2021年春 立正大 と 中央大 の選手たち
2021/05/07|Category:テレビ・動画観戦
久しく確認できなかった、東都リーグの中継を改めて確認し、現状の東都がどうなのか? 把握して行きたいと思います。
立正大 VS 中央大
中央の開幕投手は、皆川 喬涼(前橋育英出身・4年)右腕。高校時代から、中背ながら150キロ級のボールを投げ込み注目されてきた速球派。入学直後はその真っ直ぐで存在感を示していたものの、最近まで伸び悩んできたことは否めない。しかし、最終学年になり力みの投球ができるようになり制球が安定。球速こそ140~中盤ぐらいと驚くほどではないものの、打者の手元までの勢いや制球力は高い。ただし、肘をしっかり立てて振れないので、球筋に角度がなくあっさり打ち返されやすいのは確か。チェンジアップやスライダーも織り交ぜるが、現状絶対的な球は見当たらない。プロを想定すると、やはりエネルギーを爆発させた時に観られるであろう150キロ前後の真っ直ぐで押しきれるかどうか?といった部分ではないのだろうか。そのため現状は、指名ボーダーライン的な存在となってしまう。しかし、下級生の頃のような伸び悩みは感じられず、5/8現在・すでに5勝をあげ、防御率1.41(3位)と完全に復調したと言えるであろう。
野手は、中央大の1番を打つ 中川 拓紀(宇治山田商出身・4年)遊撃手が、広い守備範囲を魅せドラフト候補としてマークできる存在。打撃も右に左へと打ち分ける好打者で、守備でも大型の割に細かい動きができたり、送球も安定していてミスが少ない。走力を全面に出すプレースタイルではないとはいえ、左打席から3.8秒前後で駆け抜けられるなど、持っている脚力は極めて高い。守備まずまず、打撃そこそこということで、下位指名ならば指名もりかもといった期待を持って今後も追いかけてみたい。
古賀 悠斗(中央大4年)捕手は、ドラフト上位指名が期待される存在。福岡大大濠時代は、捕手経験も浅く丁寧にプレーしていた印象が強かった。しかし今は、こなれてしまった感もあり、ランナーがいても座ったまま返球したり、ボールまわしのテンポが良かったリードも、あまり丁寧さやリズムは感じられなくなっていたのは残念。よくなったのは、下級生時代打撃が打てず弱かった。しかし最終学年になり、打撃への意識が変わったこと。特に内角の球を、苦になくさばける点は評価できる。またスローイングは高校時代よりも速く安定するようになってきた。高校時代は塁間1.9秒前後だったのが、今はコンスタントに1.8秒台中盤ぐらいで、球筋も安定している。プレースタイルは高校時代の方が好きだったが、打てる・刺せるということに関してはレベルアップしているのは間違いないだろう。ドラフトでも2位前後では、指名されるのではないのだろうか。
立正大で異彩を放っていたのは、宮里 豊汰(常総学院出身・4年)内野手。試合に出たり出なかったりポジションもDHということで、大学からのプロ入りは厳しそう。それでも打席での雰囲気やスイングは、伊藤 裕季也(DeNA)を彷彿とさせるような強打者っぷり。少ない出場数ながらも、打席では存在感を放っている。常総学院の下級生時代から注目されてきた逸材で、本当の意味で才能が爆発するのは卒業後なのかもしれない。
また下級生には、いまや学生球界屈指のスラッガーに成長した 森下 翔太(中央大3年)中堅手が2本の本塁打を放ったり、甲子園でド派手な活躍が目立った 奈良間 大己(立正大3年)遊撃手のイケイケぷりも健在で、来年間違いなくドラフト戦線を賑わす存在であるのは間違いない。
皆川 喬涼(中央大4年)投手 179/80 右/右
中川 拓紀(中央大4年)遊撃 180/76 右/左
古賀 悠斗(中央大4年)捕手 173/85 右/右
森下 翔太(中央大3年)中堅 182/88 右/右
宮里 豊汰(立正大4年)DH 174/80 右/右
