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プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
2018年夏 甲子園4日目レポート・前編

第一試合 日南学園 VS 丸亀城西

丸亀城西の先発・大前 輝明(3年)右腕は、179/91 のガッチリした体格の投手。球速は130キロ台中盤ぐらいだが、重い速球とスライダーを中心に9安打打たれながらも最後まで投げきった。特に四死球は0個で、大崩れしない精神力の魅力。体に力がある素材なので、大学などでストレートを磨けば馬力で押せるような投手になれるのではないのだろうか。県大会ではリリーフで、投げっぷりの良さを魅せていた。

日南学園では、1番打者の 中原 一颯(3年)遊撃手は、攻守にシャープさがある好選手だった。ボールへの入りが鋭く、スピード感のある守備の持ち主。打席でも、高めの甘い球を逃さずセンター前に先制タイムリー。別の打席でも、低めの球をうまくすくってあわやライトスタンドにホームランという大きな飛球を飛ばして魅せた。軸がブレず、右に左にセンターへと鋭く打ち返すことができる高い技術を持っている。大学などで、そのセンスを研ぎ澄ませて社会人などまで突き進んで欲しい選手だった。

また日南学園では、4番の 門川 大晟(3年)右翼手のバット振れるスイングも目立っていた。足を早めに伸ばしたままボールを呼び込み、スパンと思いっきりフルスイングしてくる。試合では2本の、ライト方向へのヒットを放って魅せた。右翼手としての肩は並だったので、今後の試合で走力ともども守備でアピールできるようだと、大学などへの道も広がりを持ちそう。

結果は残せなかったが、丸亀城西の核弾頭・水野 達稀(3年)遊撃手も好選手。予選では打率.478厘を残し、ヒットにはならなかったがバットの芯でしっかりボールを捉えていた。守備も水準を満たしており、大学などでも守備力のある強打の内野手として勝負して行けそうな好選手だった。

大前 輝明(丸亀城西3年)投手 179/91 右/右
水野 達稀(丸亀城西3年)遊撃 169/69 右/左

中原 一颯(日南学園3年)遊撃 175/75 右/左
門川 大晟(日南学園3年)右翼 175/75 右/右

第二試合 金足農 VS 鹿児島実

今大会NO.1投手の呼び声高い、吉田 輝星(金足農3年)右腕が登場。176センチと上背はないが、要所で見せる140キロ台後半のボールの勢いは素晴らしい。特にボールの回転が素晴らしく容易に高めの球はバットに当てることはできず、また内角にも厳しく突くことができる。変化球は、スライダー・スプリット・カーブなど多彩だが、あくまでも投球の主役はストレートといった感じ。しかし普段は130キロ台まで球速落とすなど明らかに力を抜いており、それだからといって絶妙なところにボールを集めて来るわけではない。そのため不用意に力のない甘い球を打たれ、毎回のようにランナーを背負って球数を増やしてしまった。

それでも走者を背負ってからの牽制・クィック・フィールディングは一級品であり、またボールを長く持ったりと間合いを変えることができる野球センスは一級品。すでに高校生としては、ほとんどの引き出しを使い切っている印象さえある。今後どの程度上積みが残されているのかという疑問は残るが、現時点での総合力では高校球界屈指と言っても過言ではないだろう。ただし投手として今後いかに余力を残しているかには疑問も残り、ドラフト指名となると2位指名前後に留まるのではないのだろうか。完成度が極めて高い割に、結構失点が多いのは気になる部分ではある。

鹿児島実業の先発・吉村 陸矩(3年)右腕は、135キロ前後ぐらいの球速でベース版通過時の球威・勢いが物足りない。内外角に投げ分けるコマンドの高さと、右打者外角に絶妙なところに決まるカットボールが持ち味。まずは大学などで、ストレートに磨きを欠けることと縦の変化を身につけて投球の幅を広げたい。

打者では、金足農業の4番・打川 和輝(3年)三塁手のパワフルな打撃が目立った。やや体の切れに欠けそうなところがあるのだが、三塁手としては一歩目の反応がよく、見た目以上に守れるところは好感。攻守に同チームでは、目立つ存在だった。今後の試合もみて、能力を見極めてゆきたい。

また鹿児島実業の4番・西 竜我(3年)三塁手は、吉田の渾身のストレートを苦になくはじき返した強打は見事。続く打席では警戒されて変化球中心の攻めに対しても、センター前に打ち返す打力はかなり高そう。三塁手としての動きも悪くなかったが、送球にやや不安があるような気がした。この試合では、両チームの4番・サードが存在感を示した試合となった。吉田をものともしなかったように、西は想像以上に打撃の潜在能力は高いのかもしれない。

吉田 輝星(金足農3年)投手 176/81 右/右
打川 和輝(金足農3年)三塁 185/90 右/右

吉村 陸矩(鹿児島実3年)投手 174/75 右/右
西  竜我(鹿児島実3年)三塁 175/84 右/左

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