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東都入れ替え戦

6月7日の日曜日。当初予定していた北信越大会をやめ、私が向かった先は、横浜高校の長浜グランド。ここに、1年生の入学直後から東海地区で話題の選手、庄司 準人(静岡・常葉橘)投手がやってきていると聞き、昨春の春季東海大会以来、久々に彼の勇姿を確認しに行く。

横浜高校・長浜グランド 常葉橘 VS 横浜高校

庄司投手は、175センチ弱ぐらいの小柄な体格ながら、常時135~140キロ前半ぐらいでしょうか、勢いのある速球とスライダーを、テンポよく投げ込んで来る好投手。それでもフォームに癖がなく、威圧感に欠ける部分もあり、打撃は全国級の横浜高校打線は、立ち上がりから彼の球を捉えていた。

良い意味で変わっていない印象で、順調ではあるが大きな成長は感じられない内容。静岡ではトップクラスの好投手だと思われるが、将来的には4番を打つ打撃を生かした方が面白いかなと言う、高い野球センスの持ち主。すでに投手として、ある程度完成されているし、一定レベルまで来ている選手なので、大学・社会人あたりならば投手として、更なるレベルアップで活躍が期待出来る素材かもしれない。ただプロなどを考えるならば、フィールディングも上手いし、細かい動きが出来る選手なので、二遊間で育ててみたい選手だった。

やはり横浜高校では、筒香 嘉智三塁手。この日も、庄司の甘い初球のカーブを見逃さずに、強烈なライト前ヒットを確認。この選手の素晴らしいのは、殆どの試合で、しっかり結果を残していると言うこと。そして甘い球を、逃さず叩く高い集中力があるところだろう。相変わらず外角の捌きはどうか?打球は、ライト方向に巻き込む打撃だったが、自分の打てるポイントを、確実に持っているところは大きい。注目され警戒される中で、これだけいつも結果を残せる打者は、今の高校球界には彼しかいないのではないのだろうか。

東都リーグ入れ替え戦 専修大学 VS 立正大 (神宮球場)

庄司と筒香のプレーを少し確認して、向かった先は神宮球場。東都リーグの一部・二部入れ替え戦が行われていた。シーズン中の試合を確認した両チームの試合を再度観に行ったのは、信頼出来る観戦仲間達が、東都のお奨め4年生として教えてくれていた小石 博孝(4年)左腕を、ぜひ確認したいと思ったからだ。一方の専修大の先発は、ドラフト候補としてすでに注目されている湯本 五十六(藤代出身 4年)右腕。

小石は、前の肩をギリギリまで開かないでボールを隠しながら、ピンと地面に伸ばした足を中々着地させない独特のフォームの左腕。球速は、130キロ台後半~MAX146キロと言うことで、神宮のガンと言うこともあり(私の計測した後半の数球ではMAX88マイル・140.8キロだった)、球速としては平均的。変化球は、カーブ・スライダー・スクリューに加え、130キロ台のカットボールなどもあるのかもしれない。

この選手、それほどピンポイントと言うコースの投げ分けをするタイプではないのだが、低めにボールが集まりやすい球筋。追い込んでからは、一辺して高めで吊ったり、内角クロスへの厳しい攻めを魅せたり、スライダー・カーブなどで相手を翻弄したりと、攻めのバリエーションが豊富なのが良い。特に縦の変化などには乏しい割に、追い込んでからも強いのが特徴。もう少しスクリューを、自在に操れるようになると、ピッチングの幅も広がりそうだ。

この選手、カウントが悪くなってもカウントを整え投球を立て直したり、勝負どころでも根負けすることなく、相手に打ち勝つなど精神的もプロ向きだと評価したい。球の出所も見難いし、攻めのバリエーションも豊富。凄みはないのだが、実戦派左腕として即戦力としての期待を抱きたくなるタイプ。上位指名と言うスケール感はないが、中位ぐらいで意外に使える選手を獲得すると言うコンセプトならば、非常に面白い選手に浮上してきた。

プロ注目の湯本は、神宮のガンでMAX149キロまで記録。投げ降ろされる速球には、プロ級の魅力のある投手。ただ二部では振ってくれた外角低めへのボールになるスライダーを、立正打線はことごとく振ってこない。そうなるとストライクが取れる球が、速球とカーブなだけに的が絞りやすい。また二部では力で抑え込めた追い込んでからの投球も、決め手に欠ける印象で即戦力としてはどうなのかな?と言う不安は残る。大卒でプロに行く素材だとは思うが、プロの一線で活躍するのには、少し時間がかかりそうだ。隣にいた観戦仲間が、専修大時代の黒田博樹 (広島-ドジャース)投手によく似ていると評していたのが印象的だった。

立正は、リリーフで来年の上位候補・南昌輝(県和歌山商出身 3年)を投入。慶応とのオープン戦観た時に比べると、この日は中々ストレートが走っていた。常時90マイル(144.0キロ)を私のガンでも記録し、神宮でも146キロなどを連発。改めて持っている力は確かなんだなと言うことを強く実感した。

野手に関しては、やはりプロとなると物足りない面々。ただ1人、小石の揺さぶりにも動じないしぶとい打者が存在。それは、二部で首位打者・MVPにも輝いた秋月翼(佐久長聖出身 4年)二塁手。二部では図抜けた強打者である彼だが、一部の投手相手にも完全に見劣らないところを証明。打球が強いだけでなく、打撃にしぶとさがあり、打撃では光るものがある選手。主将と言う難しい役どころをこなしながらの好成績。あとは守備・走塁面がどの程度なのか、秋は注目してみたい。ちなみに高校時代は、走力はなかったが、遊撃手として強肩でダイナミックなプレーをしていたと記憶。東洋の小島 脩平と共に、東都ではマークしたい内野手である。

この日は、両試合とも軽く雰囲気を確かめる感じの観戦。しかし今後に向け、収穫の多い一日だった。
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