀米 潤平(24歳)遊撃 164/64 右/左

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