セガサミー VS オリックス(二軍)
2018/02/18|Category:テレビ・動画観戦
今日は、テレビでオリックスとセガサミーの試合が5回まで中継がありました。そこで簡単ではあるのですが、両チームで気になった選手を何人か触れてみます。
セガサミーの先発は、森脇 亮介(26歳・日大出身)右腕。京都の塔南高校時代は、京都屈指の好投手として注目されました。日大進学後も早くから期待され、主力投手として活躍。セガサミー入社後も、主戦として4年目を迎えます。140キロ台中盤~後半ぐらいのキレのある球と、スライダーやシンカー系の球にカーブなども織り交ぜたコンビネーションで勝負するタイプです。
ドラフト適齢期も過ぎてきたのと先発などもあり、今日はおそらく130キロ台後半~140キロ台前半程度だと思われます。しかしボールにキレがあるタイプなので、オリックスの各打者がポップフライをあげる場面が目立ちました。それではまずいと叩きつけにゆくと、今度は内野ゴロの山。この時期では、プロの打者でもこういった生きた球を投げられる投手への対応には苦労していたようです。凄みはないのですが、投手として円熟味が出てきた感じに。スポニチ大会でも、どんな投球を魅せてくれるか楽しみです。
セガサミーの野手で目立ったのは、中継中唯一のヒットを放っていた 喜多 亮太(22歳・敦賀気比出身)捕手。敦賀気比時代から注目された強肩・強打の捕手で、5年目を迎えるシーズンです。高校時代は、キャッチングに難がありました。しかし今はミットをしっかり投手に示し、そのミットが全くブレません。以前はミットを地面に降ろしてしまう癖もあったのですが、それも見事修正。ワンバウンド処理への反応、対応にも優れ、キャッチングに好感が持てるレベルにまでなりました。
スローイングを観られる機会はなかったのですが、高校時代から1.9~2.0秒ぐらいの送球をする選手。地肩はドラフト候補としては平均的でしたが、送球の精度が低かった選手。その辺がどのぐらい改善されているのかスポニチ大会では注目したいポイント。スイングも9番ながら、なかなか鋭いスイングをしていました。高校時代からボールを手元まで引きつけて、甘い球を逃さないタイプ。今日試合に出ていたセガサミーの野手では目立ったスイングをしていたので、打撃とディフェンスのバランスが取れていれば、指名候補に上がって来るかもしれません。今後も、追いかけてみたい一人。
もう一人セガサミーで気になったのは、4番に入っていた 根岸 晃太郎(25歳・日大出身)遊撃手。こちらは180センチ台と体格を恵まれた遊撃手で、守備も無難にボールをさばいていました。さすがに4番を任されていただけに、スイングには強さを感じます。確実性に課題があった選手ですが、社会人2年目の昨年は都市対抗予選でも活躍。遊撃手としてのレベルがどの程度なのか、打撃の確実性も含めてスポニチ大会では能力を見極めてみたいと思わせる選手です。右打ちで二遊間を担える強打の内野手として、実力がともなえばプロ側の需要も高いかと思いますので。
オリックスでは、アマ時代あまり観られなかったルーキーの 西村 凌(22歳・SUBARU出身)捕手がマスクを被っていました。こちらもグラブ捌きなどに優れ、捕手としてのセンスが感じられます。ただし喜多あたりと比べると、青山 大起 投手の力のある速球にミット負けしてしまうなどキャッチングの弱さを魅せていました。試合では中継中に一つ捕殺をしていましたが、プロの捕手としては数年は下で勉強することになりそう。その他、高卒ルーキーの 比屋根 彰人(飛龍出身)内野手が早くも試合に出場していましたが、森脇の前にピッチャーゴロ。まだまだ、高校生レベルなのでしょう。
3年目を迎えた 青山 大起(24歳・トヨタ自動車)右腕は、常時140~中盤ぐらいは出ていそうな強い球が印象的。智弁学園時代から注目された本格派でしたが、選手層の厚いトヨタでは確認できなかった選手です。プロ入り後の一軍実績は乏しいものの、だいぶ地に足の着いた投球ができるようになり着実な成長を感じます。絶対的な決め手はないのですが、先発タイプで今年は一軍での登板が増えて来るのでは?
