2018年(20) 大学日本選抜平塚合宿内野手後編
2018/06/27|Category:観戦記
平塚球場で行われた、全日本大学選抜平塚合宿に出場していた、内野手編の続きでも。
岩城 駿也(九州産業大4年) 179/83 右/右 (東海大五出身)
確実性と長打力を兼ね備えたポイントゲッター。昨春のリーグ戦では、25打点と抜群の勝負強さを魅せ、今春のリーグ戦でも6本塁打を放ち長打力を示しました。この選手の素晴らしいところは、長打力がありながら脆さがない点にあります。ただし大学選手権や平塚合宿を見ていて思ったのは、意外に甘い球を打ち損じていることも多く、プロでも打撃は即戦力とは単純に言えないのではないかと思えるようになりました。また三塁守備はかなり厳しく、プロだと一塁か外野といった感じがします。肩・足がない選手ではないので、けして動けないタイプではありません。初日は特にアピールできたわけではないのですが、日本代表に無事選ばれました。ドラフトでは下位レベルだと思いますが、打撃はプロに慣れれば、いずれは出てくる選手という気がします。
渡邊 佳明(明治大4年) 180/78 右/左 (横浜出身)
元横浜高校監督の渡辺元智氏の孫という冠がどうしてもついてまわりますが、実力で六大学トップクラスの内野手にのし上がった実力者です。今春のリーグ戦では 0本 6点 1盗 打率.327厘 。長打はあまり期待できないのですが、シュアな打撃で高いレベルの相手でも順応できる確かな技術の持ち主。遊撃手としては無難という感じですが、三塁手としては上手い部類。ドラフト候補という感じはしませんが、有力社会人チームなどで長く野球を続けて行けそうな選手です。今回の、日本代表メンバーにも選出されました。
上川畑 大悟(日本大4年) 167/63 右/左 (倉敷商出身)
スピード感溢れる守備・走塁が魅了の選手。今春のリーグ戦では 0本 7点 2盗 打率.269厘 と平凡ですが、11四死球を選んでおり出塁率の高さは光ります。俊足ぶりならば、同じく代表に選ばれば 米満 凪(奈良学園大)の方が目立ちますが、一歩目の反応鋭く広い守備範囲を誇る守備では上をゆくように思います。こと守備に関しては、大学球界でもトップクラスではないかと。プロとなると微妙ではあるのですが、遊撃守備という武器があるだけに、順位「にこだわりがなければ可能性がないわけではありません。しかし常識的にみると、社会人に進むタイプなのではないのでしょうか。
和田 佳大(中京大3年) 168/69 右/左 (鹿児島情報出身)
俊足が売りの遊撃手です。昨秋・今春の愛知リーグの遊撃部門のベストナインに選出され、昨秋はMVPとも獲得。あまりよく知らない選手だったのですが、合宿初日の試合では、センターフライ・レフトフライ・レフト前にヒットを放ちました。個人的気になったのは、三塁や遊撃の守備の動きがゆるく感じたこと。この手のタイプならば、もう少し守備でのアピールが欲しかった気がしました。
中川 智裕(近畿大3年) 186/82 右/右 (近大付出身)
昨年の開幕戦では、2本のホームランを放ち注目された大型遊撃手。合宿では、サードゴロ・ショートゴロ・レフト前にヒットを放っていました。あんまりよくわからなかったのですが、スケールの大きな遊撃手として、期待を込めての選抜だったのかもしれません。まだ2年生ということで、これから観戦する際には注目してみたい選手でした。
米満 凪(奈良学園大4年)遊撃 170/70 右/左 (敦賀気比出身)
小柄ながら三拍子ハイレベルに揃った遊撃手で、大学選手権の活躍により臨時招集されました。特に、抜群のスタートの良さを活かした走塁に特徴があり、走力はアマでもトップクラスものを持っています。また遊撃手としても、スピード感があり肩も悪くありません。打撃も小柄でも非力さはなく、うまさとパンチ力を兼ね備えます。プロ志望ならば、ドラフト指名される可能性が高く、今年少ない大学社会人の貴重なニ遊間候補となりそうです。国際試合でアピールすれば、より大きなアピールに繋がりそうです。
児玉 亮涼(九州産業大2年) 165/60 右/右 (文徳出身)
バットを短く持って、センター方向中心にはじき返す野球センスに優れた遊撃手。チームでは二番打者で、つなぎ役をきっちり行える選手との印象を受けます。それでもしっかりはじき返す打撃ができるので、外国人の強い球にも力負けすることはないのではと。代表チームだと、遊撃手というよりも二塁あたりを担うことになるかもしれません。まだ2年生ということで、今回の代表だけでなく今後も見据えた上での抜擢ではないのでしょうか。
