8月1(土)のドラフト候補
2020/08/01|Category:テレビ・動画観戦
8月に入ると、これまで大会が行われていなかった地域、大会が終盤に差し掛かり中継が行われてこなかった県でも観戦が確認できるようになってきた。そのため多くのドラフト候補が、この8月最初の週末に大挙して登場してきた。その中でも、印象的な選手たちについて触れてみたい。
愛知大会は、すでに中盤~後半戦に差し掛かってきた。しかしこれまでの試合では登板がなかった 高橋 宏斗(中京大中京3年)右腕が中継に登場。昨秋・明治神宮大会では優勝投手になり、実績的には世代NO.1の存在だった。そんな高橋が、一冬越えての成長ぶりをアピール。コンスタントに140キロ台後半~150キロを超えてきた。フォームもオールドタイプの速球派という感じの秋のフォームから、違和感のない速球派へと変わってきた。スライダーでしっかりカウントを整え、フォークでも空振りが誘える。クィックや牽制などに至るまで、非常にレベルが高い。進学も噂されるが、この内容ならば1位指名はほぼ間違いないと思えるレベルまで来ている。甲子園で充分なアピールができれば、周りも大いにヒートアップすることだろう。かなり、昨年の 奥川恭伸(星稜-ヤクルト1位)に近いレベルまで来ているのではないのだろうか。
高橋 宏斗(愛知・中京大中京)投手 182/82 右/右
昨年2年生ながら、U-18の高校日本代表にも選出された 横山 陽樹(作新学院)も健在ぶりをアピール。昨夏は外野手だったが、捕手としてのプレーを披露。しっかりミットを投手に示し、座ったまま投手に返すテンポを意識したボールまわし。それでも周りに細かく指示を出したり、打球への反応もまずまず。捕ってから素早く返球し刺すなど、地肩・送球の精度もプロを意識できるレベルにある。内川聖一(ソフトバンク)ばりのミートセンスもあるところも健在であり、プロでも捕手としてやれそうなところをアピールできたことは大きいのではないのだろうか。もう少し見てみたい気がするが、ドラフトでも中位以上を期待しても良さそうな、ハイセンスな選手だった。
横山 陽樹(栃木・作新学院)捕手 178/78 右/右
驚かされたと言えば、事前に150キロを越えてくるとは訊いていたものの、小園 健太(市立和歌山2年)右腕の投球だった。練習試合で152キロを記録したとも言われる選手であったが、均整の取れた体格から投げ込まれるボールの質・勢いは本物。また高速で小さく変化するボールを多く織り交ぜるなど、ただの力だけで押すだけの投球ではなかった。私の知る中では、中学時代から世代を引っ張る 森木 大智(高知)右腕・この夏の秋田大会で一気に全国にその名を知らしめた 風間 球打(ノースアジア大明桜)と共に、来年世代の上位候補としてマークできる存在ではないのだろうか。
小園 健太(和歌山・市立和歌山2年)投手 184/85 右/右
そしてこの週末を最も盛り上げてくれたのが、、元 謙太(中京3年)投手&遊撃主だった。昨夏甲子園でホームランを放つなど、打球の速さは当時から際立っていた。この夏はエースとしても140キロ前後の速球に、意外に変化球を多く交えるなど器用さも併せ持つことを実感。また打者としても、追い込まれてから内角の厳しい球をライト前にはじき返すしぶとさや、変な当たりでも外野の前にポテンと落ちるような打球を打ち返せるのもポテンシャルの為せる技だろうか。この夏は3本のホームランを放つなど、将来性では断然野手。いかにも強打者らしいイケイケのプレースタイルの選手で、二松学舎大附時代の 鈴木誠也(広島)を思い出す。こういった選手は、ドラフトが近づくに連れて、実は各球団高く評価していたのだというのが判明するタイプではないのだろうか。この夏はショートも守っていたように、遊撃種としてはともかくプロでも三塁や二塁など内野が可能だと判断されれば、中位~上位指名を期待できる大物感溢れる選手だった。
