ここまでの 夏の予選で気になった選手たち
2022/06/29|Category:テレビ・動画観戦
6/18の沖縄大会をかわきりに、全国でも少しずつ夏の大会が始まっています。そんな中、ここまでに出場して気になった選手たちについて触れて行きます。
神戸国際大付 3-1 御影
今年になってから、あまり話題にあがることがなかった 神戸国際大附属。ここで注目なのが、山里 宝(神戸国際大付3年)内野手。スタメンでは背番号6をつけながら三塁手で出場していたのには驚いたが、試合途中でショートに移っていました。第二打席にセンター前だかにヒットを放ったあとの4打席目に、見事レフトスタンドに本塁打を放っていました。相変わらず、打席でも粘っこく技術の高さを感じさせる選手で、内角寄りの球をたたんでさばくのが上手いです。打撃は全国でもトップ級の技術の持ち主で、当たればビックリするような飛距離も叩き出せます。170センチ満たない小柄な体格もモノともしないハイセンスな選手ですが、高校から志望届を提出する気があるのか気になります。充分に指名圏内の力量の持ち主だとみていますが、常識的には進学して4年後というタイプの選手である気もしますが、どのような決断をするのか楽しみです。順調に、ここまで来ているのではないのでしょうか。イメージ的には、内山 壮真(星稜-ヤクルト3位)遊撃手を彷彿とさせる選手です。
進学が基本線なのか? 今年になってあまり話題を聞かない高校球界を代表するサウスポーである 楠本 晴紀(神戸国際大附3年)左腕は、この日は登板なし。試合終盤になって 津嘉山 憲志郎(1年)右腕が登板しました。178/95 というガッチリした体格の選手で、沖縄の中学時代には148キロを記録した素材だといいます。この日の投球を見ている感じでは、135キロ前後の重い速球とスライダーのコンビネーションといった感じでした。2年後には、150キロ台の大台も期待できるかもしれない馬力型です。
知内 12-0 八雲
ついこの間まで、北海道は春季大会を行っており、1ヶ月もしないうちに夏の予選が始まりました。注目の 坂本 拓己 (知内 3年)左腕が先発しましたが、制球にばらつきがあり、内容的にはあまり良くありませんでした。ただし、時々投げる真っ直ぐには勢いがあり、普段は135キロ前後でも力を入れた時には140キロを越えて来るサウスポーです。荒削りではあるものの、素材としての可能性を感じさせてくれるサウスポーでもあり、下位~育成 あたりならば指名があっても不思議ではありません。バックネット裏にはこの試合にもスカウトが来ており、最後の見極めを行っていたようです。
興南 11-0 沖縄工
興南は、春投げられなかった 生盛 亜勇太(興南3年)右腕が、夏に間に合ったのが大きい。球速は135キロ~140キロ台前半ぐらいだと思うが、勢いのある真っ直ぐと切れ味鋭いスライダーやフォーク系の沈む球もあり、全国レベルの好投手。高校からプロということはないと思うが、大学などに進んでも楽しみな存在だといえよう。
この試合で目立ったのは、3番を打つ 禰覇 盛太郎(興南3年)中堅手。第一打席から、センターバックスクリーン方向に本塁打を放つと3打数3安打の固め打ち。走っても50メートル11秒4で走れる走力がありスピード感がある。こちらも、中央の大学に進んできそうなハイセンスの好選手。
沖縄の野手でも、スケールではNO.1ではないかと思われるのが 盛島 稜大(興南3年)捕手。この試合では、2打数で無安打に終わったが、犠牲フライ放っていた。日本人離れした豪快な形のスイングをする選手で、粗さは残すが魅力たっぷし。また、昨年は動作にキレが欠けるところがあったが、だいぶ一冬越えて捕手らしくなってきた。試合ではボールをはじく場面もあったが、キャッチングは柔らかく強肩も魅力で攻守でスケールが大きい。今年の興南は、甲子園を狙える大型チームだけに、大舞台でアピールできれば、高校からのプロ入りなんてこともあるかもしれない。まだまだ能力が計りきれないので、今後の試合でも注視して行きたい大器だった。
未来沖縄 8-0 那覇商
最終回に注目の 大城 元(未来沖縄3年)右腕が登場。均整の取れた体格から、非常にキレイなフォームや球を投げる好素材。球速はまだ140キロ前後ぐらいだと思うが、変化球・制球力なども悪くない。最速は148キロにも到達しているとも言われ、この夏一気に評価が高まって来るかもしれない。ただし、将来性は抜群も、まだ体やボールの強さが発展途上といった感じで、大学などワンクッション置いた方がいいかなというのは個人的な感想。投げない時は、一番・ライトなどで出場している。
また2回戦で、この未来沖縄に敗れた優勝候補の 沖縄水産。県下を代表する好打者の呼び声が高かった 川端 南海斗(3年)遊撃手や知念 琉月(3年)右翼手などは、共にヒットを放ったものの打棒爆発とはゆかなかった。同じく上位進出が期待された 前原の 目取眞 悠月(前原3年)三塁手や新里 紹舜(前原3年)遊撃手も同様な印象で、特に初戦ということで、持ち味を充分発揮できないまま終わったのは残念だった。
