2022年 オープン戦レポート2
2022/02/27|Category:テレビ・動画観戦
先日、投手・矢澤 宏太(日体大新4年)選手の投手レポートを行いましたが、今回は野手として2試合ほど観られました。2試合で確認できたのは、右中間へのスリーベースと一二塁間を破るヒットの1本ずつで、まだ打棒爆発といった状態では無さそうです。元々対応力よりも、大きな弧を描くスイングから繰り出す破壊力や爆発力が売りの中距離ヒッターといった感じの打者です。それでもさすがに左腕から150キロ級のボールを投げられるだけに、外野からの返球は凄いです。走っても、一塁まで3.7秒台で走り抜けられる脚力はプロでもトップクラスの走力の持ち主。そんな中、いかに注目される中で投打で結果を残せるのか? 今回は、ちょっと払うようなスイングなのは気になったのと、少し脆いかなという部分は感じました。リーグ戦でも、シーズンによってかなり成績にはムラがある選手なので、どのような形でシーズンに入って行けるのか? ただし、スケールで言えば、底知れないものを感じさせる野手としての才能だと感じます。文句なし1位級の評価になるとすれば、投手よりも野手としての才能を評価するような状況になったときではないのでしょうか。
また対戦相手の桐蔭横浜大では、4番・DHで 吉田 賢吾(横浜商大高出身・新4年)捕手が出場しました。こちらはも、レフト前にヒットを一本打っただけで、まだ調整段階といった内容でした。この選手は、ヘッドを利かしたスイングでボールを遠くに運べる「打てる捕手」。さばける幅が狭い印象があったのですが、この日は内角の球を引っ張ってレフト前に。さらに、レフトポール際にあわや本塁打の打球を飛ばすなど、むしろ内角を、引っ張って巻き込むのが得意なのかなと感じました。捕手としては本当に可も不可もなしといった感じの選手なのですが、それがどのぐらい変わってきているのか今後の試合で確認したいものです。
むしろ捕手っぽいという意味では、同じ神奈川リーグの 土井 克也(神奈川大新4年)捕手のほうが感じさせます。こちらは細かく投手にジェスチャーを交えながら、投手と対話しながら試合を組む立てて行ける選手です。送球も1.8秒台中盤ぐらいを記録できますし、キャッチングも安定しています。残念ながら日体大戦では結果は出ませんでしたが、旧チームからプロ入りした 梶原 昂希(DeNA)を差し置き4番打者として勝負強い打撃を見せていた選手。特に長打で魅了するタイプではないのですが、技術的に高く勝負どころで無理なくはじき返し打点を稼げるポイントゲッターです。攻守に総合力が高い選手ですが、1つ間違えるとプロに混ぜると特徴に欠ける部分もあるので、その辺をどう評価されるか? いずれにしても、大学球界では上位ランクの捕手であるのは間違い有りません。
また神奈川大の先発で投げていたのが、神野 竜速(西武台千葉出身・新4年)右腕。球速は130キロ台後半~140キロ台中盤のキレの良い真っ直ぐを投げ込んできます。スライダーやスプリットなど交えながらの投球で悪くなかったのですが、大学からプロかと言われると微妙なライン。プロ入りを実現するには、春季リーグのアピールが欠かせません。いずれにしても、今年の神奈川リーグを代表する存在であり、ドラフト候補の一人ではあると思います。ちなみに、神奈川大では、石井 将吾(相洋出身・新2年)右腕だったと思うのだけれども、140キロ台中盤を記録する力強いボールを投げ込んでいました。
いずれにしてもまだ2月の段階で、実戦に入ったばかり。どの選手も、これからいかに開幕までに引き上げられるかではないのでしょうか。ただどの選手も、現段階では順調に来ているのかなといった感じではありました。
矢澤 宏太(日体大4年)外野 173/70 左/左 (藤嶺藤沢出身)
吉田 賢吾(桐蔭横浜大4年)DH 180/86 右/右 (横浜商大高出身)
土井 克也(神奈川大4年)捕手 180/83 右/右 (唐津商出身)
神野 竜速(神奈川大4年)投手 180/83 右/右 (西武台千葉出身)
石井 将吾(神奈川大2年)投手 175/78 右/右 (相洋出身)
また対戦相手の桐蔭横浜大では、4番・DHで 吉田 賢吾(横浜商大高出身・新4年)捕手が出場しました。こちらはも、レフト前にヒットを一本打っただけで、まだ調整段階といった内容でした。この選手は、ヘッドを利かしたスイングでボールを遠くに運べる「打てる捕手」。さばける幅が狭い印象があったのですが、この日は内角の球を引っ張ってレフト前に。さらに、レフトポール際にあわや本塁打の打球を飛ばすなど、むしろ内角を、引っ張って巻き込むのが得意なのかなと感じました。捕手としては本当に可も不可もなしといった感じの選手なのですが、それがどのぐらい変わってきているのか今後の試合で確認したいものです。
むしろ捕手っぽいという意味では、同じ神奈川リーグの 土井 克也(神奈川大新4年)捕手のほうが感じさせます。こちらは細かく投手にジェスチャーを交えながら、投手と対話しながら試合を組む立てて行ける選手です。送球も1.8秒台中盤ぐらいを記録できますし、キャッチングも安定しています。残念ながら日体大戦では結果は出ませんでしたが、旧チームからプロ入りした 梶原 昂希(DeNA)を差し置き4番打者として勝負強い打撃を見せていた選手。特に長打で魅了するタイプではないのですが、技術的に高く勝負どころで無理なくはじき返し打点を稼げるポイントゲッターです。攻守に総合力が高い選手ですが、1つ間違えるとプロに混ぜると特徴に欠ける部分もあるので、その辺をどう評価されるか? いずれにしても、大学球界では上位ランクの捕手であるのは間違い有りません。
また神奈川大の先発で投げていたのが、神野 竜速(西武台千葉出身・新4年)右腕。球速は130キロ台後半~140キロ台中盤のキレの良い真っ直ぐを投げ込んできます。スライダーやスプリットなど交えながらの投球で悪くなかったのですが、大学からプロかと言われると微妙なライン。プロ入りを実現するには、春季リーグのアピールが欠かせません。いずれにしても、今年の神奈川リーグを代表する存在であり、ドラフト候補の一人ではあると思います。ちなみに、神奈川大では、石井 将吾(相洋出身・新2年)右腕だったと思うのだけれども、140キロ台中盤を記録する力強いボールを投げ込んでいました。
いずれにしてもまだ2月の段階で、実戦に入ったばかり。どの選手も、これからいかに開幕までに引き上げられるかではないのでしょうか。ただどの選手も、現段階では順調に来ているのかなといった感じではありました。
矢澤 宏太(日体大4年)外野 173/70 左/左 (藤嶺藤沢出身)
吉田 賢吾(桐蔭横浜大4年)DH 180/86 右/右 (横浜商大高出身)
土井 克也(神奈川大4年)捕手 180/83 右/右 (唐津商出身)
神野 竜速(神奈川大4年)投手 180/83 右/右 (西武台千葉出身)
石井 将吾(神奈川大2年)投手 175/78 右/右 (相洋出身)
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