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2021年春 東都二部レポート1

本日は、大田スタジアムに今年始めての東都二部の観戦に。私用なども山積みで、第一試合の後半戦~第二試合の前半で球場を跡にしました。現在予定としては、来週の等々力開催でもう一日足を運ぼうと予定しております。

東農大 VS 国士大

東都二部において、最も指名が有力視されているのが、池田 来翔(国士舘大4年)二塁手。対応力と長打力を兼ね備えた強打の内野手で、下級生時代は動きの良い三塁手で強肩も目立っていた攻守にバランスの取れた好選手でした。チームが入学以来ずっと東都二部にいるため、これまで目立つアピールはできずにいました。また二部では、習志野から入学した1年春に.354厘で4位、2年春に.333厘(5位)の実績はあるものの、昨年は春のリーグ戦はコロナで中止。秋も、打率.200厘と低迷し、今季の内容が注目されました。そんな中、今季は 1本塁打・2打点 ながら、打率は.375厘(3位)と、ここまで好調。特に今日は、私が球場に着くまでは、レフトに特大のホームランとセンターに一本ヒットを放ったようです。しかし、私が球場に着いてからの打席では、いずれも申告敬遠で勝負してもらえず。

今回は池田が目当てでの観戦ではなかったので、セカンドの守備含めてあまりわからないままの帰宅になります。イメージ的には、牧秀吾(中央大-DeNA2位)的な存在ですが、一部リーグでの実績や全日本の4番の重責で結果を残した牧に比べると、どうしても評価は低めにならざるえないのではないのでしょうか。池田に関しては、できれば来週にしっかり観て来ようと思っているので、そこで能力をしっかり把握できればと考えます。いずれにしても、指名は濃厚なレベルなのではないのでしょうか。

試合終盤に登板した 宮崎 颯(東京農大3年)左腕は、コンスタントに140キロ台を記録し、マイガンでは89マイル(143キロまで到達。殆どを速球で押してくるピッチングスタイルで、その球速以上にボールには力を感じます。変化球も僅かですが、スライダーやチェンジアップなども投げており、もっと多く使ってくればといった感じのキレはありました。というのも、ストレートはかなり暴れてコマンドに課題があり、速球だけでは今後厳しいだろうと感じさせるものがあったから。ただし、来年楽しみな投手であるのは確かで、ドラフト候補として今後気に留めたい一人でした。

同じ国士舘大でも、終盤に 石井 峻太(国士舘出身・3年)左腕が登板。こちらは、高校時代から注目されてきた存在で、スリークォーターから投げ込んできます。球速は140キロ前後といった感じで、最速で87マイル(140キロ)ほどでストレートの威力という意味では宮崎よりも劣ります。ただし、スライダーが大きな武器であり、この球とのコンビネーション。他にも130キロ台中盤のツーシーム的なボールもあり、まとまりとしては宮崎よりも実戦的な印象。彼も左腕であることを考えると、来年の候補としてマークされそうな存在ではあります。

池田 来翔(国士舘大4年)二塁 180/90 右/右
石井 峻太(国士舘大3年)投手 183/78 左/左

宮崎 颯(東京農大3年)投手 180/88 左/左

日本大 VS 拓殖大

今日の観戦目的は、オフにも寸評を作成した 赤星 優志(日大4年)右腕のチェックにありました。175/80 と身体は大きくないのですが、今日もコンスタントに大田のガンで140キロ台後半を連発。マイガンでも、93マイル(150キロ)を記録するなど、スピード能力は健在です。確かにボールの勢い・キレはあるのですが、球筋に角度がなく、球速ほどには打者は苦にしないといった感じ。特にプロレベルの打者でれば、高めに甘く浮いた球を長打に繋げられるのではないかと思える部分はあります。変化球は、スライダーとツーシーム的な球を多くめに投げますが、基本的に空振りを奪える変化球に乏しく、相手の打ち損じを誘うというピッチングスタイルは、下級生時代と変わっていないように感じます。今シーズンは、チームのエースとして 2勝1敗 防 1.07(3位)と安定。本人のプロ志向がどの程度かはわかりませんが、位置づけとしては指名ボーダーレベル。育成枠でもありという条件であれば、リリーフ候補として獲得する球団があっても不思議ではないようには思えます。

一方の拓大の先発は、川船 龍星(松本第一出身・4年)右腕で、こちらは投げ下ろして来る角度が売りのタイプ。球速は、コンスタントに140キロ台を記録し、計った中ではマイガンで91マイル(146キロ)を記録。松本第一時代は、長野でも名のしれた投手で、下級生時代は 牧 秀吾(DeNA)と同部屋だったこともあった間柄。曲がりながら沈むスライダーに、さらに緩いカーブ。少しツーシーム気味に沈むフォークなどを織り交ぜてきます。こちらも、ここまでのリーグ戦で 1勝2敗 防 1.11(4位)と、赤星と似たような成績です。球筋に角度があるので、赤星よりスコーンと打たれる心配はありませんが、制球が多少アバウトなところがあります。こちらも指名となると育成含めてあるかないかという感じですが、社会人あたりワンクッション置いてさらなる上積みをというのも期待できそうな素材なので、そういった進路をたどるかもしれませんね。完成度では赤星、上積みが望めるという意味では 川船 の方に分がありそうです。

野手では、峯村 貴希(日大4年)遊撃手が注目。187/86 の大型遊撃手で、グランドでも見栄えがします。大型の割に基準クラスの脚力があり、守備範囲狭さや細かい動きはできないものの、そつなくこなせるショートとして木更津総合時代から注目でした。ただ最近見るたびにポロポロしている印象で、今シーズンも7試合で2失策で安定感はイマイチ。上のレベルでのショートとしては、少々厳しいように感じます。打撃では、1打席目は低めの変化球に上手く拾ってレフトに犠牲フライ。続く打席は、ファーストライナーと内容は悪くありませんでした。しかしここまでの7試合では、0本 6点 0盗 打率.250厘 と平凡で、指名があるかは微妙です。この体格で動けることにスケールを見出す球団があれば指名もあるかもしれませんが、社会人などに進む可能性も充分あるのではないかと。まだまだ素材型で、絶対的な存在ではありません。ただし、1年春にはいきなり二部で首位打者を獲得し、3年秋にも打率.366厘で4位と実績はあります。しかし、シーズンによって数字にムラがあり、そのへんを可能性と見るか波があるとみるかで意見は別れそうです。

その他だと軽く見ただけなのですが、中尾 勇介(日大3年)中堅手の強肩ぶりに、野村 昇太郎(日大2年)右翼手の快速が目立ちました。また拓大でも、一番の 古澤 怜大(明徳義塾出身・2年)中堅手あたりの脚力は光りましたが、三人とも打撃成績に光るものがなく、まずはリーグ戦でしっかりアピールできるようになることがあれば面白いかなと感じます。今後も、同校の試合を観る時には注意してみてゆきたい選手でした。特に中尾は、山梨学院時代に個別寸評を作成した選手だったので気になる存在。打撃では結果は出ていませんでしたが、ミートポイントでしっかり捉え強い打球を飛ばしていただけに、来年は要チエックしたい一人です。

赤星 優志(日本大4年)投手 176/80 右/右
峯村 貴希(日本大4年)遊撃 187/86 右/左
中尾 勇介(日本大3年)中堅 173/72 右/右
野村昇太郎(日本大2年)右翼 172/72 左/左

川船 龍星(拓殖大4年)投手 180/80 右/左
古澤 怜大(拓殖大2年)中堅 170/74 右/右

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