(23) 春季東海大会
2019/05/24|Category:観戦記
ゴールデンウィーク最初に、紅林 弘太郎(駿河総合3年)遊撃手を観に行って、雨で観られなかった以来の清水庵原球場に再び足を運びました。今回は、春季東海大会がこの地で行われるからです。
第一試合 津田学園 VS 加藤学園
この日の目的は第二試合だったので、第一試合の終盤に会場入りでした。またドラフト候補の 前 佑囲斗(津田学園3年)右腕も、最終回にようやく登板しました。この日の前投手は、球速こそ135~88マイル(141キロ)程度でも、実に指先まで力が伝わったスピンの効いた真っすぐは健在。変化球はスライダーぐらいでしたが、選抜の高いパフォーマンスの片鱗は見せてくれたように思います。しいて言えば、ストレートも変化球も全体的に高めに浮いており、そのへんが気になったところです。おそらく2回戦の先発を見越しての登板でしょうから、そこでの投球内容が問われます。変わらず、中位候補ぐらいの素材であることを再認識させられました。
一方の加藤学園では、川上 智己(3年)遊撃手という選手が気になりました。難しいバウンドにうまく合わせる動きの好い遊撃手で、肩もかなり強そう。打っても4番を務めるなど、攻守の中心的な存在です。夏に観られる機会があったら、じっくり観てみたい選手でした。
前 佑囲斗(津田学園3年)投手 182/87 右/右
川上 智己(加藤学園3年)遊撃 178/72 右/右
第二試合 大垣日大 VS 菰野
この日のお目当ては、岡林 勇希(菰野高3年)右腕。真上から投げ下ろしてくる剛球右腕で、球速もコンスタントに140キロ台~MAX93マイル(150キロ)に到達。何よりボールの強さ・迫力という意味では、今年生でみた高校生では一番だったと感じます。他にも曲がりながら沈むスライダーのキレもまずまずですし、チェンジアップやカーブなども織り交ぜます。かなり粗っぽいタイプなのですが、意外にボールが散って中に中へと入って来ないところは好いところ。気になったのは、ランナーを出すと走者に走られ放題のところでしょうか。このへんは、ランナーを出しても投球に集中すれば抑えられる自信からなのかもしれません。
爆発力は高校球界でもトップランクなのは間違いないと思いますが、試合をまとめる技術、コントロールなどの総合力は相当課題があることは否定できません。また打っても4番を務めるなど、打撃でも非凡なものを持っており、将来大成するのは野手での才能かもしれないと思えるほどです。いずれにしても兄・飛翔(広島)のような育成での指名ということはなく、本会議の中で指名が濃厚なのではないかとみています。ただしこういった選手を好むか好まないかは、球団によって評価は別れるのではないのでしょうか。かなり荒くは見えるものの、チームを東海大会まで導いたようにランナーを出しても要所を締めることができる投手のようです。
菰野はタレント揃いで、1番の 山本 悠馬(3年)中堅手と3番の 川上 泰平(3年)遊撃手は、対応力があり打球も強烈でレベルが高い。そこに、長打力抜群の4番の 岡林 が控えている。また岡林以外にも、 奥田 域太(3年)左腕がいて、こちらはMAXで140キロぐらいだそうだが、プロ志向が強いのだという。スカウトがオススメしてくれたが、バスの時間の関係で泣く泣く確認できずに球場をあとにすることに。夏の大会などで、じっくり観てみたい大型チーム。タレント的には、夏の甲子園出場を果たしても全然不思議ではないだろう。
一方の大垣日大の方は、試合前ノックなどをみるとチームのレベルの高さが伺える。ただし突出したタレントがいないところを、どう補って行けるかではないのだろうか。
岡林 勇希(菰野3年)投手 176/71 右/左
奥田 域太(菰野3年)投手 177/65 左/左
山本 悠馬(菰野3年)中堅 左/左
川上 泰平(菰野3年)遊撃 右/左
第一試合 津田学園 VS 加藤学園
この日の目的は第二試合だったので、第一試合の終盤に会場入りでした。またドラフト候補の 前 佑囲斗(津田学園3年)右腕も、最終回にようやく登板しました。この日の前投手は、球速こそ135~88マイル(141キロ)程度でも、実に指先まで力が伝わったスピンの効いた真っすぐは健在。変化球はスライダーぐらいでしたが、選抜の高いパフォーマンスの片鱗は見せてくれたように思います。しいて言えば、ストレートも変化球も全体的に高めに浮いており、そのへんが気になったところです。おそらく2回戦の先発を見越しての登板でしょうから、そこでの投球内容が問われます。変わらず、中位候補ぐらいの素材であることを再認識させられました。
一方の加藤学園では、川上 智己(3年)遊撃手という選手が気になりました。難しいバウンドにうまく合わせる動きの好い遊撃手で、肩もかなり強そう。打っても4番を務めるなど、攻守の中心的な存在です。夏に観られる機会があったら、じっくり観てみたい選手でした。
前 佑囲斗(津田学園3年)投手 182/87 右/右
川上 智己(加藤学園3年)遊撃 178/72 右/右
第二試合 大垣日大 VS 菰野
この日のお目当ては、岡林 勇希(菰野高3年)右腕。真上から投げ下ろしてくる剛球右腕で、球速もコンスタントに140キロ台~MAX93マイル(150キロ)に到達。何よりボールの強さ・迫力という意味では、今年生でみた高校生では一番だったと感じます。他にも曲がりながら沈むスライダーのキレもまずまずですし、チェンジアップやカーブなども織り交ぜます。かなり粗っぽいタイプなのですが、意外にボールが散って中に中へと入って来ないところは好いところ。気になったのは、ランナーを出すと走者に走られ放題のところでしょうか。このへんは、ランナーを出しても投球に集中すれば抑えられる自信からなのかもしれません。
爆発力は高校球界でもトップランクなのは間違いないと思いますが、試合をまとめる技術、コントロールなどの総合力は相当課題があることは否定できません。また打っても4番を務めるなど、打撃でも非凡なものを持っており、将来大成するのは野手での才能かもしれないと思えるほどです。いずれにしても兄・飛翔(広島)のような育成での指名ということはなく、本会議の中で指名が濃厚なのではないかとみています。ただしこういった選手を好むか好まないかは、球団によって評価は別れるのではないのでしょうか。かなり荒くは見えるものの、チームを東海大会まで導いたようにランナーを出しても要所を締めることができる投手のようです。
菰野はタレント揃いで、1番の 山本 悠馬(3年)中堅手と3番の 川上 泰平(3年)遊撃手は、対応力があり打球も強烈でレベルが高い。そこに、長打力抜群の4番の 岡林 が控えている。また岡林以外にも、 奥田 域太(3年)左腕がいて、こちらはMAXで140キロぐらいだそうだが、プロ志向が強いのだという。スカウトがオススメしてくれたが、バスの時間の関係で泣く泣く確認できずに球場をあとにすることに。夏の大会などで、じっくり観てみたい大型チーム。タレント的には、夏の甲子園出場を果たしても全然不思議ではないだろう。
一方の大垣日大の方は、試合前ノックなどをみるとチームのレベルの高さが伺える。ただし突出したタレントがいないところを、どう補って行けるかではないのだろうか。
岡林 勇希(菰野3年)投手 176/71 右/左
奥田 域太(菰野3年)投手 177/65 左/左
山本 悠馬(菰野3年)中堅 左/左
川上 泰平(菰野3年)遊撃 右/左
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