2017年楽天の指名を考える
2018/01/03|Category:ネタ
(楽天指名選手)
1位 近藤 弘樹(岡山商科大)投手 ☆☆☆
2位 岩見 雅紀(慶応大)左翼 ☆☆
3位 山崎 剛(国学院大)二塁 ☆☆☆
4位 渡辺 佑樹(横浜商大)投手 指名見送り
5位 田中 燿飛(兵庫BS)右翼 ☆☆
6位 西巻 賢ニ(仙台育英)遊撃 指名見送り
7位 寺岡 寛治(BC石川)投手 ☆☆
育1 井手亮太郎(九州産業大)投手 対象年度未確認
育2 松本 京志郎(光南)内野 未確認
育3 中村 和希(天理大)外野 指名見送り
1位 近藤 弘樹(岡山商科大)投手は、地方リーグの逸材だが粗々しさがなく実戦力に優れた本格派。ストレートの威力、制球力、変化球共にバランスが取れていて、1年目からローテーションに加わって来そうな実力の持ち主。あとは、プロで武器になる変化球を習得できると、二桁前後ぐらい勝っても不思議では先発候補。現状の力だと、5~7勝ぐらいではないかとみている。
2位の 岩見 雅紀(慶応大)左翼手は、アマ屈指の飛距離を誇る長距離砲。守備・走塁は期待できないが、DHのあるパリーグだけに融通は効きそう。さらにそれでも、全力プレーを怠らない野球への姿勢も素晴らしい。相手投手レベルが上がると対応仕切れな粗さがあるが、数年後には出てくるだろう選手。即戦力というよりも、数年後の爆発に期待したい。
3位の 山崎 剛(国学院大)二塁手は、大学球界を代表するアベレージヒッター。コンタクト能力が高いだけでなく、体つきも立派になり打球も強烈。二塁守備も非常に守備範囲が広く、魅せるプレーヤー。足も速く三拍子揃っており、1年目からレギュラーを奪って不思議ではない。新人王の、ダークホース的存在だろう。
4位の 渡辺 佑樹(横浜商大)投手は、135キロ前後ぐらいのサウスポー。しかし速球と見分けが全くつかないツーシームに威力があり、この球はプロでも使えるのでは? 更に投手としてはまとまっていて、ショートイニングでなら安定するかもしれない。個人的には、ちょっとプロでは決め手不足で厳しいのではと判断したが。
5位の 田中 燿飛(21歳・兵庫BS)右翼手は、まるで助っ人のようなスイングをするスラッガー。2位の岩見と共に、将来の楽天にどのような影響力を及ぼすのか非常に楽しみな存在。右翼手としてはやや心もとない守備力ではあるが、肩は結構強そうだ。左翼あたりならば、プロでも違和感なく守れそう。
6位の 西巻 賢ニ(宮城・仙台育英)遊撃手は、小柄ながら野球センスに優れたニ遊間候補。高校生としてはかなり完成度の高い選手なので、3年ぐらいを目処に一軍に上がってきて欲しい。問題は、プロで打力が通用するか?
7位の 寺岡 寛治(25歳・BC石川)投手も、150キロ級の速球に加え、鋭く縦に落ちる球もあり三振の取れるリリーバー。コントロールに粗さはあるものの、ボールの威力は一軍級なのは間違いない。
育成の 井手 亮太郎(九州産業大)投手は、サイドから繰り出すボールの威力は一軍級。しかしコントロールが悪いときは全くストライクが入らずと、素材型であることは否定できない。松本 京志郎(光南)内野手は、堅実な守備と癖のないスイングが持ち味の遊撃手。プロでショートなると厳しいかもしれないが、二塁あたりならばこなせそう。中村 和希(天理大)外野 手は、しっかりバット振り切れる選手で、代打に向いてそうな勝負強い打者。
(楽天の指名を考える)
15勝の則本・11勝の美馬、8勝の岸と辛島などがいるが、あとはまだ計算の立たない先発陣なので、ぜひ1枚欲しかったところ。そういった意味では、近藤の加入は大きいはず。また消耗の激しいリリーフ陣に活きの好い寺岡の加入。左の中継ぎ候補で渡辺も獲得し厚みを増した。
山崎は衰えが見える藤田と張り合うには、面白い力量の持ち主。また和製大砲が育てられないできたチーム事情だけに、岩見・田中という、素晴らしい素材が加入したのは大きい。高校生投手は獲得できていないが、上位指名でずっと獲得してきたチームなので今年獲得していなくても大きな穴にはならない。高校生は、下位の西巻と育成の松本ぐらいで、即戦力中心の指名で来年への巻き返しを強く意識した指名だったといえる。
チーム補強に即した指名であり、指名している面子も個人的には評価している選手が多い。チームに不足している部分をしっかり補強した感があり、来季はより上位を狙おうという意欲が強く感じられる好い指名だった。
蔵の評価:☆☆☆☆
