7/4(土) の注目選手
2020/07/03|Category:個別寸評
7月になって夏の代替大会が、全国の何箇所かで始まりました。その中でも、岩手・沖縄・愛知 などが、ネット中継で試合の模様を流しました。残念ながらこの日は、岩手大会が雨のため中止に。そこで今回は、沖縄大会と愛知大会で、気になった選手をご紹介してゆきます。
この日、私の目を惹いたのが、西里 颯(興南3年)遊撃手。旧チームでもレギュラーとして、三塁手で活躍していた選手です。フォロースルーまでしっかり取れたスイングで、広角に見事にはじき出すスイングは見事でした。所作や佇まいは、まさにプロのそれといった感じの姿の良い選手です。遊撃手としては、やや腰高の印象を受けて、その辺上のレベルではどうなのか?といった印象は受けました。しかしそのあたりは、もう少し他の試合も見て確認して行きたいポイント。昨夏は三塁手として、動きの良さと強肩ぶりが光っていた選手ですので。走力は昨夏の大会で計測したものでは、右打席から4.45秒(左打者換算で4.2秒)ぐらいとドラフト候補としては平凡でしたが、もっと速いタイムも期待できるかもしれません。ドラフト候補として、今後の試合も追いかけてみたいと思わせてくれる選手でした。
愛知大会では、秋の神宮大会を制した中京大中京が早くも登場。ドラフト上位候補である 高橋 宏斗(3年)投手の登板こそなかったものの、候補にあがる 中山 礼都(3年)遊撃手や西村 友哉(3年)中堅手に、強打の4番打者・印出 太一(3年)捕手などが揃うタレント揃い。
しかし初戦ゆえの固さからか? 思いのほか名南工業に苦戦します。それでも8回コールドで、初戦を飾ります。野手の中でも最もプロに近いと言われる 中山 礼都 遊撃手は、爆発力のある打撃が売りの遊撃手。ちょっとタイプ的には、昨年の 森 敬斗(桐蔭学園-DeNA)遊撃手を彷彿とさせます。捉えたときの打球は見事なのですが、脆い・粗い対応力が昨秋から気になっていました。森よりも送球が安定していて遊撃手としては上だと思いますが、ポテンシャル高いものの攻守に粗いタイプだといった印象は受けます。印出 太一 捕手は、このタレント集団でも4番に座り結果を残すように、「打てる捕手」としては全国でも指折りの存在です。ただし大型ゆえか? フットワークが重苦しいところがあり、けして雑な選手ではないもののディフェンスに関してはピンと来るものがありません。西村 友哉 外野手も対応力も守備力もある好選手なのですが、こちらは強豪・名門大学などに進んでゆくタイプではないかと感じます。あまりプレーからは、プロの匂いはしてきません。
瑞穂球場の第一試合に登場した 吉納 智也(東邦3年)右翼手の大きなスイング、攻守に独特の感性が光った 赤木 蓮(高蔵寺3年)遊撃手などが目立った一日でした。特に赤木は全く知らない選手だったのですが、本格的な野球をこれからも続けて欲しいと思わせてくれる好選手でした。
沖縄では今日確認できなかったのですが、沖縄の野球部対抗競技大会で、3段跳び・遠投・100メートルで3冠に輝いた 西表 夢叶(八重山2年)外野手という選手がいるそうなのです。今回の代替大会では、で下級生のため出場していなかったのかもしれません。しかし来年にむけて、覚えておきたい選手だと思いました。またその八重山高校は、強豪・八重山商工相手にコールド勝ちして八重山対決を制しました。
(まとめ)
愛知大会は、瑞穂と熱田球場の試合が実況つきでセンターカメラからYou Tubeで放送。また沖縄大会は、バックネット裏からの撮影ながら3球場を網羅する形になっていて驚きました。今日はあまり目立つ投手がいなかったのですが、西里 颯(興南)遊撃手が、ドラフト候補として意識できる内容だったこと。中京大中京は、なかなかペースを掴めなかったものの初戦を終え、次の試合あたりからどんどん持ち味が発揮されるのではないかと。特にドラフト上位候補でもある 高橋 宏斗(3年)投手の登板がいつあるのか注目されます。今のところ進学が基本線のようですが、今後上位指名などがほぼ確実な状況になれば、プロ希望に傾くかもしれません。明日は、雨で中止になった岩手大会の中継もあるかもしれません。優勝候補の盛岡大付属や花巻東の試合も流れたので、明日に順延ではないのでしょうか。