奈良間大己(立正大3年)遊撃 174/74 右/右
立正大 VS 中央大
中央の開幕投手は、皆川 喬涼(前橋育英出身・4年)右腕。高校時代から、中背ながら150キロ級のボールを投げ込み注目されてきた速球派。入学直後はその真っ直ぐで存在感を示していたものの、最近まで伸び悩んできたことは否めない。しかし、最終学年になり力みの投球ができるようになり制球が安定。球速こそ140~中盤ぐらいと驚くほどではないものの、打者の手元までの勢いや制球力は高い。ただし、肘をしっかり立てて振れないので、球筋に角度がなくあっさり打ち返されやすいのは確か。チェンジアップやスライダーも織り交ぜるが、現状絶対的な球は見当たらない。プロを想定すると、やはりエネルギーを爆発させた時に観られるであろう150キロ前後の真っ直ぐで押しきれるかどうか?といった部分ではないのだろうか。そのため現状は、指名ボーダーライン的な存在となってしまう。しかし、下級生の頃のような伸び悩みは感じられず、5/8現在・すでに5勝をあげ、防御率1.41(3位)と完全に復調したと言えるであろう。
野手は、中央大の1番を打つ 中川 拓紀(宇治山田商出身・4年)遊撃手が、広い守備範囲を魅せドラフト候補としてマークできる存在。打撃も右に左へと打ち分ける好打者で、守備でも大型の割に細かい動きができたり、送球も安定していてミスが少ない。走力を全面に出すプレースタイルではないとはいえ、左打席から3.8秒前後で駆け抜けられるなど、持っている脚力は極めて高い。守備まずまず、打撃そこそこということで、下位指名ならば指名もりかもといった期待を持って今後も追いかけてみたい。
古賀 悠斗(中央大4年)捕手は、ドラフト上位指名が期待される存在。福岡大大濠時代は、捕手経験も浅く丁寧にプレーしていた印象が強かった。しかし今は、こなれてしまった感もあり、ランナーがいても座ったまま返球したり、ボールまわしのテンポが良かったリードも、あまり丁寧さやリズムは感じられなくなっていたのは残念。よくなったのは、下級生時代打撃が打てず弱かった。しかし最終学年になり、打撃への意識が変わったこと。特に内角の球を、苦になくさばける点は評価できる。またスローイングは高校時代よりも速く安定するようになってきた。高校時代は塁間1.9秒前後だったのが、今はコンスタントに1.8秒台中盤ぐらいで、球筋も安定している。プレースタイルは高校時代の方が好きだったが、打てる・刺せるということに関してはレベルアップしているのは間違いないだろう。ドラフトでも2位前後では、指名されるのではないのだろうか。
立正大で異彩を放っていたのは、宮里 豊汰(常総学院出身・4年)内野手。試合に出たり出なかったりポジションもDHということで、大学からのプロ入りは厳しそう。それでも打席での雰囲気やスイングは、伊藤 裕季也(DeNA)を彷彿とさせるような強打者っぷり。少ない出場数ながらも、打席では存在感を放っている。常総学院の下級生時代から注目されてきた逸材で、本当の意味で才能が爆発するのは卒業後なのかもしれない。
また下級生には、いまや学生球界屈指のスラッガーに成長した 森下 翔太(中央大3年)中堅手が2本の本塁打を放ったり、甲子園でド派手な活躍が目立った 奈良間 大己(立正大3年)遊撃手のイケイケぷりも健在で、来年間違いなくドラフト戦線を賑わす存在であるのは間違いない。
皆川 喬涼(中央大4年)投手 179/80 右/右
中川 拓紀(中央大4年)遊撃 180/76 右/左
古賀 悠斗(中央大4年)捕手 173/85 右/右
森下 翔太(中央大3年)中堅 182/88 右/右
宮里 豊汰(立正大4年)DH 174/80 右/右
奈良間大己(立正大3年)遊撃 174/74 右/右
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