7/21(木)に気になった選手たち
2022/07/21|Category:テレビ・動画観戦
古賀 康誠(下関国際3年)投手 180/85 左/左
ダイナミックに、腕を振り下ろし投げ込んでくるのが目をひくサウスポーでした。ボールに勢いがあるなと思ってみていたら、中継ではコンスタントに140キロ台~中盤は出ているとの話が聞こえてきます。序盤は荒れ荒れのピッチングだったのですが、捕手が代わってから内容が一変しました。荒っぽいサウスポーではあるのですが、スライダー・チェンジアップ・カットボールなどを織り交ぜ、ズバッと決める爽快感があります。北海道で話題になっている 森谷 大誠(札幌大谷)クラスの能力はありそうで、プロ志望であるのならば、下位~育成あたりでの指名は期待できそうな存在でした。今後の試合でも、その能力を見極めて行けたらと思っています。
伊藤 匠海(川越東3年)投手 183/74 左/左
春は故障のためアピールできなかっため、この夏に多くのスカウトが集結して確認しに来ていたサウスポーです。今日は、初めてセンターカメラからの投球を確認したのですが、思いのほか線が細いのだなと感じました。大会の疲れもかなりあるようで、真っ直ぐに関しては130~中盤ぐらいだったのではないかと。以前みた時は、140キロぐらいまでは出ていたように見えました。むしろこの日は、左腕らしい大きなカーブやスライダーがキレて、結果的には完封で勝利を収めました。どう評価するのかは微妙なのですが、個人的にはもう少し真っ直ぐを磨いてからでも、プロ入りは遅くはないのではないかとは感じました。
内野 海斗(武田3年)投手 187/85 右/右
背番号10を付けていますが、エースだということです。長身から繰り出す140キロ前後~中盤ぐらいの真っ直ぐを投げ込み、スプリットだかチェンジアップ系の球に、スライダーなどを織り交ぜてきます。特に驚くほどの球はなげていなかったのですが、しっかり両サイドに投げ分けるコントロールがあり、ある程度試合をまとめる能力もあります。一度センターカメラからじっくり観てみたいのですが、指名となると育成含めてもボーダーレベルかと。ただし、体格に恵まれていること、この制球がいつもこうなのかという部分も確認できると、指名圏内だと判断しても良いのかもしれません。
近藤 爽太(浜松工3年)中堅 186/80 右/左
あまり試合をじっくり見たことがなかったのですが、この日のプレーをみてイメージが変わりました。というのは、春に幾つかみた映像では、あまり肩や走力に突出したものがない左打ちの選手で、よほど打撃で突出しないと厳しいだろうと思っていたからです。守備・走塁に関しては、他の試合も見ていたので今回確認できなかったのですが、打席ではスイングや打球の速さが際立っており、プロ級の素材・迫力だと感じました。先日みた左打ちの強打者である 田中 多聞(呉港3年)外野手にスカウトが集結したことを考えれば、打撃で言えば近藤の方が魅力を感じます。田中は、肩・足など含めての総合力で勝負するタイプ。しかし、この近藤は、打撃でアピールする選手だと思います。本会議の指名となると厳しいかもしれませんが、育成枠でもO.Kという待ち方ならば、指名があっても不思議ではありません。個人的には、打撃的にはかなり好印象な選手でした。
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