7/11(土) のドラフト候補
2020/07/10|Category:テレビ・動画観戦
全国の多くの地域で、今日から夏の代替大会が始まりました。そのためなかなか追いきれない試合も多かったのですが、7/11 に注目した選手の感想でもと。まず最初に目についたのが、古波蔵 悠悟(沖縄水産3年)左腕。175/80 のガッチリした体格のサウスポーで、135キロ前後の真っ直ぐとキレの良いスライダーにチェンジアップを織り交ぜる実戦派。特にキレの良いスライダーで、右打者の内角を突いて来る配球が光っていた。テンポがよくマウンドさばきに優れており、上のレベルでも活躍が期待できる左腕だった。
その沖縄で注目だったのが、本部 VS 美里工業 のカード。注目の 川田 莉空(本部3年)右腕は、背番号3を付けて5番・ファーストで出場。184/69 のスラッとした投手体型で、試合途中からマウンドへ。まだ線が細く球速は130~中盤ぐらいといった感じで、ボールの強さが物足りない。「宜野座カーブ」が武器で、そういった球も織り交ぜていた。しかし投手としての筋は良く、足りないのは筋力・体力・経験といった感じだった。しかしむしろ目を惹いたのは、野手としての才能。身体能力が高く、ベースランニング・走力は高そう。あとは、スイングや身体に強さが加われれば将来大化けするかもと期待をもたせる選手だった。いずれにしてもまずは、大学などでワンクッション置いてからということになりそうだ。
対する美里工業の上間 玲於(3年)右腕は、MAX144キロの評判どおり力強いボールとマウンドさばきに優れた好投手。体格的に高校からプロという感じではないが、大学や社会人で野球を続けて欲しい確かな実力を持っいた。また打者では、富島 力斗(3年)の、パワフルな打撃が目立っていた。投打に総合力が高さそうなチームで、上位進出が期待できるチームとみた。
長崎大会では、中村 優斗(諫早農業3年)右腕が、長崎日大相手に終盤まで好投。172/64 とけして体格には恵まれてはいないが、135キロ前後のストレートと鋭いスライダーを武器に強豪を苦しめた。また長崎では、注目の 磯木 蒼太朗(長崎南山3年)右腕が登板。今年の長崎を代表する素材だということだが、何処か痛めているのか? それとも力を抜いて投げていたのか? 球速は130~中盤ぐらいなのか物足りなく見えてしまった。強豪相手に、どんなピッチングを魅せるのか今後の試合に注目したい。
宮崎大会では、源 祥哉(宮崎学園3年)右腕が登板。兄の隆馬(国学院大)のような140キロ台のストレートで押すほどの迫力はなかったが、中背の体格から130キロ台中盤の速球にスライダーを武器に、センスの良さを感じさせる好投手だった。フォームバランスが良く、球速が付いてきたら土台がしっかりしているだけに楽しみ。
愛知大会では、昨年僅か4球の投球で話題になった 国本 航河(名古屋3年)右腕が試合終盤に登場。181/78 の均整の取れた体格から140キロ台を記録してそうな速球とチェンジアップらしき沈む球をたまに投げ込んでくる。まだまだコントロールもバラバラで、ストライクゾーンの枠の中に投げ込んでくるだけといった経験不足は否めない。それでもその評判を聞きつけて、数球団のスカウトが彼目当てに集まっていたという。いずれにしても、大学などワンクッション置いてからの投手にではないのだろうか。同校は投手育成にも優れているのか、他の投手のレベルも総じて高かった。
(7/11のまとめ)
総合力の高い選手は、体格などのスケール面で見劣っていた印象。あるいはそうでない評判の選手も素材の良さは感じられたものの、現時点で即プロといった選手には残念ながら出会わせなかった一日だった。本部や諫早農業のように今日で破れてしまった学校もあるが、それ以外の学校は勝ち上がっているだけに、今後も彼らに注目しつつ大会をチェックしてゆきたい。
その沖縄で注目だったのが、本部 VS 美里工業 のカード。注目の 川田 莉空(本部3年)右腕は、背番号3を付けて5番・ファーストで出場。184/69 のスラッとした投手体型で、試合途中からマウンドへ。まだ線が細く球速は130~中盤ぐらいといった感じで、ボールの強さが物足りない。「宜野座カーブ」が武器で、そういった球も織り交ぜていた。しかし投手としての筋は良く、足りないのは筋力・体力・経験といった感じだった。しかしむしろ目を惹いたのは、野手としての才能。身体能力が高く、ベースランニング・走力は高そう。あとは、スイングや身体に強さが加われれば将来大化けするかもと期待をもたせる選手だった。いずれにしてもまずは、大学などでワンクッション置いてからということになりそうだ。
対する美里工業の上間 玲於(3年)右腕は、MAX144キロの評判どおり力強いボールとマウンドさばきに優れた好投手。体格的に高校からプロという感じではないが、大学や社会人で野球を続けて欲しい確かな実力を持っいた。また打者では、富島 力斗(3年)の、パワフルな打撃が目立っていた。投打に総合力が高さそうなチームで、上位進出が期待できるチームとみた。
長崎大会では、中村 優斗(諫早農業3年)右腕が、長崎日大相手に終盤まで好投。172/64 とけして体格には恵まれてはいないが、135キロ前後のストレートと鋭いスライダーを武器に強豪を苦しめた。また長崎では、注目の 磯木 蒼太朗(長崎南山3年)右腕が登板。今年の長崎を代表する素材だということだが、何処か痛めているのか? それとも力を抜いて投げていたのか? 球速は130~中盤ぐらいなのか物足りなく見えてしまった。強豪相手に、どんなピッチングを魅せるのか今後の試合に注目したい。
宮崎大会では、源 祥哉(宮崎学園3年)右腕が登板。兄の隆馬(国学院大)のような140キロ台のストレートで押すほどの迫力はなかったが、中背の体格から130キロ台中盤の速球にスライダーを武器に、センスの良さを感じさせる好投手だった。フォームバランスが良く、球速が付いてきたら土台がしっかりしているだけに楽しみ。
愛知大会では、昨年僅か4球の投球で話題になった 国本 航河(名古屋3年)右腕が試合終盤に登場。181/78 の均整の取れた体格から140キロ台を記録してそうな速球とチェンジアップらしき沈む球をたまに投げ込んでくる。まだまだコントロールもバラバラで、ストライクゾーンの枠の中に投げ込んでくるだけといった経験不足は否めない。それでもその評判を聞きつけて、数球団のスカウトが彼目当てに集まっていたという。いずれにしても、大学などワンクッション置いてからの投手にではないのだろうか。同校は投手育成にも優れているのか、他の投手のレベルも総じて高かった。
(7/11のまとめ)
総合力の高い選手は、体格などのスケール面で見劣っていた印象。あるいはそうでない評判の選手も素材の良さは感じられたものの、現時点で即プロといった選手には残念ながら出会わせなかった一日だった。本部や諫早農業のように今日で破れてしまった学校もあるが、それ以外の学校は勝ち上がっているだけに、今後も彼らに注目しつつ大会をチェックしてゆきたい。
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