西武二軍 VS BCリーグ選抜 レポート
2022/06/08|Category:観戦記
久々に、西武第二球場まで足を運んだのですが、球場が凄く立派になっていたのに驚きました。BCリーグ選抜が、西武二軍と対戦するということで観戦してきました
楢嵜 塁(25歳・BC茨城)投手 180/83 右/右
日本経済大からアイランドリーグの徳島を経由して、茨城に加入した選手です。球速はMAXで94マイル(151キロ)を記録しており、スライダー・カット系のボールでカウントを整え、フォークなどでも2つの三振を奪っていました。徳島時代にも何度かみたことがありましたが、そのときはあまり印象に残りませんでした。ちょっと年齢が行っているのは気になりますが、素材というよりも現在の力を評価したいタイプです。
ちなみに成績は、ここまで9試合に登板し、0勝2敗 防 2.50 。18回を投げて被安打は19本、四死球は7個で、三振は11個奪っています。こうやってみると、普段はもう少し制球力がアバウトで合わされやすい側面もあるのかなと。三振も少なく、ちょっとこの日のイメージとは違う成績になっています。昨日登板したBCの投手の中では一番良く見えましたが、年齢も考えると指名は微妙かもしれないと思いました。この内容を安定して出せるのであれば、育成で指名があっても不思議ではないのでしょうが。
鈴木 駿輔(25歳・BC信濃)投手 185/87 右/右
昨年も指名が有力視されていましたが、残念ながら指名漏れ。聖光学院から青学大を中退して、BC福島に入り今年は信濃でプレーしている右の本格派。球速は145キロ前後で、最速91マイル・146キロを記録。昨日は一イニング全て左打者相手だったので、速球とチェンジアップ・フォーク系とのコンビネーションでした。昨年から落ちているのに振ってもらえないフォークだったり、ボールの割に合わされやすいという傾向がありました。力みもあったのかもしれませんが、制球はアバウトな印象でボールには力はあったものの昨年と大きく変わった印象は受けませんでした。
それでもリーグ戦では、ここまで7試合に登板して、6勝1敗 防 1.37 の好成績。46回を投げて40安打 14四死球 35三振といった内容。被安打率は、87%とBCリーグの打者相手にはやや多め。奪三振は、1イニングあたり0.76個と、絶対的な決め手があるといったほどの成績ではありません。昨年の物足りなさを覆すほどのインパクトを与えられるかが、指名の鍵を握りそうです。現状は、昨年も指名漏れしていることを考えると、楢崎同様に育成で指名があるかないかぐらいではないのでしょうか。
長尾 光(20歳・BC武蔵)投手 180/81 右/右
明桜時代から注目されてきた速球派で、昨年はBCリーグに進んだものの指名漏れしました。球場のガンでは148キロなどを記録していましたが、ボールが上手く制御なかったり、自分のペースで投げられないままグダグダになってしまいました。高校時代みたときは、140キロ前後だったと記憶しているので、ボールの球速・勢いはかなり増しています。ブレーキの効いたスライダーが売りだった選手でしたが、しなやかさが薄れ、チェンジアップ・カーブなどの変化球も混ぜますが特徴に欠けてしまった印象です。後ろのスカウトも話していましたが、球速が増して力強さが出てきた分、しなやかさが無くなったみたいなことを話していたのが聞こえましたが、まさにそんな感じです。
リーグ戦では、13試合に登板して、0勝0敗 防 2.77 。リーグ戦では力で圧倒できるのかもしれませんが、NPBレベルの打者だと、粘られたり合わされたりとされてしまい、そういった時にいかに自分のピッチングができるかではないのでしょうか。リリーフの人材だと思いますし、年齢も若くNPB側の注目度は非常に高かった印象。この経験を糧に、残りのリーグ戦で課題を改善できるかどうかが、今年の指名を左右しそうです。
西濱 勇星(20歳・BC群馬)投手 181/87 右/右
関東学園大付属の時にプロ志望合同トライアウトに参加し、バランスを崩しながらも147キロを記録した荒っぽい力投派でした。この日も腕をめいいっぱい振って、コンスタントに150キロ前後の真っ直ぐを連発。最速で96マイル・154キロを記録するなど、指にかかった時の真っすぐは魅力的です。チェンジアップを投げる時に腕が緩んだり、その精度もイマイチと現状は真っ直ぐを思っきり投げ込むだけかなといった印象は相変わらず。それでも速球が破格なのと、高卒2年目の若さを考えると育成あたりでの指名は期待できそうな素材です。
チームでは先発をやっているのか? ここまでで5試合に登板して、0勝2敗 防 3.68 。22イニングで19安打、14四死球 15三振 と、被安打・奪三振 と、突出した数字ではありません。やはり、制球力には粗さを感じます。そのため現状は、ボールの力で圧倒するリリーフの方が向いているように思います。それでも今後の導き次第では、大化けを予感させる素材です。
奥村 光一(23歳・BC群馬)中堅 178/90 右/右
この日野手で際立っていたのが、この選手でした。東海大翔洋-東海大と進んみBC2年目。昨年は、打率.374厘で首位打者を獲得しています。一打席目のレフトライナーの当たりから目をひいたのですが、続く打席でもレフト前にヒット。さらに、あわや本塁打というフェンス最上部に当たる長打を放つなど、振りの違いを魅せていました。
今年は、25試合 2本 11点 12盗 打率.303厘 といった成績。今シーズンはすでに12盗塁と積極的に走っているようで、肩も遠投120メートルという、身体能力の高さを兼ね備えます。もう少し他の試合もみて守備・走力を見極めて行きたいところですが、BCには大学から在籍していたそうなので、2年目でも大卒社会人1年目の選手と同い年だということです。右の強打の外野手を探している球団には、面白い存在ではないのでしょうか。
