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8/2(日)のドラフト候補

8月に入り、これまで中継に登場しなかった有力どころが相次いで登場。8/2の日曜日にも、多くのドラフト候補が登場してきた。そんな中でも、印象的な選手について触れて行きたい。

昨夏2年生ながら、U-18の日本代表に選出されホームランも打っていた 横山 陽樹(作新学院3年)。昨夏は外野手として出場していたが、新チーム以後は元々やっていた捕手に再転向した。小さく身体を屈め的を大きく見せるなど、構えから投手や審判への配慮が感じられる。ミットを投手に示しつつ、ミットがブレずにしっかり捕球。テンポを重視して座ったまま返球するが、けして投手への返球は雑になっていない。打球への反応も鋭く、細かく周りにも指示が出せるなど捕手らしさも垣間見られた。捕ってから素早い送球で、スローイング・地肩も基準以上。上のレベルでも、捕手として続けて行かれる素材だと実感させられた。打撃は相変わらずの対応力の高さで、右に左へと広角に打ち返す打撃は健在。イメージ的には、内川聖一(ソフトバンク)の高校時代を彷彿とさせる。進学の噂もあるが、プロ志望届けを提出すれば、3位前後ぐらいでの指名が有力ではないかと。けして長打力を売りにする選手ではないので、守備的負担の大きなポジションでアピールして欲しいタイプだが、プロとしては「打てる捕手」として評価する球団も出てくるのではないのだろうか。

横山 陽樹(栃木・作新学院)捕手 178/75 右/右

この日一番面白かったのは、島根大会準決勝で対戦した 開星と立正大淞南 の対戦。ドラフト候補として目される 山本 大斗(開星)中堅手は、昨年よりも明らかに身体が一回り二回り大きくなった迫力のある体格に。特にミートセンスに優れている感じは昨年からしないが、捉えたときの打球は見事でこの試合でも本塁打を放って魅せた。強打の右の外野手としては、全国でも指折りの存在だけに、プロ志望届けを提出すれば指名される可能性は高いのではないかと思われる。走力・地肩に関しては、中~中の上ぐらいなので、やはり売りは打撃だといった感じだが。

山本 大斗(島根・開星)中堅 180/88 右/右

おかわり君的な存在として、その圧倒的な飛距離を昨夏から評価してきた 佐藤 文彰(立正大淞南)は、左翼手として出場。昨夏の模様を見る限りは三塁も無難にこなせるかなと思っていたが、左翼にコンバートされてしまい守備的・走塁でのアピールには欠ける。この選手を評価したいのは、ボールの上がり方が天性の長距離砲を感じさせるから。この試合でも、ホームランを放って片鱗を魅せてくれた。ただし現状チームでも図抜けたな存在というほどではないことを考えると、高校からのプロ入りとなるとどうだろうか? 今日にも決勝戦が行われるので、再度能力を見極めてみたい。

佐藤 文彰(島根・立正大淞南)左翼 174/85 右/右

また投手の 三宅 海夢(立正大淞南)右腕も、150キロ近い球速を誇るという山陰を代表する速球派。ただしこの試合を観る限りは、135~後半ぐらいの感じで、昨夏ほどの勢いは感じられなかった。投げっぷりの良いマウンドさばきに優れた速球派だが、174センチの体格も考えると、大学・社会人という進路をまずは選択するのではないのだろうか。

三宅 海夢(島根・立正大淞南)投手 174/82 右/右

そんな中、立正大淞南の中で最もプロに近いのは、谷川 唯人(3年)捕手かもしれない。三宅のワンバウンドするような球を、再三止めるワンバウンド処理に関しては全国でも屈指なのでは? ボールまわしや細かく周りに指示を出すなど、ディフェンス力に関してはドラフト級かと。問題は、打撃がドラフト指名級かと言われるとそこまでのインパクトが感じられなかったところをどうみるか? 育成枠含めて指名がありそうなのか、決勝戦の模様をみて判断して行きたい。

