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2017年 社会人候補を考える(野手編)

今回は、社会人候補の野手編について。こちらは、捕手・内野・外野 に分けて有力選手のご紹介を。

(捕手編)

高校・大学の有力選手の多くがアマに逃げられてしまった今年の捕手市場において、社会人捕手だけは豊作と言える面子が揃っている。その中でも、高卒3年目にしてチームの主力に成長した 岸田 行倫(21歳・大阪ガス)捕手は、中位指名での入団が期待される存在。高卒選手ながら、社会人で通用するだけの完成度の高い打力の持ち主。高校時代は投手も兼任していた強肩を武器に、安定した送球が自慢。ディフェンス面にも大きな欠点がなく、攻守にバランスがとれている。チーム事情で、中村 奨成(広陵)捕手の1位指名は難しいけれど、捕手の補強が急務の球団が指名して来る可能性が高い。

一軍の捕手が弱く、チームの競争を煽りたいという人材には事欠かない。圧倒的な強肩が武器の 松本 直樹(24歳・西濃運輸)、打撃に特徴がある 大城 卓三(24歳・NTT西日本)、捕手ながら一番もこなす高い身体能力と打力を兼ね備える 佐野 洋樹(23歳・JR九州)、捕手として基礎がしっかりできている 辻野 雄大(24歳・HONDA)、社会人屈指のディフェンス力を誇る・木南 了(25歳・日通)など、大卒社会人組には即一軍争いが期待できる面子が揃っている。

岸田 行倫(大阪ガス)捕手  175/78 右/右
松本 直樹(西濃運輸)捕手  177/75 右/右
大城 卓三(NTT西日本)捕手 187/86 右/左
佐野 洋樹(JR九州)捕手   180/75 右/右
辻野 雄大(HONDA)捕手   179/80 右/左
木南 了(日本通運)捕手   179/85 右/右

(内野手編)

内野手では、藤岡 裕大(24歳・トヨタ自動車)遊撃手が上位候補。源田壮亮(西武)の後釜としてトヨタのショートに収まったが、春先から水を得た魚ごとく生き生きした動きが目立った。元々潜在能力ピカイチで東都の首位打者経験もある打撃が社会人2年目で開花し、抜群の身体能力も兼備した素材は一級品。遊撃だけでなく、三塁・右翼など幅広い起用も視野に入れられる幅の広い起用も。まだまだ伸びしろも秘めており、プロとしてはぜひ組み入れてみたい選手ではないのだろうか。

また 田中 俊太(24歳・日立製作所)二塁手は、完成度の高いプレーが魅力。兄・広輔(広島)の社会人時代にヒケを取らない打力の持ち主で、最もプロに近い打撃をする選手。身体能力も兄以上のものを持っており、あとは東海大相模時代から二塁以外守ったのを見たことがない点をどうみるか。二塁を補強したいという、ピンポイントの需要のある球団からならば中位ぐらいでの指名があっても不思議ではない。

昨年は指名漏れになってしまった 福田 周平(25歳・NTT東日本)遊撃手も、改めて力があるところを都市対抗で見せつけた。三拍子揃った完成度の高さに、精神的にもタフさを兼ね備える。小柄な体格はネックだが、すぐに使える遊撃手が欲しい球団には魅力のある力量の持ち主。

同じく昨年期待されて指名漏れした 中山 悠輝(21歳・東京ガス)内野手も、少しずつだが力量を延ばしている。今年は中軸を任されるなど、強打の右の三塁手といった部分ではプロからの需要があっても不思議ではない。

強打の二塁手として期待されるのが、久保 皓史(24歳・MHPS横浜)二塁手 と チームでは三塁手をやっているが二塁手の適正もある 若林 晃弘(24歳・JX-ENEOS)内野あたりもプロにとっては気になる存在だろう。入社一年目からチームの4番・遊撃手を任されている 田村 強(24歳・JR西日本)や、守備だけなら社会人NO.1ではないかと思われる 堀米 潤平(24歳・東芝)遊撃手あたりも、需要がマッチすれば指名される可能性も。

そして社会人屈指の飛ばし屋でもある 前野 幹博(22歳・ヤマハ)内野手も、当たった時の飛距離は圧巻で、プロで育ててみたいと思わせるスラッガー候補。左打ちの安田尚憲(履正社)あたりを獲れなかった球団あたりからの、需要があるのではないのだろうか。

藤岡 裕大(トヨタ自動車)遊撃 178/77 右/左
田中 俊太(日立製作所)二塁  178/80 右/左
福田 周平(NTT東日本)遊撃  169/69 右/左
中山 悠輝(東京ガス)内野   185/85 右/右
久保 皓史(MHPS横浜)二塁  181/82 右/左
若林 晃弘(JX-ENEOS)内野  180/77 右/両
田村 強 (JR西日本)遊撃   181/77 右/右
堀米 潤平(東芝)遊撃     164/64 右/左
前野 幹博(ヤマハ)内野    187/92 右/左

(外野手編)

大学時代からの成長を実感できるのが、神里 和毅(23歳・日本生命)外野手。三拍子バランスのとれた選手であったが、社会人2年目になって打撃が本格化。埋もれてしまいがちな左の好打者タイプではあるが、日生の先輩である大島洋平(中日)のような存在になっても不思議ではない。

また創価大時代は捕手、社会人1年目は外野手を務め、今年は三塁手を守ることが多かった 北川 利生(24歳・日本通運)は、勝負強い打撃が持ち味のポイントゲッター。ルーキーイヤーでは公式戦でホームランを連発したように、爆発力を秘めた強打が魅力。右の強打者で、内外野守れる融通性も大きなアピールポイント。

指名となると微妙だが、ハイレベルな実戦派である 菅野 剛士(24歳・日立製作所)や魅惑の長距離砲・谷田 成吾(24歳・JX-ENEOS)あたりも指名があっても不思議ではない選手達。社会人の外野手ぐらいになると、よほど突出していないと指名され難いだけに、名前をあげるとすればこの辺までだろうか。

神里 和毅(日本生命)中堅  178/83 右/左
北川 利生(日本通運)右翼  178/85 右/右
菅野 剛士(日立製作所)右翼 173/80 右/左
谷田 成吾(JX-ENEOS)右翼 183/89 右/左

例年に較べても、捕手と内野手の名前はあげられており、社会人野手も比較的充実した年と言えるのではないのだろうか。
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