2023年 平塚合宿(内野手編)
2023/06/25|Category:観戦記
内野手編に関しては、気になった4年生から何人かピックアップして取り上げたいと思います。
廣瀬 隆太(慶應義塾大4年)二塁 182/91 右/右 (慶應義塾高出身)
この春は、15試合に出場し5本塁打を放ちながらも、打率.192厘と粗さは解消できず。今回の平塚合宿でもその辺は変わっていないといった感じ。昨秋の松山合宿で、冨士隼斗(平成国際大)の150キロ級の速球をスタンドにぶち込んでいたように、やはり真っ直ぐには滅法強そうだということ。この腕っぷしの強さとパワーは、日本人離れしています。イメージ的には、鵜飼航丞(駒大-中日2位)に近い感じ。今春の一番の変化は、セカンドの守備が上手くなってきている点。特に身体能力は高いので、逆シングルの当たりでもアウトにできるプレーが目立ちます。プロでもセカンドでイケると判断する球団があれば、ハズレ1位から2位の間では消えるのではないかといった気がします。50メートル走では平凡タイムでしたが、広瀬の走力は右打席から4.05秒前後(3.8秒前後に相当)で走り抜ける走力があります。
上田 希由翔(明治大4年)三塁 183/93 右/左 (愛産大三河出身)
この春のリーグ戦では、12試合 3本 12点 打率.372厘 と、相変わらずの安定感を魅せました。広瀬のような長距離砲というよりは、確実性と勝負強さを兼ね備え、中距離・ポイントゲッタータイプといった感じです。そのためプロでは、15本~20本タイプかなといった感じで、そのかわり失敗はイメージし難いところをどうみるか? 今回の合宿でも、上手く流してヒットを放つ場面がありました。その一方で今回気になったのは、三塁の守備が思ったよりも上手くなく、左翼の守備は危なっかしい感じでした。プロのサードでも厳しいとなってくると、一塁&左翼候補としては、どうなのか? 中途半端な位置づけにチームでなってしまう恐れもあります。個人的には、3位前後のゾーンでみたいなといった感じで、あまり入れ込んで上位で指名するのにはパンチ不足の印象もあります。そのへんは、需要面や球団によっても評価が別れるかもしれません。
辻本 倫太郎(仙台大4年)遊撃 168/73 右/右 (北海出身)
この春の充実ぶりで、大学・社会人ではNO.1遊撃手という位置づけであるように思えます。大学選手権でも打率.333厘をマークしているように、高いレベルの相手でも結果を残せるのも魅力。小柄ですが、パンチの効いた打撃で合宿でも目立っていました。守備の動きの良さも健在で、それ以上に周りに細かく指示を出せたり、ポジションニング含めて独特の動きのショートを魅せます。昨年の 友杉 篤輝(天理大ーロッテ2位)あたりと比べると、走力と守備力では友杉の方が分があるように思えますが、こと打撃に関しては 友杉 よりも、早く上のレベルに順応できそうといった感じがしました。その友杉でも、28試合ながら、ここまで.266厘 と一軍でやれていることを考えると、一年目から一軍に混ざってやって行けるかもしれません。ただし、体格・身体能力含めてそこまでのスケールがないだけに、元来は3位前後ぐらいが基本線なのかなと。それを、需要面で何処まで引き上げられるか? むしろ高卒組でスケールの備わった選手が浮上してくると、そちらの方が優先されて指名されそうです。
熊田 任洋(早稲田大4年)内野 174/76 右/左 (東邦出身)
高校時代から全国区の選手で、大学でも1年秋からレギュラーとして実績を重ねてきた選手です。今春のリーグ戦でも、打率.341厘 2本 13点 2盗 といった安定した内容。プロのショートとしては微妙な守備力ですが、このメンバーに混ざっても、さすがに洗練されているなといった感じがし動きは目立っていました。内野のユーティリティプレーヤーとして、チームの層を厚くしたいといった球団には、中位~下位で混ぜるならば面白い存在だと思います。ただし、本人が上位でないとプロにゆかないとなると、指名が流れる可能性があります。独特の感性を持った選手で、プロに混ぜれば中途半端になるというよりも、思いのほか異彩を放つかもしれません。現状は5位前後ぐらいが基本線とみていますが、それでもプロ入りの意志があるかどうかでしょうか? 下の順位で獲れるならばお得感がある選手で、打撃は早くからプロのレベルに順応できそうな技術・能力がありそうです。