谷川 唯人(島根・立正大淞南)捕手 179/73 右/右

また香川大会では、プロも注目しているという 古市 尊(高松南)捕手のプレーを確認。捕ってから座ったまま返球するのだが、その際に送球が乱れることが多く雑に見えたのは残念。フットワークの良い選手で、キャッチングも悪くない。送球も1.9秒ぐらいで二塁まで到達しており地肩はなるほどプロが注目するだけのことはあったが、送球がショート側に流れたりと気になる部分も。打撃は三遊間を抜けたり、ショート前で大きく跳ねてヒットになるなど引っ張る打球が目立った。個人的には好みの問題もあるとは思うが、高校からプロというよりも、捕手として細かい部分まで追求して高めてからでもプロ入りは遅くはないのではないかと感じられた。チームは勝ち上がっているので、できればセンター方向からの視点でも見てみたい。

古市 尊(香川・高松南)捕手 177/67 右/右

大阪では、注目の 近大泉州 の試合が中継された。 中尾 純一朗(3年)左腕は、185/80 の恵まれた体格。しかし球速は135~140キロ強ぐらいと平凡で、何よりコントロールのバラツキも顕著で高校からのプロ入りは厳しいのではないかと。将来性を秘めた大型左腕なので、大学などで力を付けてからでも遅くは無さそうだ。

中尾 純一朗(近大泉州3年)投手 185/80 左/右

またチームメイトの 斎藤 佳紳(3年)右腕は、179/80 のガッチリした体格から135~140キロ強ぐらいの球速ではあると思うが、非常に球威のある力強いボールを投げ込んでいた。変化球もスライダーやフォークなどもある感じだったが、ストレートがボールの威力の割にはじき返されていたのは正直気になった。きっとボールが球威型であまり空振りが誘えない上に、フォームが合わされやすく高めに浮いた速球を狙い打たれていたのではないかと。まだまだ伸びしろを感じさせる素材ではあるが、やはり高校からのプロ入りとなると物足りないものは感じられた。

斎藤 佳紳(近大泉州3年)投手 179/80 右/右

三重大会では、注目の 伊東 邑航(いなべ総合)右腕が登場。184/88 と堂々とした体格から、140~中盤ぐらいのボールはさすがドラフト候補と思える強さがある。ただしこの投手、キレイな真っ直ぐではなく微妙に動くクセ球なので、あまり空振りが誘える球ではない。空振りは、独特の縦に割れるスライダーがあり、この球が上手く制御できる時は三振が奪える。他にもカットボールを織り交ぜたりと、本格派ではあるが正統派ではないという独特の位置づけ。それでもプロ志望届けを提出すれば、本会議中では指名されるとみていると。チームは菰野相手に勝利したので、今後の試合でも確認して位置づけを見極めて行きたい。

伊東 邑航(いなべ総合学園3年)投手 184/88 右/左

もうひとり気になったのが、この伊東とバッテリーを組む 田所 宗大(いなべ総合)捕手。座ったまま返球することで話題になっている捕手だが、プレーが雑には見えない。身体を小さく屈め、的を大きく見せる投手や審判に配慮した構え。捕ってから素早く返球して、リズムを重視。その際にも素早いのに、投手には軽く返球するという配慮も忘れない。スローイングはプロを意識できるものがあるので、打撃の方がどのレベルなのか? 今後の試合で見極めて行きたい。

田所 宗大(いなべ総合学園3年)捕手 178/85 右/右

その他気になったのは、熊本の 永谷 魁人(熊本城北2年)右腕。184/77 の均整の取れた投手体型から、130キロ台後半の速球と横滑りするスライダーをしっかり右打者外角に集めていた。まだビシッとしていない部分はあるものの、体格・フォームなども考えると、来年ドラフト候補へと浮上して来ることは濃厚といった素材だった。

永谷 魁人(熊本城北2年)投手 184/77 右/右

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