春季東北大会 初日第二試合
2009/06/06|Category:観戦記
皆様おはようございます。心配された大会二日目の天気、福島市内は日中曇りの予報に変わり、予定通り試合の準備に入っているようです。私も当初の予定通り、まずは駅から離れた「あづま球場」に足を運びたいと思います。
その前に、昨日の大会初日・第二試合の模様から。昨日宿に戻ったら、観戦できなかった「あづま球場」の試合の模様が、少しニュースで報道されておりました。少しだけ選手の雰囲気が掴めました。
大会初日 信夫ヶ丘球場第二試合 盛岡大附 VS 東北高校
盛岡大附は、伊東昴大(3年)左腕。今回、北信越大会よりも東北大会を優先するのを決めたのも、昨夏もチェックしたこの選手に、多くのスカウトが集まっているとの情報を耳にしたからだ。
186・78というすらっとした体格持ち主。長身から投げ込まれる球筋は良いのだが、球速は120キロ台後半~MAX86マイル(137.6キロ)程度と球威・球速にドラフト候補としては物足りない印象。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなど。制球はそれなりにまとまっているのだが、いかんせん気持ちのムラが激しい投手。見方のエラーや相手に揺さぶられるとカッカしてしまい、冷静さを失うマウンド捌き。試合中も大きな奇声を発してプレーするなど、起伏の波が激しい。
以前みた印象では、もう少し洗練されたクレバーな投手かと思いきや、起伏の波が激しいことが生で見ることではっきりわかった。個人的には、高卒でプロというほどの左腕ではないと思うのだが、大型左腕だけに夏まで各球団の追跡は続くかもしれない。
一方東北では、2番手の清原雄貴(3年)左腕。こちらは、176・80のサイズが示すとおり、がっちりした体格の左腕で、あの番長・清原和博の親戚なのだとか。こちらは、常時135~MAX88マイル(140.8キロ)まで記録する、ボリューム感のあるストレートが魅力。ただカーブ・スライダーなどを駆使するピッチングスタイルも、勝負どころでの制球力が悪く痛打を浴びていた。速球に威力はあるのだが、中背で球が平面的な上に、配球が一辺倒な印象は否めず、現状高卒でプロ云々という選手ではない。ただ球に力がある選手だけに、今後の活躍も期待してみたい。
ブルペンでイキの良い球を投げ込んでいた三番手の高橋信也(3年)右腕は、180・73の均整の取れた体格から、腕の振りのよさと体重移動の良いフォームが魅力。球速は、135キロ前後ぐらいで、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるスタイルだが、素材に奥行きが足りないのが残念。やはり大学などで総合力を引き上げたいタイプだろう。
打者では、盛岡大附の4番・熊谷童夢(3年)中堅手・東北の3番・国島一平(3年)二塁手の強打が目立つ試合でした。
熊谷童夢(盛岡大附)中堅手は、内角低めのスライダーをレフトオーバーを放ったり、真ん中のストレートをセンターに大飛球を放つなど、パワフルな打撃を魅せてくれた。少々まだ粗いかなあと思わせる部分はあるが、中堅手としての守備力も基準以上であり、地肩もまずまず強いなど、打撃だけでなく守備などでも一定の評価が出来るところがポイント。高卒プロとまでは行かないかもしれないが、数少ないマーク出来る強打の外野手だった。
一方の東北高校では、国島一平(3年)二塁手が大活躍。ライト前、レフトオーバー・センター前と、どの方向にも打ち返す広角打者。ただあまり肩が強くないなど、3番を打つ打撃は良いが、守り・走塁面ではどうなのかな?と言う疑問はのこった。ただこの試合では、東北高校で一番目立っていた野手だった。
試合の方では、プロ注目の伊東昴大(3年)左腕を確認出来、清原・高橋といった東北高校の投手も一通り観られたことには収穫が大きかった。大会初日は、こちらの想定どおりの、まずまずの収穫だったのではないのだろうか。
信夫ヶ丘球場 福島駅からバスで15分ぐらい
グランド前と言うバス停から、徒歩5分ぐらいで球場に着きます。この路線は、頻繁にバスが出ており、バスで行くことになりますが、交通のアクセスは非常に良いと思います(280円也)。
本当は、あづま球場へのシャトル便でもあったら、そちらを観てから大会初日は信夫ヶ丘球場に来る予定でした。しかし行けるバスもなければ戻ってこられるバスもなさそうだったので、大会初日はこちらの会場に絞りました。試合前の1時間半前ぐらいに着いてしまい、周にも何もなく球場まで座って待つことに。しかし試合1時間前になっても入場準備が始まらないなど、かなりのんびりしているなあと言うのが正直な感想。ただ会場は、それほど平日ということもあり客も少なかったので、焦る必要もなかったと言うことだろうか。
ちなみに管理人、帰りは万札しか持っておらず、それをくずすことが出来ないので、何かないかなと球場から市内を歩いていたのですが、結局宿までの30分以上の道のりを歩いて戻りました(笑)。途中には福島競馬場もあり、今度は福島競馬と野球観戦を兼ねると言うのも悪くないかなと思いました。
