春季大阪大会初日
2009/05/09|Category:観戦記
ええ今週は、関東各県の高校野球も一通り終わり、関東大会までの合間の週です。そのため大学野球中心の観戦予定を立てておりましたが、春季大阪大会の組合せに興味を惹かれ、急きょ大阪遠征をおこなうことに致しました。観戦初日を終え、大阪のネットカフェから書き込んでいる次第です。
今日は、大阪の萩谷球場という初めてゆく球場に足を運びました。バスも一時間に一本程度しかなく、便の良い球場とは言えませんでした。ただそれ以上に、大阪の春季大会の特性というものを改めて思い知られる一日となりました。
第一試合 関西創価 VS 履正社
履正社には、関西NO.1といわれる橋本悠平(3年)右腕がおり、更に関西創価にはプロ注目の捕手・藪直輝(3年)捕手など、名前のあがっている選手が複数いるので、近畿大会を止めてでも、こちらに足を運ぼうと決意して、大阪に向かいました。
大阪の春季大会には、過去何度か足を運んで痛い目にあっております。というのは、大阪の春季大会は、例え上位に勝ち上がっても夏にシードされるという特典などがないため、各校ライバルに対し手のうちを隠す傾向が強いのです。そのため有力投手が、なかなか投げてくれないということが多々あります。
その昔・岩田(大阪桐蔭-阪神)という投手を、ぜひ見てみたいと関西創価のグランド<相手はセンバツ帰りの野間口(巨人)>の対戦に観に行くも、両投手のキャッボールだけを見せられて帰ってきた苦い経験があります。今回も同様のケースでした。橋本投手は、終始今日は登板する気はなし。裏方に徹しておりました。
どうも近くで話していた詳しい人の話を聞いていると、現在彼はあまり調子がよくないらしく、出てきても決勝戦あたりではないのかというらしいのです。仕方なく藪直輝(関西創価)捕手に注目するも、地肩・スローイングもドラフト候補としては並以下で、打撃も7番を打つ普通の打者でした。けして捕手としてのセンスは悪くないと思いましたが、プロ云々の選手ではありません。
そのほか履正社では、一番の仮谷遊撃手が、守備でまずまずのところを見せ、3番の山田二塁手がダイビイングキャッチや外野の間を抜く強打を見せるなど、力のあるところを見せておりました。
関西創価では、中島中堅手が、実に立ち姿のカッコ良い選手で、ドラフト候補っぽい選手でした。3番を打つ強打に加え、走守のバランス・体格と良いのですが、変化球に脆いところが残念。
打撃では、4番の武田遊撃手の高い対応力が光りました。結構バットを振り回す選手なのですが、勝負どころではしっかりミートできるセンスは素晴らしいです。ただ守備にあまり光るところがないのが、なんとも残念。
投手では、履正社の先発・益田投手は、MAX86マイル(137.6キロ)まで出すなど、意外に力投派。関西創価の2年生左腕・坂本創太も、125キロ前後の速球に、カーブ・スクリューなどを織り交ぜる平凡な左腕。結局最後まで橋本は登板することなく、3-0で関西創価を打ち破り、明日の準決勝に駒を進めました。
名前のあがっている選手を幾人かチェックできたり、知らない選手でもマズマズ良い選手はいましたが、高卒プロ・ドラフト候補という観点では、完全に空振りの第一試合でした。果たして、橋本のいる履正社は、明日・彼を登板させるのでしょうか?
