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2019年 BCリーグ選抜 VS DeNA二軍

今年もBCリーグが選抜チームを作って、関東に遠征して参りました。相手は、ここ数年毎年のようにBCリーグの選手を獲得しているDeNA との試合となります。ちなみに今日の試合は、会場であったベイスターズ球場(長浦グランド)で行われる最後の試合となったのではないのでしょうか。近いうちに二軍は、横須賀スタジアムの隣に新しい施設ができますので。今回は、この試合で気になった選手を取り上げてみたいと思います。

長谷川 凌太(24歳・BC新潟)投手 188/92 右/右

昨年育成枠まで含めれば、まず指名されるだろうと思っていたのですが、まさかの指名漏れをしました投手です。右の大型右腕で、フォームも良く素材としての魅力があるのは確かです。ここまでのリーグ戦では、9試合に登板し3勝1敗 防 2.13 (8位) といった成績。ちなみにNPBを解雇された 宮川 将(元楽天)右腕、防 1.61 で2位。 福地 元春(元DeNA)左腕が、防 2.11 (7位)という成績からも、現状はそれ以下の実力であるあることは頭に留めておいた方が良いでしょう。

球速は、常時140キロ台~MAX91マイル・146キロ。変化球は、右打者外角低目のスライダーを振らせるのが持ち味で、他にもチェンジアップ・フォーク系の球があるようです。ただ全体的にコントロールはアバウトで、ボールも力で抑える込めるほどの絶対的なものはありません。確かに素材としては魅力はあるのですが、ある程度年齢も行っていることを考えると、指名は育成であるかないかぐらいだと感じました。特に昨年も指名漏れしているだけに、どのぐらい昨年と違ったところをスカウトに印象づけられるかではないのでしょうか。

前川 哲(23歳・BC新潟)投手 180/90 右/右 (新潟産業大付出身)

分厚い身体付きから投げ込む速球派で、リーグでは10試合に登板して 5勝2敗 防 3.04 といった平凡な成績。その中では、56イニングで53三振の奪三振数が光ります。特に今日投げたBCリーグの投手の中では、球威・球速は一番でした。

球速は常時145キロ前後~MAX92マイル・148キロを記録。ボール自体の力はNPBレベルだと思うのですが、そのほとんど高め~抜けることが多く、コントロールに大きな不安を感じます。その辺は56回1/3イニングで33個の四死球で、四死球率が58.6%と高いのが気になります。また変化球もスライダーが主なようで、指名となるとちょっと厳しいかなというのが率直な感想でした。

小沼 健太(21歳・BC茨城)投手 188/78 右/右 (東総工業出身)

高校卒業後、BC武蔵などでプレーしてきた選手。ここまでのシーズンでは、9試合 2勝6敗 防 4.42 と際立つ数字ではありません。角度のある、速球が武器の若手投手です。球速はコンスタントに140キロ前後~MAX89マイル・143キロぐらいですが、角度を感じられるのでそれなりに見栄えはします。しかし、相手をねじ伏せるような絶対的なものはありません。キレのあるスライダーもあり、その球とのコンビネーションで他にフォークなどもあります。

素材としては長谷川より劣るものの、年齢が若いのでその辺はアピールポイント。昨年の独立リーガーは、年齢が行っている選手が指名されない傾向が顕著になっていたので、そういった意味では追い風は吹いています。内容的には、育成で指名があるかないかぐらいの位置づけではないのでしょうか。

松岡 洸希(19歳・BC武蔵)投手 179/83 右/右 (桶川西出身)

かつてヤクルトのクローザーを務めていた、林昌勇 を彷彿とさせるようなサイドに近いスリークォーター。腕の振りが非常に柔らかいのが特徴で、ここまで15試合に登板して 0勝1敗 防 6.94 という成績。NPBに最も近い存在だと言われおりますが、投球回数を上回る四死球を与えるなど、まだまだ素材を買ってという存在であることがわかります。

球速は常時140キロ台以上で、MAX90マイル・145キロを記録。手元まで、しっかり伸びてくる球質も魅力です。少し球離れが早いのが気になりますが、スライダーの曲がり自体は大きいです。普段から投球回数と同じぐらい奪三振が奪えており、今日もアウトは全て三振でした。高卒1年目の若さと素材を考えれば、本会議の終わりの方~育成枠あたりでは確実に指名されるのではないかと思われます。まぁ成績からみると、今日は出来過ぎだったのかもしれませんが。素材的にはおっと思わせるものがあり、なかなか興味深いものがありました。

菅谷 潤哉(25歳・BC富山)投手 180/83 右/右 (帝塚山大出身)

昨年も指名の有力候補としてあげられていた選手で、リリーフでの実績がある選手。しかし今シーズンは、13試合で 0勝2敗2S 防 7.80 と打ち込まれているようです。球速はコンスタントに140キロ台を越えてきて、MAXは90マイル(145キロ)でした。それに、スライダーやシンカーを織り交ぜるピッチングスタイル。しかし球速ほど、ボールが来ている感じがしなかったのは残念。コントロールもアバウトで好調だった昨年でも指名漏れしているだけに、今シーズン指名されるのは厳しいのではないかと感じました。この成績で代表に選ばれたように、関係者の期待は高いのでしょう。後期の、巻き返しに期待したいところです。

金本 享祐(26歳・BC栃木)投手 175/70 右/右 (中部学院大出身)

身体は大きくはないのですが、ストレートと見分けの難しいカットボールに特徴があります。ここまで 16試合 1勝1敗4S をあげており、防御率は 1.80 と好成績。15イニングで10四死球(四死球率が66.6%)と多いのは気になりますが、投球回数を上回る奪三振が光ります。

クセ球のスライドする速球に加え、スライダーなどの変化球を織り交ぜます。またフォーシームの球速は、90マイル(145キロ)~92マイル(148キロ)を何度か記録するなど、スピード能力もあるのが魅力。実力的には育成ならあるかもと思える部分もあるのですが、年齢がいっていることを考えると指名は厳しいかもしれません。ある程度力で押せる勢いもあるのですが、決め手になるほどのボールは見当たりません。

(最後に)

今日出場したDeNAの投手も、二軍の公式戦ではなかなか見ることができないメンバー中心のリレーでした。それでもBC選抜の野手陣は、ほとんどまともに捉えられた打球はなく、野手で目立った選手がいなかったということは否定できません。

投手陣も、松岡(武蔵)の指名は有力ですが、長谷川(新潟)・小沼(茨城)・金本(栃木)などの投手に関しては育成で指名があるかないかといった状況だと思います。果たして今回の選抜メンバー以外に、指名を勝ち取れる選手が他にどのぐらいいるのでしょうか? 全体的には野手に人材が乏しく、代表チームも例年より小粒な印象でした。今年のBCからの指名は、2,3名前後に留まるかもしれません。ただし楽天が3軍創設を考えているようなので、その点では追い風になりそうです。

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