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2018年(8) 侍社会人代表 VS JR東日本 (JR東日本編)

前回は、侍社会人代表チームの方の選手を取り上げました。続く今回は、対戦相手のJR東日本の選手たちを。JR東日本は、スポニチ大会で試合中盤まで観戦。球場移動のため観られなかった・板東が148キロを投げたと聴いていてスポニチ唯一の心の残りとなっていました。今回は、JR東日本で気になった選手について取り上げて行きます。

そのJR東日本の先発は、今年解禁の 平木 隆世(24歳・横浜商科大出身)左腕。球速こそコンスタントに140キロ前後(MAX89マイル・143キロ)ほどの速球に、カーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜます。しかしコントロールに苦しんだり、甘い球を打たれたりと早々降板することになります。左腕から140キロ台を記録できる投手として、マークする球団もあると思いますが、現状指名となると物足りません。

2番手は平木の先輩にあたる 佐藤 健太(25歳・横浜商科大出身)左腕が、135~140キロぐらいの球速で投げ込むものの、ドラフト候補の匂いはしてきません。3番手はスリクォーターから135~87マイル(140キロ)ぐらいのボールを投げ込む大澤 信明(26歳・立教大出身)左腕と続きますが、彼もドラフト候補という感じではありません。左打者にとっては厄介なスリークォーターの球筋と、安定した制球が売りのサウスポー。

4番手は、鹿児島のれいめい時代に注目された高卒2年目の 太田 龍(20歳・れいめい出身)右腕が、こちらは190/93の恵まれた体格からドラフト候補の匂いがぷんぷんしてきます。球速もコンスタントに140キロ台を越えてきて、計測した中では89マイル(143キロ)が最速。コントロールや変化球の精度も発展途上ではありますが、場馴れしてくれば来年が楽しみな存在になってくるかもしれません。

最終回には、板東 湧梧(鳴門出身23歳)右腕が登場してくれて、スポニチの後悔を数日で取り戻すことができました。板東は評判どうりコンスタントに145キロ前後(MAX91マイル・146キロ)を記録するなど、スピード能力は間違いありません。ただしそのボールが結構バラついていたりと安定感はイマイチ。変化球は、カーブ・カットボール気味にズレる球・フォークなど一通りあるものの、現状は速い球を投げられるだけに終始している気はします。ドラフト候補として、この一年で気にしてはみたいのですが、指名となるともう少し総合力を引き上げたいところ。ところでこの板東とは、本当に観戦運が悪くここ3年ぐらいずっと観てみたいと思っていた投手でした。そのため投球をまともに確認できたのは、鳴門高校以来というのが本当なところです。スポニチで観られなかったというよりも、ここ数年来の悲願がかなった気持ちです。

この日一番目立っていたのは、むしろJR東日本の打撃陣です。これは、全日本を凌駕するほどの迫力。特に4番を任されている・丸子 達也(25歳・早稲田大出身)一塁手は、第一打席にきれいにレフト前に、第二打席にライトスタンドに叩き込み、第三打席にも三遊間を破るなど右に左に長短打ち分ける打撃を魅せます。あの茂木栄五郎と中軸を形成していた時の、最強早稲田時代を彷彿とさせる内容でした。すでに昨年解禁で解禁で指名漏れしているとおり、守備位置が一塁に限定される左打者ということで、うまく需要がないと指名され難いポジションの選手。逆に強力な助っ人外人がいて、その選手のバックアップがいない球団などには、面白い存在かもしれません。

また3年目を迎える 渡辺 和哉(24歳・専修大出身)は今年になり、捕手としてスタメンを張っています。特にこの試合では盗塁を刺すなど、故障が癒えて守れるようになっていることは大きいかと。けしてタイムは凄くないのですが、ランナーの滑り込んでゆくところに上手く投げられます。また専修大時代は強打者として注目されたように、右に左へと強烈な打球を連発し3安打。打てる捕手として、大学時代よりも指名されやすい土壌はできてきました。右の代打&第三の捕手としてのバックアップ要員としての需要は無きにしもあらずかと。

スポニチのときには長打連発で、今年は一味違うところを魅せていた 佐藤 拓也(24歳・立教大出身)中堅手。この日も、ライト前・センター前・レフトオーバーの長打と、どの方向にも打ち分ける上手さを披露。守備力も走力・肩もそれなりにある選手であり、再度注目すべき価値はありそうです。左打ちの外野手ということで埋もれてしまいがちですが、そうさせまいと必死にアピールしているだけに一年間追いかけてみたいと思わせてくれました。元々天才肌の能力の選手ですが、モチベーションが上がらないと力を出せないタイプ。一年間通じて、どのぐらいのプレーを続けられるか?

平木 隆世(24歳)投手 183/73 左/左
佐藤 健太(25歳)投手 174/77 左/左
大澤 信明(26歳)投手 184/83 左/左
太田 龍 (20歳)投手 190/93 右/右
板東 湧梧(23歳)投手 181/76 右/右

丸子 達也(25歳)一塁 187/103 左/左
渡辺 和哉(24歳)捕手 176/85  右/右
佐藤 拓也(24歳)中堅 173/76  右/左

JR東日本では、今年解禁の 永谷 暢章(21歳・履正社出身)右腕 や 昨年はプロ入りした田嶋の次によく登板していた 山口 裕次郎(20歳・履正社出身)左腕の投球は、今年まだ未確認。次にこのチームを観戦する際には、ぜひ確認してみたいところです。
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