2022年 夏の県大会佳境で気になった選手たち
2022/07/26|Category:テレビ・動画観戦
夏の県大会も、いよいよ最後を迎えてきました。そんな中、これまであまりチェックできていなかった選手たちについて、まとめて取り上げてみたいと思います。
山田 陽翔(近江3年)投手 174/75 右/右
投打に注目されてきた選手ですが、個人的には野手として才能を買っていました。しかし本人は、プロでは投手として勝負したいとの希望が。そんな彼のこの夏の投球は、常時145キロ前後は出ていそうな勢いのある真っ直ぐを魅せ、この日の最速は149キロを記録。斬れ味鋭いスライダーに、カーブ・フォーク・チェンジアップなどを織り交ぜ、コンビネーションが冴えていました。同じように野手としての方がスケールがあったのですが、プロでhs投手として戦力になっている 藤嶋 健人(東邦-中日)の例を思い出しますし、投手としての能力はそれ以上と感じました。とりあえず、投手としてプロでどのぐらいやれるか試してからでも、野手に転向するのは遅くないのかもしれません。甲子園でのアピール次第ですが、この投球を魅せられると3位前後ぐらいでの指名になっても不思議ではないように思いました。
日高 暖己(富島3年)投手 183/77 右/右
南九州屈指の本格派として期待していたのですが、この日は大会も終盤戦で球速は140キロ台前半ぐらいでした。大会序盤では140キロ台中盤~後半を記録していたそうなので、やや勢いは鈍っていたのかもしれません。そのため、真っすぐの球威という意味では、この日はやや物足りなくは見えました。しかし、内角を厳しく突いたり実戦的な投球ができる投手で、特に打者の手元でキュッと曲がるスライダーのキレには見るべきものがありました。他にもチェンジアップ系を織り交ぜたりもするのですが、パッと間を外したりと、投手らしいセンスの持ち主です。体がビシッとしたときには、一体どんなピッチングを魅せてくれるのか将来楽しみな選手。現状ドラフトおいては、下位~育成ぐらいかもしれませんが、上沢直之(日ハム)ような投手に育っても不思議ではない筋の良さを感じます。リフレッシュした状態で甲子園に挑めたら、高い評価がされるかもしれませんね。
森下 瑠大(京都国際3年)投手 179/76 左/左
準決勝で、ようやくこの夏はじめての登板。そのため、まだ調整途上といった感じでした。それでも昨年よりも、球威・勢いを増している感じで、次回の登板でどのぐらいの内容を魅せてくれるのか期待が集ります。変化球もスライダー・カーブ・チェンジアップ系の曲がりも良く、全国でもトップクラスのサウスポーであるのは間違いないでしょう。今後1位指名になるかどうかは、これからのアピール次第ですが、その可能性を秘めているのは間違いありません。
内田 湘大(利根商3年)投手 183/90 右/右
強烈なヘッドスピードを誇る強打者としては前回取り上げましたが、今回はリリーフとしてマウンドに上がりました。ボールにバラツキはありますが、常時145~MAX149キロのまっすぐには見応えがありました。また、手元でグッと曲がるスライダーのブレーキにも目を見張るものがあります。性格的にはイケイケなので野手向きだと思いますが、投手としてのスペックの高さも見逃せないところです。順位はつかみづらいのですが、中位~下位ぐらいで指名する球団が出てきても不思議ではありません。投打にパワフルなのですが、意外に器用なのが、この選手の良さではないのでしょうか。
草野 陽斗(東日本国際大昌平3年)投手 175/82 右/右
事前に全然知らなかったののですが、先発で初回から149キロを連発するなど、その馬力に驚かされました。変化球も、スライダーのキレもいいですし、ツーシーム的な縦の変化も多く織り交ぜてきます。これだけのボールを投げながら、思ったほど荒れ荒れではないですし、変化球や制球力も悪くありません。意識的に内角を厳しく突いたり、パッとマウンドを外したり、ボールを長く持ったりと冷静な一面も。育成ぐらいかもしれませんが、プロ志望届けを出したら、技と力を備えた素材として面白いのではないかと感じさせてくれます。今後の進路が、気になる存在です。大会も終盤にもなって、こういった選手に出会えたのは収穫でした。