元 謙太(岐阜・中京)投手&遊撃 188/85 右/右
愛知大会は、すでに中盤~後半戦に差し掛かってきた。しかしこれまでの試合では登板がなかった 高橋 宏斗(中京大中京3年)右腕が中継に登場。昨秋・明治神宮大会では優勝投手になり、実績的には世代NO.1の存在だった。そんな高橋が、一冬越えての成長ぶりをアピール。コンスタントに140キロ台後半~150キロを超えてきた。フォームもオールドタイプの速球派という感じの秋のフォームから、違和感のない速球派へと変わってきた。スライダーでしっかりカウントを整え、フォークでも空振りが誘える。クィックや牽制などに至るまで、非常にレベルが高い。進学も噂されるが、この内容ならば1位指名はほぼ間違いないと思えるレベルまで来ている。甲子園で充分なアピールができれば、周りも大いにヒートアップすることだろう。かなり、昨年の 奥川恭伸(星稜-ヤクルト1位)に近いレベルまで来ているのではないのだろうか。
高橋 宏斗(愛知・中京大中京)投手 182/82 右/右
昨年2年生ながら、U-18の高校日本代表にも選出された 横山 陽樹(作新学院)も健在ぶりをアピール。昨夏は外野手だったが、捕手としてのプレーを披露。しっかりミットを投手に示し、座ったまま投手に返すテンポを意識したボールまわし。それでも周りに細かく指示を出したり、打球への反応もまずまず。捕ってから素早く返球し刺すなど、地肩・送球の精度もプロを意識できるレベルにある。内川聖一(ソフトバンク)ばりのミートセンスもあるところも健在であり、プロでも捕手としてやれそうなところをアピールできたことは大きいのではないのだろうか。もう少し見てみたい気がするが、ドラフトでも中位以上を期待しても良さそうな、ハイセンスな選手だった。
横山 陽樹(栃木・作新学院)捕手 178/78 右/右
驚かされたと言えば、事前に150キロを越えてくるとは訊いていたものの、小園 健太(市立和歌山2年)右腕の投球だった。練習試合で152キロを記録したとも言われる選手であったが、均整の取れた体格から投げ込まれるボールの質・勢いは本物。また高速で小さく変化するボールを多く織り交ぜるなど、ただの力だけで押すだけの投球ではなかった。私の知る中では、中学時代から世代を引っ張る 森木 大智(高知)右腕・この夏の秋田大会で一気に全国にその名を知らしめた 風間 球打(ノースアジア大明桜)と共に、来年世代の上位候補としてマークできる存在ではないのだろうか。
小園 健太(和歌山・市立和歌山2年)投手 184/85 右/右
そしてこの週末を最も盛り上げてくれたのが、、元 謙太(中京3年)投手&遊撃主だった。昨夏甲子園でホームランを放つなど、打球の速さは当時から際立っていた。この夏はエースとしても140キロ前後の速球に、意外に変化球を多く交えるなど器用さも併せ持つことを実感。また打者としても、追い込まれてから内角の厳しい球をライト前にはじき返すしぶとさや、変な当たりでも外野の前にポテンと落ちるような打球を打ち返せるのもポテンシャルの為せる技だろうか。この夏は3本のホームランを放つなど、将来性では断然野手。いかにも強打者らしいイケイケのプレースタイルの選手で、二松学舎大附時代の 鈴木誠也(広島)を思い出す。こういった選手は、ドラフトが近づくに連れて、実は各球団高く評価していたのだというのが判明するタイプではないのだろうか。この夏はショートも守っていたように、遊撃種としてはともかくプロでも三塁や二塁など内野が可能だと判断されれば、中位~上位指名を期待できる大物感溢れる選手だった。
元 謙太(岐阜・中京)投手&遊撃 188/85 右/右
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