この日、私の目を惹いたのが、西里 颯(興南3年)遊撃手。旧チームでもレギュラーとして、三塁手で活躍していた選手です。フォロースルーまでしっかり取れたスイングで、広角に見事にはじき出すスイングは見事でした。所作や佇まいは、まさにプロのそれといった感じの姿の良い選手です。遊撃手としては、やや腰高の印象を受けて、その辺上のレベルではどうなのか?といった印象は受けました。しかしそのあたりは、もう少し他の試合も見て確認して行きたいポイント。昨夏は三塁手として、動きの良さと強肩ぶりが光っていた選手ですので。走力は昨夏の大会で計測したものでは、右打席から4.45秒(左打者換算で4.2秒)ぐらいとドラフト候補としては平凡でしたが、もっと速いタイムも期待できるかもしれません。ドラフト候補として、今後の試合も追いかけてみたいと思わせてくれる選手でした。
愛知大会では、秋の神宮大会を制した中京大中京が早くも登場。ドラフト上位候補である 高橋 宏斗(3年)投手の登板こそなかったものの、候補にあがる 中山 礼都(3年)遊撃手や西村 友哉(3年)中堅手に、強打の4番打者・印出 太一(3年)捕手などが揃うタレント揃い。
しかし初戦ゆえの固さからか? 思いのほか名南工業に苦戦します。それでも8回コールドで、初戦を飾ります。野手の中でも最もプロに近いと言われる 中山 礼都 遊撃手は、爆発力のある打撃が売りの遊撃手。ちょっとタイプ的には、昨年の 森 敬斗(桐蔭学園-DeNA)遊撃手を彷彿とさせます。捉えたときの打球は見事なのですが、脆い・粗い対応力が昨秋から気になっていました。森よりも送球が安定していて遊撃手としては上だと思いますが、ポテンシャル高いものの攻守に粗いタイプだといった印象は受けます。印出 太一 捕手は、このタレント集団でも4番に座り結果を残すように、「打てる捕手」としては全国でも指折りの存在です。ただし大型ゆえか? フットワークが重苦しいところがあり、けして雑な選手ではないもののディフェンスに関してはピンと来るものがありません。西村 友哉 外野手も対応力も守備力もある好選手なのですが、こちらは強豪・名門大学などに進んでゆくタイプではないかと感じます。あまりプレーからは、プロの匂いはしてきません。
瑞穂球場の第一試合に登場した 吉納 智也(東邦3年)右翼手の大きなスイング、攻守に独特の感性が光った 赤木 蓮(高蔵寺3年)遊撃手などが目立った一日でした。特に赤木は全く知らない選手だったのですが、本格的な野球をこれからも続けて欲しいと思わせてくれる好選手でした。
沖縄では今日確認できなかったのですが、沖縄の野球部対抗競技大会で、3段跳び・遠投・100メートルで3冠に輝いた 西表 夢叶(八重山2年)外野手という選手がいるそうなのです。今回の代替大会では、で下級生のため出場していなかったのかもしれません。しかし来年にむけて、覚えておきたい選手だと思いました。またその八重山高校は、強豪・八重山商工相手にコールド勝ちして八重山対決を制しました。
(まとめ)
愛知大会は、瑞穂と熱田球場の試合が実況つきでセンターカメラからYou Tubeで放送。また沖縄大会は、バックネット裏からの撮影ながら3球場を網羅する形になっていて驚きました。今日はあまり目立つ投手がいなかったのですが、西里 颯(興南)遊撃手が、ドラフト候補として意識できる内容だったこと。中京大中京は、なかなかペースを掴めなかったものの初戦を終え、次の試合あたりからどんどん持ち味が発揮されるのではないかと。特にドラフト上位候補でもある 高橋 宏斗(3年)投手の登板がいつあるのか注目されます。今のところ進学が基本線のようですが、今後上位指名などがほぼ確実な状況になれば、プロ希望に傾くかもしれません。明日は、雨で中止になった岩手大会の中継もあるかもしれません。優勝候補の盛岡大付属や花巻東の試合も流れたので、明日に順延ではないのでしょうか。
- 関連記事
-
- 坂本 竜三郎(20歳・BC福井)捕手
- 宮野 結希(20歳・BC信濃)投手
- 園部 佳太(21歳・BC福島)遊撃手
- 高橋 大(22歳・高知FD)投手
- 昆野 漱太朗(盛岡工業3年)投手
- 宇佐美 真太(20歳・徳島ID)外野&一塁手
- 石井 大智(23歳・高知FD)投手
- 7/4(土) の注目選手
- 鈴木 駿輔(22歳・BC福島)投手
- 亀山 英輝(23歳・徳島ID)投手
- 2020年 本当に凄いやつ166 森木 大智(高知1年)投手
- 高橋 康ニ(25歳・BC福井)投手
- 石田 駿(23歳・BC栃木)投手
- 2020年 本当に凄いやつ165 山本 大斗(開星2年)外野手
- 2020年 本当に凄いやつ164 佐藤 文彰(立正大淞南2年)内野手
スポンサーサイト