神戸国際大付 3-1 御影
今年になってから、あまり話題にあがることがなかった 神戸国際大附属。ここで注目なのが、山里 宝(神戸国際大付3年)内野手。スタメンでは背番号6をつけながら三塁手で出場していたのには驚いたが、試合途中でショートに移っていました。第二打席にセンター前だかにヒットを放ったあとの4打席目に、見事レフトスタンドに本塁打を放っていました。相変わらず、打席でも粘っこく技術の高さを感じさせる選手で、内角寄りの球をたたんでさばくのが上手いです。打撃は全国でもトップ級の技術の持ち主で、当たればビックリするような飛距離も叩き出せます。170センチ満たない小柄な体格もモノともしないハイセンスな選手ですが、高校から志望届を提出する気があるのか気になります。充分に指名圏内の力量の持ち主だとみていますが、常識的には進学して4年後というタイプの選手である気もしますが、どのような決断をするのか楽しみです。順調に、ここまで来ているのではないのでしょうか。イメージ的には、内山 壮真(星稜-ヤクルト3位)遊撃手を彷彿とさせる選手です。
進学が基本線なのか? 今年になってあまり話題を聞かない高校球界を代表するサウスポーである 楠本 晴紀(神戸国際大附3年)左腕は、この日は登板なし。試合終盤になって 津嘉山 憲志郎(1年)右腕が登板しました。178/95 というガッチリした体格の選手で、沖縄の中学時代には148キロを記録した素材だといいます。この日の投球を見ている感じでは、135キロ前後の重い速球とスライダーのコンビネーションといった感じでした。2年後には、150キロ台の大台も期待できるかもしれない馬力型です。
知内 12-0 八雲
ついこの間まで、北海道は春季大会を行っており、1ヶ月もしないうちに夏の予選が始まりました。注目の 坂本 拓己 (知内 3年)左腕が先発しましたが、制球にばらつきがあり、内容的にはあまり良くありませんでした。ただし、時々投げる真っ直ぐには勢いがあり、普段は135キロ前後でも力を入れた時には140キロを越えて来るサウスポーです。荒削りではあるものの、素材としての可能性を感じさせてくれるサウスポーでもあり、下位~育成 あたりならば指名があっても不思議ではありません。バックネット裏にはこの試合にもスカウトが来ており、最後の見極めを行っていたようです。
興南 11-0 沖縄工
興南は、春投げられなかった 生盛 亜勇太(興南3年)右腕が、夏に間に合ったのが大きい。球速は135キロ~140キロ台前半ぐらいだと思うが、勢いのある真っ直ぐと切れ味鋭いスライダーやフォーク系の沈む球もあり、全国レベルの好投手。高校からプロということはないと思うが、大学などに進んでも楽しみな存在だといえよう。
この試合で目立ったのは、3番を打つ 禰覇 盛太郎(興南3年)中堅手。第一打席から、センターバックスクリーン方向に本塁打を放つと3打数3安打の固め打ち。走っても50メートル11秒4で走れる走力がありスピード感がある。こちらも、中央の大学に進んできそうなハイセンスの好選手。
沖縄の野手でも、スケールではNO.1ではないかと思われるのが 盛島 稜大(興南3年)捕手。この試合では、2打数で無安打に終わったが、犠牲フライ放っていた。日本人離れした豪快な形のスイングをする選手で、粗さは残すが魅力たっぷし。また、昨年は動作にキレが欠けるところがあったが、だいぶ一冬越えて捕手らしくなってきた。試合ではボールをはじく場面もあったが、キャッチングは柔らかく強肩も魅力で攻守でスケールが大きい。今年の興南は、甲子園を狙える大型チームだけに、大舞台でアピールできれば、高校からのプロ入りなんてこともあるかもしれない。まだまだ能力が計りきれないので、今後の試合でも注視して行きたい大器だった。
未来沖縄 8-0 那覇商
最終回に注目の 大城 元(未来沖縄3年)右腕が登場。均整の取れた体格から、非常にキレイなフォームや球を投げる好素材。球速はまだ140キロ前後ぐらいだと思うが、変化球・制球力なども悪くない。最速は148キロにも到達しているとも言われ、この夏一気に評価が高まって来るかもしれない。ただし、将来性は抜群も、まだ体やボールの強さが発展途上といった感じで、大学などワンクッション置いた方がいいかなというのは個人的な感想。投げない時は、一番・ライトなどで出場している。
また2回戦で、この未来沖縄に敗れた優勝候補の 沖縄水産。県下を代表する好打者の呼び声が高かった 川端 南海斗(3年)遊撃手や知念 琉月(3年)右翼手などは、共にヒットを放ったものの打棒爆発とはゆかなかった。同じく上位進出が期待された 前原の 目取眞 悠月(前原3年)三塁手や新里 紹舜(前原3年)遊撃手も同様な印象で、特に初戦ということで、持ち味を充分発揮できないまま終わったのは残念だった。
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