2022年 センバツ総括(将来性編)
2022/03/30|Category:ネタ
センバツ・総括も、今回が最終回。そこで今回は、将来ドラフト候補になりえそうな下級生について触れて行きます。
来年世代の目玉と呼ばれる 佐々木麟太郎(花巻東2年)一塁手は、ドラフト候補の米田天翼(市立和歌山3年)の徹底マークにあり、無安打のまま甲子園をあとにした。インハイ真っ直ぐの浮き上がる球をことごとく空振りするなど、バットが下から出てる今のスイング軌道だと、容易にこの球を捉えることができない。そういった球に対し、同じように討ち取られていたのは正直気になった。高めの真っ直ぐへの対応という明確な課題が露呈したことで、今後いかに改善して行くのか? それでも、空振りだけで相手にプレッシャーを与えられるスイングは、来年世代の目玉の片鱗を感じさせた。
また佐々木麟太郎と共に、左の強打者として注目されている 真鍋 慧(広陵2年)一塁手は、長いリーチを生かした打撃で、凄みよりも技術の高さが目立った大会。強打者でも、脆さがないところが好いところか。また神宮大会で彼らと共に注目された 佐倉侠史朗(九州国際大付2年)一塁手も、腰の座ったスイングで迫力はあるのだが、緒戦では完全にタイミングが合っていなかった。しかし、続く広陵戦では3安打を放つなど、打力の高さを魅せつけた。
佐々木麟太郎(花巻東)一塁 183/117 右/左
真鍋 慧 (広陵)一塁 189/89 右/左
佐倉侠史朗(九州国際大付)一塁 182/104 右/左
強打の一塁手に人材多いだけでなく、スケールの大きいそうな 千葉 柚樹(花巻東2年)三塁手やポテンシャルを秘めていそうな 角田 貴弘(有田工業2年)に、井上 颯太(丹生2年)は左腕としてでだけでなく、外野手としても可能性を感じさせてくれた
千葉 柚樹(花巻東)三塁 181/85 右/右
角田 貴弘(有田工)一塁 178/85 右/右
井上 颯太(丹生高)投手 170/70 左/左
またショートにも下級生には目立つ選手が多く、ボールの呼び込み方に天性のものを感じさせる 斉賀 壱成(星稜2年)や、リストの強そうな打撃に強肩のスローイングが光った 米津 煌太(大垣日大2年)。他にもセンスが光る 平野 太智(明秀日立2年)に、進藤 天 (山梨学院2年)などの動きの良い守備にも目を惹くものがあった。
斉賀 壱成(星稜)遊撃 173/73 右/右
米津 煌太(大垣日大)遊撃 174/78 右/右
平野 太智(明秀日立)遊撃 168/65 右/右
進藤 天 (山梨学院)遊撃 172/71 右/右
一方投手では、野上 龍哉(大分舞鶴2年)右腕が、188センチの大型ながら、癖がない滑らかなフォームに高い将来性を感じさせてくれる。球速こそ最速で137キロほどではあったが、ボールが低めに行ったり球速以上に球質にも優れている。スライダーの切れも鋭く、秋以降九州でも話題の投手に育って行ってくれそうだ。
制球には粗さはあったが、141キロの真っ直ぐには強さが感じられた 大矢 青葉(二松学舎大付2年)右腕に、均整の取れた体格から変化球に威力があった 武内 涼太(星稜2年)右腕なども、来年のドラフト候補への期待が膨らむ。
野上 龍哉(大分舞鶴)投手 188/75 右/右
大矢 青葉(二松学舎大付)投手 179/78 右/右
武内 涼太(星稜)投手 183/71 右/右
(最後に)
すでに豊作の呼び声高い23年度組では、神宮大会で活躍した 佐々木・真鍋・佐倉 などが健在ぶりを示した。その他、来年に向けて楽しみな、選手が野手には揃っている。一方、3年生同様に下級生も、投手の人材が寂しかった印象。このへんは、以前ならば投手を担っていたような優れた資質を持った選手が、野手を担うことが増えたからだろうか? 果たしてアフターコロナ世代は、我々に何を魅せてくれるだろうか?
