(21) 首都二部リーグ観戦
2019/05/04|Category:観戦記
春の間に確認しにゆこうと思っていた首都二部リーグを観に、町田にある小野路球場にでかけます。ここは、小田急鶴川駅からバスで10分ぐらいの距離(2.3キロ)なのですが、バス停からひたすら登り坂が続いており、日体大の健志台球場みたいな高台にあります。
お目当ては、首都二部リーグの逸材ながらプロ入りが意識できる 山田 綾人(玉川大4年)右腕の視察でした。山田は186/92 と恵まれた体格から、投げ下ろしてくるストレートが魅力のスケール型。この日もコンスタントに140キロ台を越えてきて、MAX91マイル・146キロの速球には厚みがあり見応えがありました。変化球はフォークとのコンビネーションで、たまにスライダーを織り交ぜる感じ。たまにフォークがうまく抜けると空振りは取れるのですが、その精度は高いとは言えません。したがってカウントを整えられる球がストレートしかなく、高めに甘く浮いた速球を痛打されるケースが目立ちます。両サイドにはアバウトに投げ分けられるコントロールはあるのですが、全体的にボールが高いのは気になるところです。
表情などを見ていても、思うようにならないと自信が無さそうななのが気になります。自らのフィルダースチョイスでピンチを広げ逆転を許しましたが、その直後雷雨で試合は中断。そのまま、無効試合になり命拾いをした試合でもありました。恐らくあのまま試合が進んでいたら、さらに傷口は広がりそうな展開だったからです。さてドラフト指名となると、現状育成枠レベルかな?といった印象があります。素材としては良く、昨年よりも成長も感じます。大卒でも1,2年ぐらいファームで育成したら、どんな投球をするのか?といった魅力はあります。しかし現状は、ドラフトボーダーレベルと見るのが妥当ではないのでしょうか。
山田は開幕週こそ第一戦で投げていましたが、これまでの二週目・三週目はいずれも第二戦での先発。それだけ今日の第一戦で投げるのかは賭けでした。しかしあえて第一戦を選んだのは、対戦相手の明治学院大の蓬田 拓己(都文京出身4年)右腕を観戦したかったからです。こちらは135~MAX89マイル・143キロのキレのある速球を中心に、カーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜコンビネーションで打ち取るタイプ。飄々と投げ込むのが元来の持ち味だと思いますが、少々ボールに球威がないキレ型のところが気になります。ドラフト候補というよりも、卒業後は社会人や独立リーグあたりで力量を高めていって欲しいタイプかと。山田が素材型に比べると、こちらは実戦型の好投手といった感じがします。マウンド捌きは良いので、ストレートが磨かれてくると面白いかもしれません。
また第一試合は終盤からの観戦で見られなかったのですが、獨協大の先発・雪野 敏和(中越出身・4年)右腕は、140キロを超える球速を投げ込む好投手とのことなので、入れ替え戦などに進むようならば注意を払ってみたい一人でした。
雷雨により3回途中だったかで、試合が中断に。今にも雨が降り出しそうな天気だったので急いでバス停に向かいます。しかし、バス停に向かう途中から雨が強くなり、さらに時間をみたら20分以上きません。とりあえず、雨の凌げそうなところに避難。しかしその間に、雨は叩きつけるような強さになり雹まで降ってくる有様に。しかしこんな日に限って、前日干した折り畳み傘をカバンに入れ忘れるという失態を、雨合羽を羽織、観戦用の帽子をかぶり時間になったのでバス停に向かいます。しかし時間から20分以上経ってもバスが来ません。おかげでこの間に、雨合羽の中の服や靴の中もビショビショになり、家に帰ってからも頭がガンガンするという有様でした。折りたたみ傘を入れてないということがまずないのですが、まさかこんな日に限って傘を忘れるとは・・・。静岡での試合中止に続き、ゴールデンウイークの観戦ダメージは大きなものばかりです。
山田 綾人(玉川大4年)投手 186/92 右/右
