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2020年 ドラフト戦線を占う

皆様、明けましておめでとうございます。ようやく昨日で、2019年度のドラフト関連の記事を終えることができました。つきましては、今日から 2020年度のドラフト候補 について考えて行きたいと思います。

そこで2020年度最初の話題は、今年のドラフト戦線がどのようなものなのか? 主だった候補にどんな選手がいるのか簡単にご紹介させて頂きたいと思います。すでにこういった記事は、各所から出ておりますが、おさらいの意味で目を通して頂ければ幸いです。


(2020年度のドラフト戦線とは?)

現時点では、目玉無きドラフト戦線 ということになります。しかし現時点で突出した選手はいませんが、不作で人材がいないということではありません。楽しみな選手は多数いるものの、その中で突出した選手がまだいないということで、悲観することはないだろうということ。

その中でも今年は、大学生 が中心となす年になるのではないのでしょうか。そこで、ドラフト上位指名が予想される 大学生候補をあげてみましょう。

伊藤 大海(苫小牧北海道大)投手は、3年春のシーズンに52イニングで97奪三振という、驚異的な奪三振を奪った快速右腕。回転に優れた140キロ台後半~150キロ台前半の速球に、ニ種類のスライダーを交えた投球は圧巻です。宇田川 優希(仙台大)右腕は、184/95 という厚みのある体格から、140キロ台後半の球威のあるボールと縦の変化球を交えて来るスケール感溢れる投手。先輩で阪神に1位指名された 馬場皐輔 を下級生時代から上回る素材だと評判でした。早川 隆久(早稲田大)左腕は、正統派のサウスポーで木更津総合時代から注目されてきた存在。140キロ台中盤の速球に、カーブ・スライダーなどを織り交ぜるも、左腕にしてはチェンジアップ系が弱いため、この球が磨かれると手がつけられなくなるのではないのでしょうか。また 山崎 伊織(東海大)右腕は、140キロ台後半の質の良い真っ直ぐ、コントロール・厳しい攻めなどができる実戦的な投球など、総合力では大学NO.1ではないかというぐらいの逸材。他にも人材は多数いますが、ここにあげた4人は下級生時代の力を、そのまま最終学年で示してくれれば1位指名濃厚な投手達です。

伊藤 大海(苫小牧駒大)投手 176/80 右/左
宇田川優希(仙台大)投手   184/95 右/右
早川 隆久(早稲田大)投手  179/72 左/左
山崎 伊織(東海大)投手   181/71 右/右

野手では、佐藤 輝明(近畿大)外野&三塁手が、ドラフト全体の目玉になる可能性を秘めています。とにかくバットが振れる、飛ばせるということに関しては、今年の候補の中で抜けた存在です。走力はあるものの、盗塁をそれほど仕掛けて来るタイプではない。守備もさほど上手いとは言えない、打撃も粗いという不安要素はありますが、スケールではピカイチな存在。最終学年に注目される中、打撃でモノの違いを魅せてくれればドラフト戦線の目玉に飛び出してくるはずです。

彼とは対照的に、堅実なセカンド守備と勝負強い打撃で結果を残し続けるのが、牧 秀悟(中央大)二塁手。こちらは派手さはありませんが、自分の与えられた仕事をきっちりこなしてくれる信頼できるタイプ。位置づけ的には、井口忠仁(現ロッテ監督)が青学にいた時代の、今岡誠(東洋大-阪神1位)内野手ような存在。大学ジャパンの4番打者として、日米野球でも自分の役割を果たしました。

その他、上位指名確定ではありませんが、強打・好守のバランスのとれている 古川 裕大(上武大)捕手。中学時代にサニーブラウンにも勝ったことがあるというアマ屈指の韋駄天 五十幡 亮汰(中央大)外野手も、最終学年でのアピール次第では大いにクローズアップされることになりそう。

佐藤 輝明(近畿大)三塁 186/92 右/左
牧  秀悟(中央大)二塁 178/81 右/右
古川 裕大(上武大)捕手 182/86 右/左
五十幡亮汰(中央大)外野 172/67 右/左


(高校生候補)

昨年組が高校生投手の当り年だったので、今年は例年並みに戻った印象を受けます。その中でも世代を引っ張って行く存在として注目されるのは、夏の甲子園を沸かせた 中森 俊介(明石商)右腕。ボールの勢い・変化球の多彩さ、マウンドさばき、総合力で世代を最上位を行く存在に。