また高卒2年目の 根本 薫(20歳・霞ヶ浦出身)外野手が4番で抜擢されるなど期待の高さを伺わせます。なかなか良いスイングをしている選手なので、今年はファームの主力として、来季あたりは一軍を狙える選手に育つかもしれませんね。
(最後に)
スポニチ大会にも出場するセガサミーだけに、先にあげた 喜多 と 根岸 あたりは、候補になりえる選手なのか見極めたいところです。スポニチ大会はまだまだ寒い時期なので、ドラフト候補としての評価づけよりも一年間誰を追いかけてゆくか見きわめる大会という色彩が強いです。まずは結果云々よりも、そういった視点でアマチュア野球最初の公式大会を今年も観てみたいものです。
セガサミー
森脇 亮介(26歳)投手 173/66 右/右
喜多 亮太(22歳)捕手 176/67 右/右
根岸晃太郎(25歳)遊撃 180/79 右/右
セガサミーの先発は、森脇 亮介(26歳・日大出身)右腕。京都の塔南高校時代は、京都屈指の好投手として注目されました。日大進学後も早くから期待され、主力投手として活躍。セガサミー入社後も、主戦として4年目を迎えます。140キロ台中盤~後半ぐらいのキレのある球と、スライダーやシンカー系の球にカーブなども織り交ぜたコンビネーションで勝負するタイプです。
ドラフト適齢期も過ぎてきたのと先発などもあり、今日はおそらく130キロ台後半~140キロ台前半程度だと思われます。しかしボールにキレがあるタイプなので、オリックスの各打者がポップフライをあげる場面が目立ちました。それではまずいと叩きつけにゆくと、今度は内野ゴロの山。この時期では、プロの打者でもこういった生きた球を投げられる投手への対応には苦労していたようです。凄みはないのですが、投手として円熟味が出てきた感じに。スポニチ大会でも、どんな投球を魅せてくれるか楽しみです。
セガサミーの野手で目立ったのは、中継中唯一のヒットを放っていた 喜多 亮太(22歳・敦賀気比出身)捕手。敦賀気比時代から注目された強肩・強打の捕手で、5年目を迎えるシーズンです。高校時代は、キャッチングに難がありました。しかし今はミットをしっかり投手に示し、そのミットが全くブレません。以前はミットを地面に降ろしてしまう癖もあったのですが、それも見事修正。ワンバウンド処理への反応、対応にも優れ、キャッチングに好感が持てるレベルにまでなりました。
スローイングを観られる機会はなかったのですが、高校時代から1.9~2.0秒ぐらいの送球をする選手。地肩はドラフト候補としては平均的でしたが、送球の精度が低かった選手。その辺がどのぐらい改善されているのかスポニチ大会では注目したいポイント。スイングも9番ながら、なかなか鋭いスイングをしていました。高校時代からボールを手元まで引きつけて、甘い球を逃さないタイプ。今日試合に出ていたセガサミーの野手では目立ったスイングをしていたので、打撃とディフェンスのバランスが取れていれば、指名候補に上がって来るかもしれません。今後も、追いかけてみたい一人。
もう一人セガサミーで気になったのは、4番に入っていた 根岸 晃太郎(25歳・日大出身)遊撃手。こちらは180センチ台と体格を恵まれた遊撃手で、守備も無難にボールをさばいていました。さすがに4番を任されていただけに、スイングには強さを感じます。確実性に課題があった選手ですが、社会人2年目の昨年は都市対抗予選でも活躍。遊撃手としてのレベルがどの程度なのか、打撃の確実性も含めてスポニチ大会では能力を見極めてみたいと思わせる選手です。右打ちで二遊間を担える強打の内野手として、実力がともなえばプロ側の需要も高いかと思いますので。
オリックスでは、アマ時代あまり観られなかったルーキーの 西村 凌(22歳・SUBARU出身)捕手がマスクを被っていました。こちらもグラブ捌きなどに優れ、捕手としてのセンスが感じられます。ただし喜多あたりと比べると、青山 大起 投手の力のある速球にミット負けしてしまうなどキャッチングの弱さを魅せていました。試合では中継中に一つ捕殺をしていましたが、プロの捕手としては数年は下で勉強することになりそう。その他、高卒ルーキーの 比屋根 彰人(飛龍出身)内野手が早くも試合に出場していましたが、森脇の前にピッチャーゴロ。まだまだ、高校生レベルなのでしょう。
3年目を迎えた 青山 大起(24歳・トヨタ自動車)右腕は、常時140~中盤ぐらいは出ていそうな強い球が印象的。智弁学園時代から注目された本格派でしたが、選手層の厚いトヨタでは確認できなかった選手です。プロ入り後の一軍実績は乏しいものの、だいぶ地に足の着いた投球ができるようになり着実な成長を感じます。絶対的な決め手はないのですが、先発タイプで今年は一軍での登板が増えて来るのでは?
また高卒2年目の 根本 薫(20歳・霞ヶ浦出身)外野手が4番で抜擢されるなど期待の高さを伺わせます。なかなか良いスイングをしている選手なので、今年はファームの主力として、来季あたりは一軍を狙える選手に育つかもしれませんね。
(最後に)
スポニチ大会にも出場するセガサミーだけに、先にあげた 喜多 と 根岸 あたりは、候補になりえる選手なのか見極めたいところです。スポニチ大会はまだまだ寒い時期なので、ドラフト候補としての評価づけよりも一年間誰を追いかけてゆくか見きわめる大会という色彩が強いです。まずは結果云々よりも、そういった視点でアマチュア野球最初の公式大会を今年も観てみたいものです。
セガサミー
森脇 亮介(26歳)投手 173/66 右/右
喜多 亮太(22歳)捕手 176/67 右/右
根岸晃太郎(25歳)遊撃 180/79 右/右
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