蓬田 拓己(明学大4年)投手 178/77 右/右
雪野 敏和(獨協大4年)投手 177/74 右/右
お目当ては、首都二部リーグの逸材ながらプロ入りが意識できる 山田 綾人(玉川大4年)右腕の視察でした。山田は186/92 と恵まれた体格から、投げ下ろしてくるストレートが魅力のスケール型。この日もコンスタントに140キロ台を越えてきて、MAX91マイル・146キロの速球には厚みがあり見応えがありました。変化球はフォークとのコンビネーションで、たまにスライダーを織り交ぜる感じ。たまにフォークがうまく抜けると空振りは取れるのですが、その精度は高いとは言えません。したがってカウントを整えられる球がストレートしかなく、高めに甘く浮いた速球を痛打されるケースが目立ちます。両サイドにはアバウトに投げ分けられるコントロールはあるのですが、全体的にボールが高いのは気になるところです。
表情などを見ていても、思うようにならないと自信が無さそうななのが気になります。自らのフィルダースチョイスでピンチを広げ逆転を許しましたが、その直後雷雨で試合は中断。そのまま、無効試合になり命拾いをした試合でもありました。恐らくあのまま試合が進んでいたら、さらに傷口は広がりそうな展開だったからです。さてドラフト指名となると、現状育成枠レベルかな?といった印象があります。素材としては良く、昨年よりも成長も感じます。大卒でも1,2年ぐらいファームで育成したら、どんな投球をするのか?といった魅力はあります。しかし現状は、ドラフトボーダーレベルと見るのが妥当ではないのでしょうか。
山田は開幕週こそ第一戦で投げていましたが、これまでの二週目・三週目はいずれも第二戦での先発。それだけ今日の第一戦で投げるのかは賭けでした。しかしあえて第一戦を選んだのは、対戦相手の明治学院大の蓬田 拓己(都文京出身4年)右腕を観戦したかったからです。こちらは135~MAX89マイル・143キロのキレのある速球を中心に、カーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜコンビネーションで打ち取るタイプ。飄々と投げ込むのが元来の持ち味だと思いますが、少々ボールに球威がないキレ型のところが気になります。ドラフト候補というよりも、卒業後は社会人や独立リーグあたりで力量を高めていって欲しいタイプかと。山田が素材型に比べると、こちらは実戦型の好投手といった感じがします。マウンド捌きは良いので、ストレートが磨かれてくると面白いかもしれません。
また第一試合は終盤からの観戦で見られなかったのですが、獨協大の先発・雪野 敏和(中越出身・4年)右腕は、140キロを超える球速を投げ込む好投手とのことなので、入れ替え戦などに進むようならば注意を払ってみたい一人でした。
雷雨により3回途中だったかで、試合が中断に。今にも雨が降り出しそうな天気だったので急いでバス停に向かいます。しかし、バス停に向かう途中から雨が強くなり、さらに時間をみたら20分以上きません。とりあえず、雨の凌げそうなところに避難。しかしその間に、雨は叩きつけるような強さになり雹まで降ってくる有様に。しかしこんな日に限って、前日干した折り畳み傘をカバンに入れ忘れるという失態を、雨合羽を羽織、観戦用の帽子をかぶり時間になったのでバス停に向かいます。しかし時間から20分以上経ってもバスが来ません。おかげでこの間に、雨合羽の中の服や靴の中もビショビショになり、家に帰ってからも頭がガンガンするという有様でした。折りたたみ傘を入れてないということがまずないのですが、まさかこんな日に限って傘を忘れるとは・・・。静岡での試合中止に続き、ゴールデンウイークの観戦ダメージは大きなものばかりです。
山田 綾人(玉川大4年)投手 186/92 右/右
蓬田 拓己(明学大4年)投手 178/77 右/右
雪野 敏和(獨協大4年)投手 177/74 右/右
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