4/9 東都リーグレポート
2018/04/08|Category:テレビ・動画観戦
今年のドラフト戦線を語る上で外せないのが、東洋大学。そんな東洋大学が、東都開幕戦で登場してきました。本当は神宮に足を運びたかったのですが、家の事情で外せなかったのでネット中継を見てのレポートです。ぜひこのセンターカメラからの映像と、生観戦をしたときの違いなどを踏まえて、寸評作成に役立てようと思います。
東洋大 VS 中央大大
中央大の先発は、左ひざ骨折から復活をきす 伊藤 優輔(都小山台出身・4年)右腕。オーソドックスな右上手投げながら、コンスタントに145キロ前後(MAX147キロ)を記録。変化球は、スライダー・ツーシームにフォークでしょうか? 一通りの球は持っています。高校時代は、確か21世紀枠で選抜に出場したことがあった、当時都立屈指の投手として話題になった選手です。
右打者に対しては、外角にしっかり速球と変化球を集められるのですが、左打者に対しては的がつけられずコントロールを乱すのが今後の課題。沢村(巨人)や鍵谷(日ハム)などの中央の先輩達に比べ、先発タイプといった感じがします。久々の実戦ということで、4回を投げて7安打・3四死球・自責点2と結果は残せず。しかしボール1つ1つは良かったので、今後もドラフト候補としてマークできる存在。ただし最終的には、名門・強豪社会人チームに流れそうな気はします。
東洋の先発は、この冬急成長を遂げた・上茶谷 大河(京都学園出身・4年)右腕。こちらもオーソドックスな右の本格派ながら、楽天とのプロアマ交流戦では150キロ台に到達。甲斐野・梅津に続く第三の男として注目されました。
球速こそ先発ということもあり、140キロ台前半~MAXで146キロぐらい。それでも打者の手元まで伸びが素晴らしく、打者はなかなかボールに当てることができない。さらに内角を厳しく突く制球力や度胸がありコマンドも高い。変化球は、小さく沈むスプリットとのコンビネーションで、時々スライダーを交えて来るといった感じ。一見単調そうなコンビネーションだが、9回を投げて6安打・2四球で完封勝利をあげてみせた。
多くのスカウトが集結する注目の開幕戦で、存在感をアピール。ゲームメイクできる先発タイプとして、高い評価を受けたのではないのだろうか。今日の内容を見る限り上位指名は確実であり、場合によっては1位指名の12名に入ってきても不思議ではない。今後の1シーズン通して、どのぐらいの成績を残すのか気にしてみたい。
伊藤 優輔(中央大4年)投手 179/80 右/右
上茶谷大河(東洋大4年)投手 181/85 右/右
立正大 VS 駒沢大
この試合で目立ったのは、駒大の4番打者・岡田 耕太(敦賀気比出身・4年)一塁手の打棒。敦賀気比時代は、強肩の捕手でもあり塁間1.7秒台で到達するなど捕ってから異常に速かった。現在は、打棒をいかして一塁手と身体能力を活かせていないのは残念。しかし入学以来、この選手の打撃はプロ級として期待してきた。2部にチームがいたり、思ったほどの実績をここまで残せて来なかった。しかし最終学年になり、モノの違いを魅せてくれるのではないかとみていた。その期待どうり、この試合では左中間スタンドへの一発を含む2安打・4打点の活躍。打つだけならばプロ級の能力だと、改めて実感させてくれた。
一方立正の方では、最終回にドラフト候補の 釘宮 光希(日大三出身・4年)右腕が登場。175/75 と上勢はないが、140キロ台中盤の速球とフォークとのコンビネーションで存在感を示した。リリーフならばどうか?というタイプだが、今後の内容が注目される。やや一辺倒で素材としての奥行きはないが、縦の変化も良いのでハマる可能性を秘めている。
その他立正では、1番の小郷 裕哉(関西出身・4年)右翼手が、高めの速球が見極められず精彩を欠いて無安打に。上尾時代に好投手としてここでも紹介した・渡部 勝太(上尾出身・2年)右腕が、148キロを記録するなど、大幅にスピードアップしていたところが目新しいところだろうか。
岡田 耕太(駒沢大4年)一塁 174/82 右/右