楢嵜 塁(25歳・BC茨城)投手 180/83 右/右
日本経済大からアイランドリーグの徳島を経由して、茨城に加入した選手です。球速はMAXで94マイル(151キロ)を記録しており、スライダー・カット系のボールでカウントを整え、フォークなどでも2つの三振を奪っていました。徳島時代にも何度かみたことがありましたが、そのときはあまり印象に残りませんでした。ちょっと年齢が行っているのは気になりますが、素材というよりも現在の力を評価したいタイプです。
ちなみに成績は、ここまで9試合に登板し、0勝2敗 防 2.50 。18回を投げて被安打は19本、四死球は7個で、三振は11個奪っています。こうやってみると、普段はもう少し制球力がアバウトで合わされやすい側面もあるのかなと。三振も少なく、ちょっとこの日のイメージとは違う成績になっています。昨日登板したBCの投手の中では一番良く見えましたが、年齢も考えると指名は微妙かもしれないと思いました。この内容を安定して出せるのであれば、育成で指名があっても不思議ではないのでしょうが。
鈴木 駿輔(25歳・BC信濃)投手 185/87 右/右
昨年も指名が有力視されていましたが、残念ながら指名漏れ。聖光学院から青学大を中退して、BC福島に入り今年は信濃でプレーしている右の本格派。球速は145キロ前後で、最速91マイル・146キロを記録。昨日は一イニング全て左打者相手だったので、速球とチェンジアップ・フォーク系とのコンビネーションでした。昨年から落ちているのに振ってもらえないフォークだったり、ボールの割に合わされやすいという傾向がありました。力みもあったのかもしれませんが、制球はアバウトな印象でボールには力はあったものの昨年と大きく変わった印象は受けませんでした。
それでもリーグ戦では、ここまで7試合に登板して、6勝1敗 防 1.37 の好成績。46回を投げて40安打 14四死球 35三振といった内容。被安打率は、87%とBCリーグの打者相手にはやや多め。奪三振は、1イニングあたり0.76個と、絶対的な決め手があるといったほどの成績ではありません。昨年の物足りなさを覆すほどのインパクトを与えられるかが、指名の鍵を握りそうです。現状は、昨年も指名漏れしていることを考えると、楢崎同様に育成で指名があるかないかぐらいではないのでしょうか。
長尾 光(20歳・BC武蔵)投手 180/81 右/右
明桜時代から注目されてきた速球派で、昨年はBCリーグに進んだものの指名漏れしました。球場のガンでは148キロなどを記録していましたが、ボールが上手く制御なかったり、自分のペースで投げられないままグダグダになってしまいました。高校時代みたときは、140キロ前後だったと記憶しているので、ボールの球速・勢いはかなり増しています。ブレーキの効いたスライダーが売りだった選手でしたが、しなやかさが薄れ、チェンジアップ・カーブなどの変化球も混ぜますが特徴に欠けてしまった印象です。後ろのスカウトも話していましたが、球速が増して力強さが出てきた分、しなやかさが無くなったみたいなことを話していたのが聞こえましたが、まさにそんな感じです。
リーグ戦では、13試合に登板して、0勝0敗 防 2.77 。リーグ戦では力で圧倒できるのかもしれませんが、NPBレベルの打者だと、粘られたり合わされたりとされてしまい、そういった時にいかに自分のピッチングができるかではないのでしょうか。リリーフの人材だと思いますし、年齢も若くNPB側の注目度は非常に高かった印象。この経験を糧に、残りのリーグ戦で課題を改善できるかどうかが、今年の指名を左右しそうです。
西濱 勇星(20歳・BC群馬)投手 181/87 右/右
関東学園大付属の時にプロ志望合同トライアウトに参加し、バランスを崩しながらも147キロを記録した荒っぽい力投派でした。この日も腕をめいいっぱい振って、コンスタントに150キロ前後の真っ直ぐを連発。最速で96マイル・154キロを記録するなど、指にかかった時の真っすぐは魅力的です。チェンジアップを投げる時に腕が緩んだり、その精度もイマイチと現状は真っ直ぐを思っきり投げ込むだけかなといった印象は相変わらず。それでも速球が破格なのと、高卒2年目の若さを考えると育成あたりでの指名は期待できそうな素材です。
チームでは先発をやっているのか? ここまでで5試合に登板して、0勝2敗 防 3.68 。22イニングで19安打、14四死球 15三振 と、被安打・奪三振 と、突出した数字ではありません。やはり、制球力には粗さを感じます。そのため現状は、ボールの力で圧倒するリリーフの方が向いているように思います。それでも今後の導き次第では、大化けを予感させる素材です。
奥村 光一(23歳・BC群馬)中堅 178/90 右/右
この日野手で際立っていたのが、この選手でした。東海大翔洋-東海大と進んみBC2年目。昨年は、打率.374厘で首位打者を獲得しています。一打席目のレフトライナーの当たりから目をひいたのですが、続く打席でもレフト前にヒット。さらに、あわや本塁打というフェンス最上部に当たる長打を放つなど、振りの違いを魅せていました。
今年は、25試合 2本 11点 12盗 打率.303厘 といった成績。今シーズンはすでに12盗塁と積極的に走っているようで、肩も遠投120メートルという、身体能力の高さを兼ね備えます。もう少し他の試合もみて守備・走力を見極めて行きたいところですが、BCには大学から在籍していたそうなので、2年目でも大卒社会人1年目の選手と同い年だということです。右の強打の外野手を探している球団には、面白い存在ではないのでしょうか。
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