2021年 プロアマ交流戦レポート1
2021/02/21|Category:テレビ・動画観戦
21日に行われた阪神と三菱自動車倉敷オーシャンズのプロアマ交流戦に、今年の社会人を代表するドラフト候補・廣畑 敦也(23歳・三菱自動車倉敷オーシャンズ)右腕が登場。昨秋の都市対抗では、140キロ台後半~150キロ台前半のボールを投げ込み、一躍注目された存在です。
この日は、7回から3イニング登板。セットポジションから、テンポよく投げ込んでくるマウンドさばきの良さを魅せました。ただ、都市対抗で魅せたような初回から内角を厳しく突くといった配球が決まらず、力みからやや制球を乱していました。球速は、常時140~中盤ぐらい。130キロ台後半のカットボール・130キロ前後のスライダーに、チェンジアップだかフォークのような球などを織り交ぜてきます。スカウトが注目しているところで力むなというのは中々難しいのですが、本当の意味でハートが強いのかどうかは、もう少し見極めてみる必要はあるかもしれません。
また中背の体格からか、それほどボールやフォームに威圧感があるタイプではありません。それだけに小気味よく、内角やコーナーにズバズバ決まらないと見栄えはしません。まだまだ調整の時期だと思うので評価云々ではないのですが、上位指名をといったスケール型ではなく、中位ぐらいで意外にやるじゃん的な指名向きではないかと思います。こういった選手がさらに内容を良化させてくると、2位ぐらいでの即戦力評価が高まってくる可能性はあるとは思います。ただし、結構阪神の二軍選手達に気持ちよく振り抜かれていたのは正直気になりました。
廣畑 敦也(24歳・三菱自動車倉敷オーシャンズ)投手 177/75 右/右 (玉野光南-帝京大出身)
15日に行われた DeNA VS 沖縄電力 との試合では、6年目を迎える 内間 敦也(24歳・コザ出身)右腕。この投手、私が沖縄に行った時に、その年の高校生では一番ではないかという投球をしていた選手。そのため、高卒3年でのプロ入りを期待したのですが、思ったようには伸びてきてくれませんでした。それでもこの試合では、常時140~146キロぐらいの力強いボールを投げ込み、カットボール・ツーシーム・カーブ・チェンジアップだかフォークなど、球種は多彩です。ただ、それほど細かい制球力や投球術はないので、いかにボールの力で圧倒できるか? そういった意味では、これからもう少し調整が進んだ時に、150キロ前後ぐらいは連発できないプロ厳しいように思います。社会人6年目で、目の色が変わってくるのか注目されるところです。意識次第では、プロに行けても不思議ではない才能の持ち主だけに。
内間 敦也(24歳・沖縄電力)投手 172/90 右/右 (コザ出身)
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