2017年日ハムの指名を考える
2017/12/30|Category:ネタ
(2017年日ハム指名選手)
1位 清宮幸太郎(早稲田実)一塁 ☆☆☆☆☆
2位 西村 天裕(NTT東日本)投手 ☆☆
3位 田中 瑛斗(柳ヶ浦)投手 ☆☆
4位 難波 侑平(創志学園)内野 指名見送り
5位 北浦 竜次(白鴎大足利)投手 ☆
6位 鈴木遼太郎(東北学院大)投手 対象年未確認
7位 宮台 康平(東京大)投手 ☆☆
1位の 清宮 幸太郎(早稲田実)一塁手は、言わずと知れた今ドラフトの目玉選手。柔らかさとパワーを兼ね備え、更に注目される中でも結果を残してきた精神面も本物。素材・能力としては、松井秀喜以来の大物で、1年目から一軍で使いながら育てられるレベルに来ているのではないのだろうか。彼が獲れた時点で、仕事の半分は終えたようなものだった。
2位の 西村 天裕(24歳・NTT東日本)投手は、150キロ級のボールの厚み・迫力は社会人でもトップクラスの存在。しかし都市対抗では、投げるたびに打たれるなど負のオーラがつきまとった。しかし日本選手権では、復調気配を魅せたことで上位指名を勝ち取ることに。この選手、馬力で押すリリーフの方が合ってそうに見えるが、実は先発のほうが向いているのではないかと思える部分もある。ボールは上位だが、実際プロの一軍で即戦力になり得るかは微妙ではないかとみている。合わされやすいフォームだけに、その辺をいかに改善して行けるか?
3位の 田中 瑛斗(柳ヶ浦)投手は、将来の先発候補として期待できる好素材。ただし全国レベルの大会に出場して来られなかったように、現時点では全国レベルの強豪校相手だと厳しいといった完成度。いかにプロで肉付けして、全体のパワーアップ、甘い部分を解消できるかではないのだろうか。焦らず3年ぐらいを目処に、レベルアップを期待したい。
4位の 難波 侑平(創志学園3年)内野手は、柔らかいハンドリングと「間」のとり方には独特のものがあり、その辺が実戦で活かせるようになると楽しみ。高校時代は投手と外野を守っていたが、日ハムは内野手として育てたいという意向も、日ハムらしい独特の感性だ。個人的には、プロだとよほど打撃で突き抜けないと埋もれてしまうかなと思い、現時点では指名見送りの判断にした。
5位の 北浦 竜次(白鴎大足利)投手は、パワー型左腕。非常に球威のある球を投げるが、変化球・制球力など粗さは否めない。それでも夏には、許容範囲のレベルまでまとまれるところまで引き上げてきたので☆を付けた。いずれにしても、時間のかかりそうな素材。
6位の 鈴木 遼太郎(東北学院大)投手は、高校時代はゲームメイクできる好投手だったが、大学で球速を増してきた印象。まだプロのローテーションとなると、あと一步の力強さが足りないが、その辺がプロ入り後補えるようだと、1年目からローテーションに入ってきても不思議ではない。
7位の 宮台 康平(東京大)投手 は、故障などもあり最終学年は順調さを欠いた。それでも秋のシーズンは復調気味で、なんとか指名にこぎつけた。圧倒的に基礎筋力・基礎体力が足りないので、素材型高校生を指名したと思って育成して欲しい。キレのある140キロ台中盤の速球とチェンジアップの威力は、プロで通用するものがあるはず。ビシッとしてきたときに、どのぐらいの投球ができるかどうか? 2,3年後に期待してみたい。
(日ハムの指名を考える)
チームを引っ張ってきた 大谷翔平 が抜ける年に、清宮が入るという星回りに驚かされる。また清宮を、球団がどのように起用し導いてゆくのか大変興味深い。ドラフト後の栗山監督のインタビューで「世界一の打者にして送り出す」という発言に、この球団の志しの高さに改めて驚かされた。1年目の松井秀喜的な内容や起用になるのではないかと、個人的にはみている。
大谷の穴は簡単に埋まるものではないが、空いたところに 西村 や 鈴木 などのルーキーが入り込んできても不思議ではない。また西村あたりは、リリーフでの起用の可能性もあるだろう。宮台は、高校生だと思って育てたほうが良さそうだ。
チームは下位に低迷したものの、田中・難波・北浦・宮台と、育成を充分意識した陣容になっている。特に左投手の駒が少ないだけに、北浦や宮台で将来に備えた。将来性の高い田中投手も獲得できており、即効性が高い補強かは微妙だが、球団の補強ポイントを着実におさえることはてきたのではないのだろうか。
イメージ的には、清宮 の獲得が圧倒的に大きく、あとは平均的な指名にとどまったという印象。もう少し、清宮以降の指名で何か唸らせてくれるものがあったら、文句なしの指名になったと思えたのだが。
蔵の評価:☆☆☆☆