1位 近藤 弘樹(岡山商科大)投手 ☆☆☆
2位 岩見 雅紀(慶応大)左翼 ☆☆
3位 山崎 剛(国学院大)二塁 ☆☆☆
4位 渡辺 佑樹(横浜商大)投手 指名見送り
5位 田中 燿飛(兵庫BS)右翼 ☆☆
6位 西巻 賢ニ(仙台育英)遊撃 指名見送り
7位 寺岡 寛治(BC石川)投手 ☆☆
育1 井手亮太郎(九州産業大)投手 対象年度未確認
育2 松本 京志郎(光南)内野 未確認
育3 中村 和希(天理大)外野 指名見送り
1位 近藤 弘樹(岡山商科大)投手は、地方リーグの逸材だが粗々しさがなく実戦力に優れた本格派。ストレートの威力、制球力、変化球共にバランスが取れていて、1年目からローテーションに加わって来そうな実力の持ち主。あとは、プロで武器になる変化球を習得できると、二桁前後ぐらい勝っても不思議では先発候補。現状の力だと、5~7勝ぐらいではないかとみている。
2位の 岩見 雅紀(慶応大)左翼手は、アマ屈指の飛距離を誇る長距離砲。守備・走塁は期待できないが、DHのあるパリーグだけに融通は効きそう。さらにそれでも、全力プレーを怠らない野球への姿勢も素晴らしい。相手投手レベルが上がると対応仕切れな粗さがあるが、数年後には出てくるだろう選手。即戦力というよりも、数年後の爆発に期待したい。
3位の 山崎 剛(国学院大)二塁手は、大学球界を代表するアベレージヒッター。コンタクト能力が高いだけでなく、体つきも立派になり打球も強烈。二塁守備も非常に守備範囲が広く、魅せるプレーヤー。足も速く三拍子揃っており、1年目からレギュラーを奪って不思議ではない。新人王の、ダークホース的存在だろう。
4位の 渡辺 佑樹(横浜商大)投手は、135キロ前後ぐらいのサウスポー。しかし速球と見分けが全くつかないツーシームに威力があり、この球はプロでも使えるのでは? 更に投手としてはまとまっていて、ショートイニングでなら安定するかもしれない。個人的には、ちょっとプロでは決め手不足で厳しいのではと判断したが。
5位の 田中 燿飛(21歳・兵庫BS)右翼手は、まるで助っ人のようなスイングをするスラッガー。2位の岩見と共に、将来の楽天にどのような影響力を及ぼすのか非常に楽しみな存在。右翼手としてはやや心もとない守備力ではあるが、肩は結構強そうだ。左翼あたりならば、プロでも違和感なく守れそう。
6位の 西巻 賢ニ(宮城・仙台育英)遊撃手は、小柄ながら野球センスに優れたニ遊間候補。高校生としてはかなり完成度の高い選手なので、3年ぐらいを目処に一軍に上がってきて欲しい。問題は、プロで打力が通用するか?
7位の 寺岡 寛治(25歳・BC石川)投手も、150キロ級の速球に加え、鋭く縦に落ちる球もあり三振の取れるリリーバー。コントロールに粗さはあるものの、ボールの威力は一軍級なのは間違いない。
育成の 井手 亮太郎(九州産業大)投手は、サイドから繰り出すボールの威力は一軍級。しかしコントロールが悪いときは全くストライクが入らずと、素材型であることは否定できない。松本 京志郎(光南)内野手は、堅実な守備と癖のないスイングが持ち味の遊撃手。プロでショートなると厳しいかもしれないが、二塁あたりならばこなせそう。中村 和希(天理大)外野 手は、しっかりバット振り切れる選手で、代打に向いてそうな勝負強い打者。
(楽天の指名を考える)
15勝の則本・11勝の美馬、8勝の岸と辛島などがいるが、あとはまだ計算の立たない先発陣なので、ぜひ1枚欲しかったところ。そういった意味では、近藤の加入は大きいはず。また消耗の激しいリリーフ陣に活きの好い寺岡の加入。左の中継ぎ候補で渡辺も獲得し厚みを増した。
山崎は衰えが見える藤田と張り合うには、面白い力量の持ち主。また和製大砲が育てられないできたチーム事情だけに、岩見・田中という、素晴らしい素材が加入したのは大きい。高校生投手は獲得できていないが、上位指名でずっと獲得してきたチームなので今年獲得していなくても大きな穴にはならない。高校生は、下位の西巻と育成の松本ぐらいで、即戦力中心の指名で来年への巻き返しを強く意識した指名だったといえる。
チーム補強に即した指名であり、指名している面子も個人的には評価している選手が多い。チームに不足している部分をしっかり補強した感があり、来季はより上位を狙おうという意欲が強く感じられる好い指名だった。
蔵の評価:☆☆☆☆
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