来年世代の目玉と呼ばれる 佐々木麟太郎(花巻東2年)一塁手は、ドラフト候補の米田天翼(市立和歌山3年)の徹底マークにあり、無安打のまま甲子園をあとにした。インハイ真っ直ぐの浮き上がる球をことごとく空振りするなど、バットが下から出てる今のスイング軌道だと、容易にこの球を捉えることができない。そういった球に対し、同じように討ち取られていたのは正直気になった。高めの真っ直ぐへの対応という明確な課題が露呈したことで、今後いかに改善して行くのか? それでも、空振りだけで相手にプレッシャーを与えられるスイングは、来年世代の目玉の片鱗を感じさせた。
また佐々木麟太郎と共に、左の強打者として注目されている 真鍋 慧(広陵2年)一塁手は、長いリーチを生かした打撃で、凄みよりも技術の高さが目立った大会。強打者でも、脆さがないところが好いところか。また神宮大会で彼らと共に注目された 佐倉侠史朗(九州国際大付2年)一塁手も、腰の座ったスイングで迫力はあるのだが、緒戦では完全にタイミングが合っていなかった。しかし、続く広陵戦では3安打を放つなど、打力の高さを魅せつけた。
佐々木麟太郎(花巻東)一塁 183/117 右/左
真鍋 慧 (広陵)一塁 189/89 右/左
佐倉侠史朗(九州国際大付)一塁 182/104 右/左
強打の一塁手に人材多いだけでなく、スケールの大きいそうな 千葉 柚樹(花巻東2年)三塁手やポテンシャルを秘めていそうな 角田 貴弘(有田工業2年)に、井上 颯太(丹生2年)は左腕としてでだけでなく、外野手としても可能性を感じさせてくれた
千葉 柚樹(花巻東)三塁 181/85 右/右
角田 貴弘(有田工)一塁 178/85 右/右
井上 颯太(丹生高)投手 170/70 左/左
またショートにも下級生には目立つ選手が多く、ボールの呼び込み方に天性のものを感じさせる 斉賀 壱成(星稜2年)や、リストの強そうな打撃に強肩のスローイングが光った 米津 煌太(大垣日大2年)。他にもセンスが光る 平野 太智(明秀日立2年)に、進藤 天 (山梨学院2年)などの動きの良い守備にも目を惹くものがあった。
斉賀 壱成(星稜)遊撃 173/73 右/右
米津 煌太(大垣日大)遊撃 174/78 右/右
平野 太智(明秀日立)遊撃 168/65 右/右
進藤 天 (山梨学院)遊撃 172/71 右/右
一方投手では、野上 龍哉(大分舞鶴2年)右腕が、188センチの大型ながら、癖がない滑らかなフォームに高い将来性を感じさせてくれる。球速こそ最速で137キロほどではあったが、ボールが低めに行ったり球速以上に球質にも優れている。スライダーの切れも鋭く、秋以降九州でも話題の投手に育って行ってくれそうだ。
制球には粗さはあったが、141キロの真っ直ぐには強さが感じられた 大矢 青葉(二松学舎大付2年)右腕に、均整の取れた体格から変化球に威力があった 武内 涼太(星稜2年)右腕なども、来年のドラフト候補への期待が膨らむ。
野上 龍哉(大分舞鶴)投手 188/75 右/右
大矢 青葉(二松学舎大付)投手 179/78 右/右
武内 涼太(星稜)投手 183/71 右/右
(最後に)
すでに豊作の呼び声高い23年度組では、神宮大会で活躍した 佐々木・真鍋・佐倉 などが健在ぶりを示した。その他、来年に向けて楽しみな、選手が野手には揃っている。一方、3年生同様に下級生も、投手の人材が寂しかった印象。このへんは、以前ならば投手を担っていたような優れた資質を持った選手が、野手を担うことが増えたからだろうか? 果たしてアフターコロナ世代は、我々に何を魅せてくれるだろうか?
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