山田 陽翔(近江3年)投手 174/75 右/右
投打に注目されてきた選手ですが、個人的には野手として才能を買っていました。しかし本人は、プロでは投手として勝負したいとの希望が。そんな彼のこの夏の投球は、常時145キロ前後は出ていそうな勢いのある真っ直ぐを魅せ、この日の最速は149キロを記録。斬れ味鋭いスライダーに、カーブ・フォーク・チェンジアップなどを織り交ぜ、コンビネーションが冴えていました。同じように野手としての方がスケールがあったのですが、プロでhs投手として戦力になっている 藤嶋 健人(東邦-中日)の例を思い出しますし、投手としての能力はそれ以上と感じました。とりあえず、投手としてプロでどのぐらいやれるか試してからでも、野手に転向するのは遅くないのかもしれません。甲子園でのアピール次第ですが、この投球を魅せられると3位前後ぐらいでの指名になっても不思議ではないように思いました。
日高 暖己(富島3年)投手 183/77 右/右
南九州屈指の本格派として期待していたのですが、この日は大会も終盤戦で球速は140キロ台前半ぐらいでした。大会序盤では140キロ台中盤~後半を記録していたそうなので、やや勢いは鈍っていたのかもしれません。そのため、真っすぐの球威という意味では、この日はやや物足りなくは見えました。しかし、内角を厳しく突いたり実戦的な投球ができる投手で、特に打者の手元でキュッと曲がるスライダーのキレには見るべきものがありました。他にもチェンジアップ系を織り交ぜたりもするのですが、パッと間を外したりと、投手らしいセンスの持ち主です。体がビシッとしたときには、一体どんなピッチングを魅せてくれるのか将来楽しみな選手。現状ドラフトおいては、下位~育成ぐらいかもしれませんが、上沢直之(日ハム)ような投手に育っても不思議ではない筋の良さを感じます。リフレッシュした状態で甲子園に挑めたら、高い評価がされるかもしれませんね。
森下 瑠大(京都国際3年)投手 179/76 左/左
準決勝で、ようやくこの夏はじめての登板。そのため、まだ調整途上といった感じでした。それでも昨年よりも、球威・勢いを増している感じで、次回の登板でどのぐらいの内容を魅せてくれるのか期待が集ります。変化球もスライダー・カーブ・チェンジアップ系の曲がりも良く、全国でもトップクラスのサウスポーであるのは間違いないでしょう。今後1位指名になるかどうかは、これからのアピール次第ですが、その可能性を秘めているのは間違いありません。
内田 湘大(利根商3年)投手 183/90 右/右
強烈なヘッドスピードを誇る強打者としては前回取り上げましたが、今回はリリーフとしてマウンドに上がりました。ボールにバラツキはありますが、常時145~MAX149キロのまっすぐには見応えがありました。また、手元でグッと曲がるスライダーのブレーキにも目を見張るものがあります。性格的にはイケイケなので野手向きだと思いますが、投手としてのスペックの高さも見逃せないところです。順位はつかみづらいのですが、中位~下位ぐらいで指名する球団が出てきても不思議ではありません。投打にパワフルなのですが、意外に器用なのが、この選手の良さではないのでしょうか。
草野 陽斗(東日本国際大昌平3年)投手 175/82 右/右
事前に全然知らなかったののですが、先発で初回から149キロを連発するなど、その馬力に驚かされました。変化球も、スライダーのキレもいいですし、ツーシーム的な縦の変化も多く織り交ぜてきます。これだけのボールを投げながら、思ったほど荒れ荒れではないですし、変化球や制球力も悪くありません。意識的に内角を厳しく突いたり、パッとマウンドを外したり、ボールを長く持ったりと冷静な一面も。育成ぐらいかもしれませんが、プロ志望届けを出したら、技と力を備えた素材として面白いのではないかと感じさせてくれます。今後の進路が、気になる存在です。大会も終盤にもなって、こういった選手に出会えたのは収穫でした。
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