2022年春 東都リーグレポート2
2022/04/29|Category:個別寸評
国学院大 VS 中央大
1年生3人をスタメンに並べた中央大だが、4年生にも力のある選手を揃える。一方の国学大は、下級生の中心のチームとの印象が強い。そんな中大の注目は、森下 翔太(東海大相模出身・4年)右翼手と北村 恵吾(近江出身・4年)一塁手などを中心とした野手陣。森下は捉えた時の飛距離は圧巻だが、安定感という部分でもうひとつ。北村も、破壊力抜群の打撃には見るべきものがあるが、一塁というポジションも考えると二人ともよほど打撃で圧倒できないと厳しいのかと。スカウトの入れ込み具合にもよるが、このままだと二人とも社会人なのかなといった印象は受けた。
セーフティバントとはいえ、左打席から 3.55秒前後で走る圧倒的な脚力を持つ 齋藤 未来也(関東一出身・4年)左翼手の脚力は、プロでも売りにできるほど。あとは打撃と守備との兼ね合いではあるが、一芸に秀でている選手なのは間違いない。またリリーフで登場した 西館 勇陽(花巻東出身・3年)右腕は、183/79 の均整のとれた体格で、小さめのテイクバックから147キロを記録するなど、真っすぐの勢いには光るものがある。140キロ前後カットボールのキレもよく、4/29 現在 防御率1位の好成績を残している。来年のドラフト候補として、今後も気にかけて行きたい。
国学院では、最後に投げた 瀬崎 絢(日大豊山出身・3年)右腕は、球速こそ140キロ前後ぐらいでも球威のある真っ直ぐには目を惹くものがある。武器になる変化球を身につけられれば、来年は楽しみかも。野手では、雰囲気を持っている 柳館 憲吾(日大三出身・2年)三塁手に、好リードが光る 神里 陸(東海大相模出身・2年)捕手は、DeNAの 神里 和毅 外野手の実弟にあたる。
森下 翔太(中央大4年)右翼 182/88 右/右
北村 恵吾(中央大4年)一塁 182/87 右/右
齋藤未来也(中央大4年)左翼 173/76 右/左
西館 勇陽(中央大3年)投手 183/79 右/右
瀬崎 絢 (国学院大3年)投手 180/88 右/右
柳館 憲吾(国学院大2年)三塁 179/80 右/左
神里 陸 (国学院大2年)捕手 170/75 右/左
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