ポテンシャルで中森の上を行くのが、小林 樹斗(智弁和歌山)右腕。こちらは骨太の本格派で、リリーフ時の迫力は中森を凌ぐものがある。先発時の内容が思ったほどではないのと、揉まれてきた経験ではまだ中森が上回る。一冬越えて、二人の力関係がどうなって行くのか気にしてみたい。

神宮大会で話題をさらったのが、高橋 宏斗(中京大中京)右腕。こちらは、ちょっと懐かしいタイプの力投派投手で、先発でもガンガン速球で押してくる。どこまで伸び代が残そされているかは別にしても、センバツでは話題になるのは間違いない。

同じく力投派でセンバツ濃厚なのが、川瀬 堅斗(大分商)右腕も、九州屈指の素材。185/78 と体格に恵まれている上に、腕の振りが素晴らしい。まだまだ実戦力には欠けるところがあるが、今年巨人に1位指名した 堀田 賢慎(青森山田)を彷彿とさせる。センバツでの内容次第では、上位候補に位置づけられても不思議ではない。

中森 俊介(明石商)投手   181/79 右/左
小林 樹斗(智弁和歌山)投手 182/79 右/右
高橋 宏斗(中京大中京)投手 184/75 右/右
川瀬 堅斗(大分商)投手    185/78 右/右

野手では、柳田悠岐二世 の雰囲気漂う 来田 涼斗(明石商)外野手の、三拍子揃ったプレーで世代を引っ張る。小園(広島)を彷彿とさせる 土田 龍空(近江)遊撃手に、先輩である安田(ロッテ)以上に振れて守れる 小深田 大地(履正社)と、野村(日ハム)以上の対応力と守備力を誇る 井上 朋也(花咲徳栄)外野手なども、プロ入りした球界の先輩達と比較検討できるレベルにすでにある。

来田 涼斗(明石商)外野  178/78 右/左
土田 龍空(近江)遊撃   180/73 右/左
小深田大地(履正社)三塁  176/87 右/左
井上 朋也(花咲徳栄)外野 180/80 右/右


(社会人候補)

150キロ級の速球と変化球を織り交ぜ、社会人では目立っているのが、栗林 良吏(トヨタ自動車)右腕。ルーキーイヤーから社会人の名門で主戦を任されている 佐々木 健(NTT東日本)左腕。また大学時代は、同期の東洋大にドラフト三羽烏が揃っていて陰が薄かった 藤井 聖(JX-ENEOS)も、左腕から140キロ台中盤を連発し社会人で存在感を高めている。その他だと、高卒3年目を迎え重い速球でプロを視野に入れられる 森井 絃斗(セガサミー)右腕に、社会人で155キロ級を目指す 山本 晃希(かずさマジック)は、春季大会での内容次第では一躍社会人の筆頭にランクされても不思議ではない。

栗林 良吏(トヨタ自動車)投手  177/80 右/右
佐々木 健(NTT東日本)投手   179/85 左/左
藤井 聖 (JX-ENEOS)投手    175/78 左/左
森井 絃斗(セガサミー)投手   184/94 右/右
山本 晃希(かずさマジック)投手 183/82 右/右

野手では、ホームランにこだわり抜いたスイングで異彩を放つ 今川 優馬(JFE東日本)外野手。大学時代から指名レベルにあった快速・巧打の 長沢 吉貴(東芝)。スケール感溢れるアスリート系の 逢沢 峻介(トヨタ自動車)。三拍子揃った右の好打者である 向山 基生(NTT東日本)など、外野手に楽しみな人材が揃う。

今川 優馬(JFE東日本)外野  176/84 右/右
長沢 吉貴(東芝)外野     172/62 右/左
逢沢 峻介(トヨタ自動車)外野 175/81 左/左
向山 基生(NTT東日本)外野  184/82 右/右


(最後に)

各カテゴリー別に、主だった選手をご紹介してみた。ここにあげた選手たちの他にもまだまだいるし、シーズンが始まったら浮上して来る選手もどんどん出てくるだろう。今回は触れなかったが、独立リーグにも気になる選手が何人かいる。特に一月中の「本当に凄い奴」では、ここに掲載した選手を中心に、今年の候補を詳しく取り上げて行く予定なので、楽しみにして頂きたい。

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