岩城 駿也(九州産業大4年) 179/83 右/右 (東海大五出身)
確実性と長打力を兼ね備えたポイントゲッター。昨春のリーグ戦では、25打点と抜群の勝負強さを魅せ、今春のリーグ戦でも6本塁打を放ち長打力を示しました。この選手の素晴らしいところは、長打力がありながら脆さがない点にあります。ただし大学選手権や平塚合宿を見ていて思ったのは、意外に甘い球を打ち損じていることも多く、プロでも打撃は即戦力とは単純に言えないのではないかと思えるようになりました。また三塁守備はかなり厳しく、プロだと一塁か外野といった感じがします。肩・足がない選手ではないので、けして動けないタイプではありません。初日は特にアピールできたわけではないのですが、日本代表に無事選ばれました。ドラフトでは下位レベルだと思いますが、打撃はプロに慣れれば、いずれは出てくる選手という気がします。
渡邊 佳明(明治大4年) 180/78 右/左 (横浜出身)
元横浜高校監督の渡辺元智氏の孫という冠がどうしてもついてまわりますが、実力で六大学トップクラスの内野手にのし上がった実力者です。今春のリーグ戦では 0本 6点 1盗 打率.327厘 。長打はあまり期待できないのですが、シュアな打撃で高いレベルの相手でも順応できる確かな技術の持ち主。遊撃手としては無難という感じですが、三塁手としては上手い部類。ドラフト候補という感じはしませんが、有力社会人チームなどで長く野球を続けて行けそうな選手です。今回の、日本代表メンバーにも選出されました。
上川畑 大悟(日本大4年) 167/63 右/左 (倉敷商出身)
スピード感溢れる守備・走塁が魅了の選手。今春のリーグ戦では 0本 7点 2盗 打率.269厘 と平凡ですが、11四死球を選んでおり出塁率の高さは光ります。俊足ぶりならば、同じく代表に選ばれば 米満 凪(奈良学園大)の方が目立ちますが、一歩目の反応鋭く広い守備範囲を誇る守備では上をゆくように思います。こと守備に関しては、大学球界でもトップクラスではないかと。プロとなると微妙ではあるのですが、遊撃守備という武器があるだけに、順位「にこだわりがなければ可能性がないわけではありません。しかし常識的にみると、社会人に進むタイプなのではないのでしょうか。
和田 佳大(中京大3年) 168/69 右/左 (鹿児島情報出身)
俊足が売りの遊撃手です。昨秋・今春の愛知リーグの遊撃部門のベストナインに選出され、昨秋はMVPとも獲得。あまりよく知らない選手だったのですが、合宿初日の試合では、センターフライ・レフトフライ・レフト前にヒットを放ちました。個人的気になったのは、三塁や遊撃の守備の動きがゆるく感じたこと。この手のタイプならば、もう少し守備でのアピールが欲しかった気がしました。
中川 智裕(近畿大3年) 186/82 右/右 (近大付出身)
昨年の開幕戦では、2本のホームランを放ち注目された大型遊撃手。合宿では、サードゴロ・ショートゴロ・レフト前にヒットを放っていました。あんまりよくわからなかったのですが、スケールの大きな遊撃手として、期待を込めての選抜だったのかもしれません。まだ2年生ということで、これから観戦する際には注目してみたい選手でした。
米満 凪(奈良学園大4年)遊撃 170/70 右/左 (敦賀気比出身)
小柄ながら三拍子ハイレベルに揃った遊撃手で、大学選手権の活躍により臨時招集されました。特に、抜群のスタートの良さを活かした走塁に特徴があり、走力はアマでもトップクラスものを持っています。また遊撃手としても、スピード感があり肩も悪くありません。打撃も小柄でも非力さはなく、うまさとパンチ力を兼ね備えます。プロ志望ならば、ドラフト指名される可能性が高く、今年少ない大学社会人の貴重なニ遊間候補となりそうです。国際試合でアピールすれば、より大きなアピールに繋がりそうです。
児玉 亮涼(九州産業大2年) 165/60 右/右 (文徳出身)
バットを短く持って、センター方向中心にはじき返す野球センスに優れた遊撃手。チームでは二番打者で、つなぎ役をきっちり行える選手との印象を受けます。それでもしっかりはじき返す打撃ができるので、外国人の強い球にも力負けすることはないのではと。代表チームだと、遊撃手というよりも二塁あたりを担うことになるかもしれません。まだ2年生ということで、今回の代表だけでなく今後も見据えた上での抜擢ではないのでしょうか。
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