廣瀬 隆太(慶應義塾大4年)二塁 182/91 右/右 (慶應義塾高出身)
この春は、15試合に出場し5本塁打を放ちながらも、打率.192厘と粗さは解消できず。今回の平塚合宿でもその辺は変わっていないといった感じ。昨秋の松山合宿で、冨士隼斗(平成国際大)の150キロ級の速球をスタンドにぶち込んでいたように、やはり真っ直ぐには滅法強そうだということ。この腕っぷしの強さとパワーは、日本人離れしています。イメージ的には、鵜飼航丞(駒大-中日2位)に近い感じ。今春の一番の変化は、セカンドの守備が上手くなってきている点。特に身体能力は高いので、逆シングルの当たりでもアウトにできるプレーが目立ちます。プロでもセカンドでイケると判断する球団があれば、ハズレ1位から2位の間では消えるのではないかといった気がします。50メートル走では平凡タイムでしたが、広瀬の走力は右打席から4.05秒前後(3.8秒前後に相当)で走り抜ける走力があります。
上田 希由翔(明治大4年)三塁 183/93 右/左 (愛産大三河出身)
この春のリーグ戦では、12試合 3本 12点 打率.372厘 と、相変わらずの安定感を魅せました。広瀬のような長距離砲というよりは、確実性と勝負強さを兼ね備え、中距離・ポイントゲッタータイプといった感じです。そのためプロでは、15本~20本タイプかなといった感じで、そのかわり失敗はイメージし難いところをどうみるか? 今回の合宿でも、上手く流してヒットを放つ場面がありました。その一方で今回気になったのは、三塁の守備が思ったよりも上手くなく、左翼の守備は危なっかしい感じでした。プロのサードでも厳しいとなってくると、一塁&左翼候補としては、どうなのか? 中途半端な位置づけにチームでなってしまう恐れもあります。個人的には、3位前後のゾーンでみたいなといった感じで、あまり入れ込んで上位で指名するのにはパンチ不足の印象もあります。そのへんは、需要面や球団によっても評価が別れるかもしれません。
辻本 倫太郎(仙台大4年)遊撃 168/73 右/右 (北海出身)
この春の充実ぶりで、大学・社会人ではNO.1遊撃手という位置づけであるように思えます。大学選手権でも打率.333厘をマークしているように、高いレベルの相手でも結果を残せるのも魅力。小柄ですが、パンチの効いた打撃で合宿でも目立っていました。守備の動きの良さも健在で、それ以上に周りに細かく指示を出せたり、ポジションニング含めて独特の動きのショートを魅せます。昨年の 友杉 篤輝(天理大ーロッテ2位)あたりと比べると、走力と守備力では友杉の方が分があるように思えますが、こと打撃に関しては 友杉 よりも、早く上のレベルに順応できそうといった感じがしました。その友杉でも、28試合ながら、ここまで.266厘 と一軍でやれていることを考えると、一年目から一軍に混ざってやって行けるかもしれません。ただし、体格・身体能力含めてそこまでのスケールがないだけに、元来は3位前後ぐらいが基本線なのかなと。それを、需要面で何処まで引き上げられるか? むしろ高卒組でスケールの備わった選手が浮上してくると、そちらの方が優先されて指名されそうです。
熊田 任洋(早稲田大4年)内野 174/76 右/左 (東邦出身)
高校時代から全国区の選手で、大学でも1年秋からレギュラーとして実績を重ねてきた選手です。今春のリーグ戦でも、打率.341厘 2本 13点 2盗 といった安定した内容。プロのショートとしては微妙な守備力ですが、このメンバーに混ざっても、さすがに洗練されているなといった感じがし動きは目立っていました。内野のユーティリティプレーヤーとして、チームの層を厚くしたいといった球団には、中位~下位で混ぜるならば面白い存在だと思います。ただし、本人が上位でないとプロにゆかないとなると、指名が流れる可能性があります。独特の感性を持った選手で、プロに混ぜれば中途半端になるというよりも、思いのほか異彩を放つかもしれません。現状は5位前後ぐらいが基本線とみていますが、それでもプロ入りの意志があるかどうかでしょうか? 下の順位で獲れるならばお得感がある選手で、打撃は早くからプロのレベルに順応できそうな技術・能力がありそうです。
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