1位 清宮幸太郎(早稲田実)一塁 ☆☆☆☆☆
2位 西村 天裕(NTT東日本)投手 ☆☆
3位 田中 瑛斗(柳ヶ浦)投手 ☆☆
4位 難波 侑平(創志学園)内野 指名見送り
5位 北浦 竜次(白鴎大足利)投手 ☆
6位 鈴木遼太郎(東北学院大)投手 対象年未確認
7位 宮台 康平(東京大)投手 ☆☆
1位の 清宮 幸太郎(早稲田実)一塁手は、言わずと知れた今ドラフトの目玉選手。柔らかさとパワーを兼ね備え、更に注目される中でも結果を残してきた精神面も本物。素材・能力としては、松井秀喜以来の大物で、1年目から一軍で使いながら育てられるレベルに来ているのではないのだろうか。彼が獲れた時点で、仕事の半分は終えたようなものだった。
2位の 西村 天裕(24歳・NTT東日本)投手は、150キロ級のボールの厚み・迫力は社会人でもトップクラスの存在。しかし都市対抗では、投げるたびに打たれるなど負のオーラがつきまとった。しかし日本選手権では、復調気配を魅せたことで上位指名を勝ち取ることに。この選手、馬力で押すリリーフの方が合ってそうに見えるが、実は先発のほうが向いているのではないかと思える部分もある。ボールは上位だが、実際プロの一軍で即戦力になり得るかは微妙ではないかとみている。合わされやすいフォームだけに、その辺をいかに改善して行けるか?
3位の 田中 瑛斗(柳ヶ浦)投手は、将来の先発候補として期待できる好素材。ただし全国レベルの大会に出場して来られなかったように、現時点では全国レベルの強豪校相手だと厳しいといった完成度。いかにプロで肉付けして、全体のパワーアップ、甘い部分を解消できるかではないのだろうか。焦らず3年ぐらいを目処に、レベルアップを期待したい。
4位の 難波 侑平(創志学園3年)内野手は、柔らかいハンドリングと「間」のとり方には独特のものがあり、その辺が実戦で活かせるようになると楽しみ。高校時代は投手と外野を守っていたが、日ハムは内野手として育てたいという意向も、日ハムらしい独特の感性だ。個人的には、プロだとよほど打撃で突き抜けないと埋もれてしまうかなと思い、現時点では指名見送りの判断にした。
5位の 北浦 竜次(白鴎大足利)投手は、パワー型左腕。非常に球威のある球を投げるが、変化球・制球力など粗さは否めない。それでも夏には、許容範囲のレベルまでまとまれるところまで引き上げてきたので☆を付けた。いずれにしても、時間のかかりそうな素材。
6位の 鈴木 遼太郎(東北学院大)投手は、高校時代はゲームメイクできる好投手だったが、大学で球速を増してきた印象。まだプロのローテーションとなると、あと一步の力強さが足りないが、その辺がプロ入り後補えるようだと、1年目からローテーションに入ってきても不思議ではない。
7位の 宮台 康平(東京大)投手 は、故障などもあり最終学年は順調さを欠いた。それでも秋のシーズンは復調気味で、なんとか指名にこぎつけた。圧倒的に基礎筋力・基礎体力が足りないので、素材型高校生を指名したと思って育成して欲しい。キレのある140キロ台中盤の速球とチェンジアップの威力は、プロで通用するものがあるはず。ビシッとしてきたときに、どのぐらいの投球ができるかどうか? 2,3年後に期待してみたい。
(日ハムの指名を考える)
チームを引っ張ってきた 大谷翔平 が抜ける年に、清宮が入るという星回りに驚かされる。また清宮を、球団がどのように起用し導いてゆくのか大変興味深い。ドラフト後の栗山監督のインタビューで「世界一の打者にして送り出す」という発言に、この球団の志しの高さに改めて驚かされた。1年目の松井秀喜的な内容や起用になるのではないかと、個人的にはみている。
大谷の穴は簡単に埋まるものではないが、空いたところに 西村 や 鈴木 などのルーキーが入り込んできても不思議ではない。また西村あたりは、リリーフでの起用の可能性もあるだろう。宮台は、高校生だと思って育てたほうが良さそうだ。
チームは下位に低迷したものの、田中・難波・北浦・宮台と、育成を充分意識した陣容になっている。特に左投手の駒が少ないだけに、北浦や宮台で将来に備えた。将来性の高い田中投手も獲得できており、即効性が高い補強かは微妙だが、球団の補強ポイントを着実におさえることはてきたのではないのだろうか。
イメージ的には、清宮 の獲得が圧倒的に大きく、あとは平均的な指名にとどまったという印象。もう少し、清宮以降の指名で何か唸らせてくれるものがあったら、文句なしの指名になったと思えたのだが。
蔵の評価:☆☆☆☆
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