その前に、昨日の大会初日・第二試合の模様から。昨日宿に戻ったら、観戦できなかった「あづま球場」の試合の模様が、少しニュースで報道されておりました。少しだけ選手の雰囲気が掴めました。
大会初日 信夫ヶ丘球場第二試合 盛岡大附 VS 東北高校
盛岡大附は、伊東昴大(3年)左腕。今回、北信越大会よりも東北大会を優先するのを決めたのも、昨夏もチェックしたこの選手に、多くのスカウトが集まっているとの情報を耳にしたからだ。
186・78というすらっとした体格持ち主。長身から投げ込まれる球筋は良いのだが、球速は120キロ台後半~MAX86マイル(137.6キロ)程度と球威・球速にドラフト候補としては物足りない印象。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなど。制球はそれなりにまとまっているのだが、いかんせん気持ちのムラが激しい投手。見方のエラーや相手に揺さぶられるとカッカしてしまい、冷静さを失うマウンド捌き。試合中も大きな奇声を発してプレーするなど、起伏の波が激しい。
以前みた印象では、もう少し洗練されたクレバーな投手かと思いきや、起伏の波が激しいことが生で見ることではっきりわかった。個人的には、高卒でプロというほどの左腕ではないと思うのだが、大型左腕だけに夏まで各球団の追跡は続くかもしれない。
一方東北では、2番手の清原雄貴(3年)左腕。こちらは、176・80のサイズが示すとおり、がっちりした体格の左腕で、あの番長・清原和博の親戚なのだとか。こちらは、常時135~MAX88マイル(140.8キロ)まで記録する、ボリューム感のあるストレートが魅力。ただカーブ・スライダーなどを駆使するピッチングスタイルも、勝負どころでの制球力が悪く痛打を浴びていた。速球に威力はあるのだが、中背で球が平面的な上に、配球が一辺倒な印象は否めず、現状高卒でプロ云々という選手ではない。ただ球に力がある選手だけに、今後の活躍も期待してみたい。
ブルペンでイキの良い球を投げ込んでいた三番手の高橋信也(3年)右腕は、180・73の均整の取れた体格から、腕の振りのよさと体重移動の良いフォームが魅力。球速は、135キロ前後ぐらいで、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるスタイルだが、素材に奥行きが足りないのが残念。やはり大学などで総合力を引き上げたいタイプだろう。
打者では、盛岡大附の4番・熊谷童夢(3年)中堅手・東北の3番・国島一平(3年)二塁手の強打が目立つ試合でした。
熊谷童夢(盛岡大附)中堅手は、内角低めのスライダーをレフトオーバーを放ったり、真ん中のストレートをセンターに大飛球を放つなど、パワフルな打撃を魅せてくれた。少々まだ粗いかなあと思わせる部分はあるが、中堅手としての守備力も基準以上であり、地肩もまずまず強いなど、打撃だけでなく守備などでも一定の評価が出来るところがポイント。高卒プロとまでは行かないかもしれないが、数少ないマーク出来る強打の外野手だった。
一方の東北高校では、国島一平(3年)二塁手が大活躍。ライト前、レフトオーバー・センター前と、どの方向にも打ち返す広角打者。ただあまり肩が強くないなど、3番を打つ打撃は良いが、守り・走塁面ではどうなのかな?と言う疑問はのこった。ただこの試合では、東北高校で一番目立っていた野手だった。
試合の方では、プロ注目の伊東昴大(3年)左腕を確認出来、清原・高橋といった東北高校の投手も一通り観られたことには収穫が大きかった。大会初日は、こちらの想定どおりの、まずまずの収穫だったのではないのだろうか。
信夫ヶ丘球場 福島駅からバスで15分ぐらい
グランド前と言うバス停から、徒歩5分ぐらいで球場に着きます。この路線は、頻繁にバスが出ており、バスで行くことになりますが、交通のアクセスは非常に良いと思います(280円也)。
本当は、あづま球場へのシャトル便でもあったら、そちらを観てから大会初日は信夫ヶ丘球場に来る予定でした。しかし行けるバスもなければ戻ってこられるバスもなさそうだったので、大会初日はこちらの会場に絞りました。試合前の1時間半前ぐらいに着いてしまい、周にも何もなく球場まで座って待つことに。しかし試合1時間前になっても入場準備が始まらないなど、かなりのんびりしているなあと言うのが正直な感想。ただ会場は、それほど平日ということもあり客も少なかったので、焦る必要もなかったと言うことだろうか。
ちなみに管理人、帰りは万札しか持っておらず、それをくずすことが出来ないので、何かないかなと球場から市内を歩いていたのですが、結局宿までの30分以上の道のりを歩いて戻りました(笑)。途中には福島競馬場もあり、今度は福島競馬と野球観戦を兼ねると言うのも悪くないかなと思いました。
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