釘宮 光希(立正大4年)投手 175/75 右/右
小郷 裕哉(立正大4年)右翼 176/84 右/左
渡部 勝太(立正大2年)投手 172/70 右/右
東洋大 VS 中央大大
中央大の先発は、左ひざ骨折から復活をきす 伊藤 優輔(都小山台出身・4年)右腕。オーソドックスな右上手投げながら、コンスタントに145キロ前後(MAX147キロ)を記録。変化球は、スライダー・ツーシームにフォークでしょうか? 一通りの球は持っています。高校時代は、確か21世紀枠で選抜に出場したことがあった、当時都立屈指の投手として話題になった選手です。
右打者に対しては、外角にしっかり速球と変化球を集められるのですが、左打者に対しては的がつけられずコントロールを乱すのが今後の課題。沢村(巨人)や鍵谷(日ハム)などの中央の先輩達に比べ、先発タイプといった感じがします。久々の実戦ということで、4回を投げて7安打・3四死球・自責点2と結果は残せず。しかしボール1つ1つは良かったので、今後もドラフト候補としてマークできる存在。ただし最終的には、名門・強豪社会人チームに流れそうな気はします。
東洋の先発は、この冬急成長を遂げた・上茶谷 大河(京都学園出身・4年)右腕。こちらもオーソドックスな右の本格派ながら、楽天とのプロアマ交流戦では150キロ台に到達。甲斐野・梅津に続く第三の男として注目されました。
球速こそ先発ということもあり、140キロ台前半~MAXで146キロぐらい。それでも打者の手元まで伸びが素晴らしく、打者はなかなかボールに当てることができない。さらに内角を厳しく突く制球力や度胸がありコマンドも高い。変化球は、小さく沈むスプリットとのコンビネーションで、時々スライダーを交えて来るといった感じ。一見単調そうなコンビネーションだが、9回を投げて6安打・2四球で完封勝利をあげてみせた。
多くのスカウトが集結する注目の開幕戦で、存在感をアピール。ゲームメイクできる先発タイプとして、高い評価を受けたのではないのだろうか。今日の内容を見る限り上位指名は確実であり、場合によっては1位指名の12名に入ってきても不思議ではない。今後の1シーズン通して、どのぐらいの成績を残すのか気にしてみたい。
伊藤 優輔(中央大4年)投手 179/80 右/右
上茶谷大河(東洋大4年)投手 181/85 右/右
立正大 VS 駒沢大
この試合で目立ったのは、駒大の4番打者・岡田 耕太(敦賀気比出身・4年)一塁手の打棒。敦賀気比時代は、強肩の捕手でもあり塁間1.7秒台で到達するなど捕ってから異常に速かった。現在は、打棒をいかして一塁手と身体能力を活かせていないのは残念。しかし入学以来、この選手の打撃はプロ級として期待してきた。2部にチームがいたり、思ったほどの実績をここまで残せて来なかった。しかし最終学年になり、モノの違いを魅せてくれるのではないかとみていた。その期待どうり、この試合では左中間スタンドへの一発を含む2安打・4打点の活躍。打つだけならばプロ級の能力だと、改めて実感させてくれた。
一方立正の方では、最終回にドラフト候補の 釘宮 光希(日大三出身・4年)右腕が登場。175/75 と上勢はないが、140キロ台中盤の速球とフォークとのコンビネーションで存在感を示した。リリーフならばどうか?というタイプだが、今後の内容が注目される。やや一辺倒で素材としての奥行きはないが、縦の変化も良いのでハマる可能性を秘めている。
その他立正では、1番の小郷 裕哉(関西出身・4年)右翼手が、高めの速球が見極められず精彩を欠いて無安打に。上尾時代に好投手としてここでも紹介した・渡部 勝太(上尾出身・2年)右腕が、148キロを記録するなど、大幅にスピードアップしていたところが目新しいところだろうか。
岡田 耕太(駒沢大4年)一塁 174/82 右/右
釘宮 光希(立正大4年)投手 175/75 右/右
小郷 裕哉(立正大4年)右翼 176/84 右/左
渡部 勝太(立正大2年)投手 172/70 右/右
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