萩谷球場 東海道・山陽本線 摂津富田駅からバスで30分程度
摂津富田の駅からは、一時間に一本程度しかバスは出ておりません。イメージ的には、東海地区の社会人野球のメイン球場・岡崎市民球場のように、山に向かってひたすらバスが登ってゆきます。
タクシーでは4000円程度・バスでは270円。歩いたり、自転車では無理だと思われます。ぜひ車かバスで行ってください。
バス亭を降りてからも、10分程度球場まで坂を下りてゆきます。帰りは完全に上り坂で、疲れていたり、荷物の多い人にはお勧め致しません。個人的には、よほど条件が揃わない限り、足を伸ばすのは考えてしまう球場でした(ご近所の方、関係者方には申し訳ないですが)。
救いは、バスの途中で関西大学があり、そこの学生さんが、とても可愛らしかったことでしょうか(笑)。
今日は、大阪の萩谷球場という初めてゆく球場に足を運びました。バスも一時間に一本程度しかなく、便の良い球場とは言えませんでした。ただそれ以上に、大阪の春季大会の特性というものを改めて思い知られる一日となりました。
第一試合 関西創価 VS 履正社
履正社には、関西NO.1といわれる橋本悠平(3年)右腕がおり、更に関西創価にはプロ注目の捕手・藪直輝(3年)捕手など、名前のあがっている選手が複数いるので、近畿大会を止めてでも、こちらに足を運ぼうと決意して、大阪に向かいました。
大阪の春季大会には、過去何度か足を運んで痛い目にあっております。というのは、大阪の春季大会は、例え上位に勝ち上がっても夏にシードされるという特典などがないため、各校ライバルに対し手のうちを隠す傾向が強いのです。そのため有力投手が、なかなか投げてくれないということが多々あります。
その昔・岩田(大阪桐蔭-阪神)という投手を、ぜひ見てみたいと関西創価のグランド<相手はセンバツ帰りの野間口(巨人)>の対戦に観に行くも、両投手のキャッボールだけを見せられて帰ってきた苦い経験があります。今回も同様のケースでした。橋本投手は、終始今日は登板する気はなし。裏方に徹しておりました。
どうも近くで話していた詳しい人の話を聞いていると、現在彼はあまり調子がよくないらしく、出てきても決勝戦あたりではないのかというらしいのです。仕方なく藪直輝(関西創価)捕手に注目するも、地肩・スローイングもドラフト候補としては並以下で、打撃も7番を打つ普通の打者でした。けして捕手としてのセンスは悪くないと思いましたが、プロ云々の選手ではありません。
そのほか履正社では、一番の仮谷遊撃手が、守備でまずまずのところを見せ、3番の山田二塁手がダイビイングキャッチや外野の間を抜く強打を見せるなど、力のあるところを見せておりました。
関西創価では、中島中堅手が、実に立ち姿のカッコ良い選手で、ドラフト候補っぽい選手でした。3番を打つ強打に加え、走守のバランス・体格と良いのですが、変化球に脆いところが残念。
打撃では、4番の武田遊撃手の高い対応力が光りました。結構バットを振り回す選手なのですが、勝負どころではしっかりミートできるセンスは素晴らしいです。ただ守備にあまり光るところがないのが、なんとも残念。
投手では、履正社の先発・益田投手は、MAX86マイル(137.6キロ)まで出すなど、意外に力投派。関西創価の2年生左腕・坂本創太も、125キロ前後の速球に、カーブ・スクリューなどを織り交ぜる平凡な左腕。結局最後まで橋本は登板することなく、3-0で関西創価を打ち破り、明日の準決勝に駒を進めました。
名前のあがっている選手を幾人かチェックできたり、知らない選手でもマズマズ良い選手はいましたが、高卒プロ・ドラフト候補という観点では、完全に空振りの第一試合でした。果たして、橋本のいる履正社は、明日・彼を登板させるのでしょうか?
萩谷球場 東海道・山陽本線 摂津富田駅からバスで30分程度
摂津富田の駅からは、一時間に一本程度しかバスは出ておりません。イメージ的には、東海地区の社会人野球のメイン球場・岡崎市民球場のように、山に向かってひたすらバスが登ってゆきます。
タクシーでは4000円程度・バスでは270円。歩いたり、自転車では無理だと思われます。ぜひ車かバスで行ってください。
バス亭を降りてからも、10分程度球場まで坂を下りてゆきます。帰りは完全に上り坂で、疲れていたり、荷物の多い人にはお勧め致しません。個人的には、よほど条件が揃わない限り、足を伸ばすのは考えてしまう球場でした(ご近所の方、関係者方には申し訳ないですが)。
救いは、バスの途中で関西大学があり、そこの学生さんが、とても可愛らしかったことでしょうか(笑)。
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