15 日本製紙石巻 VS 慶応大
2012/03/29|Category:観戦記
今日は、スポニチ大会にも出場していなかった 関東圏外のチーム 日本製紙石巻 の試合を見に、慶応大のグランドまで足を運びました。
慶応大 VS 日本製紙石巻
慶応の先発は、竹林 慎太朗(慶應湘南藤沢出身 3年)右腕。非常にオーソドックスなフォームから135キロ前後のストレートと、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる、非常に持ち球も一般的。ただ球速よりもボールが来ており、社会人チームの打者がわかっていても、振り遅れるなどボールの勢いは中々のもの。結局9回を完封してしまうという、企業チーム相手に離れ業。開幕出遅れの可能性がある 福谷 浩司 の穴埋めが期待される存在。終始まとまっていて、危なげない投球が光りました。
一方の日本製紙苫小牧の先発は、佐々木 拓也(八戸大出身 24歳)右腕。180/73の均整のとれた体格から、135~140キロぐらいのストレートに、スライダー・チェンジアップを織りまぜてくる、こちらも正統派の右腕。特にボールゾーンに沈むチェンジアップに、多くの打者が三振に打ち取られていました。驚いたのは、試合序盤135キロぐらいだった球速を、登板最後となる5回に再び計ったのですが、最後に仕留めた打者への速球は渾身の91マイル(145.6キロ)。確かに力を入れたボールには力を感じましたが、こんなに速いとは驚き。慶応のガンも140何キロとは聞こえましたが、この投手にそんなスピード能力があるのは驚き。エラーなのか、力を入れられればそのぐらいの力があるのか?もし今後見られる機会があれば、再度注目してみたいと思います。こちらも慶応打線を5回まで0点抑え、テンポの好い投球が光りました。
日本製紙は、2番手に投げた 齊藤 侑馬(武蔵大出身 24歳)左腕が印象的。左のサイドハンドから、130キロ前後のストレート。しかしサイド特有のスライダーとシンカー中心に投球を組み立てて、中々観られない球筋に慶応の打者達は戸惑いました。独特の変化球が、ちょっといないタイプだけに、中々興味深い球を投げています。
3番手の 本多 修平(京華商業出身・25歳)右腕の135~後半のストレートとスライダーのコンビネーションを打ち崩してようやく8回に慶応が均衡を破りました。もう少し慶応が打ち込めば、沖山 勇介(中央大出身・25歳)右腕が投げそうな状況でしたが、結局最後まで登板なし。
野手で目立ったのは、慶応の2番・福富 裕(慶応義塾出身 4年)遊撃手の、再三に渡るファインプレー。今まで通算一割台の選手ですが、今シーズンはちょっと守備を中心に、そのプレーに注目してみたいと思いました。
その他、阿加多 直樹(慶応義塾出身 4年)捕手は、ライト前にヒットをはじき返しましたが、肩やディフェンスは無難なレベルで、ドラフト候補というほどのインパクトは感じません。
また注目の 山崎 錬(慶応義塾出身 4年)三塁手は、この日タイミング合っていなく、守備でもミスをするなどいいところがありません。しかし持っている選手・チャンスは8回にやってきます。見事勝負を決める一二塁間ヘのタイムリー。こういうところは、凄いなと正直思いました。ドラフト候補としては微妙な選手ですが、勝負強さは健在でした。
(試合の感想)
残念ながら、ドラフト的な観点では物足りない一戦でした。注目のドラフト候補・福谷投手は、今日のメンバーに入っておらず。また日本製紙の方も、沖山 の登板がないまま終わりました。昨年 比屋根 渉・太田 裕哉(共にヤクルト入団)などのドラフト指名選手を出した石巻でしたが、今年は地味な印象。新たなニュースターが、都市対抗までに現れるのか期待したいですね。 ただ普段見られない選手が見られ、そういった意味では刺激のあった一日でした。
慶応大 VS 日本製紙石巻
慶応の先発は、竹林 慎太朗(慶應湘南藤沢出身 3年)右腕。非常にオーソドックスなフォームから135キロ前後のストレートと、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる、非常に持ち球も一般的。ただ球速よりもボールが来ており、社会人チームの打者がわかっていても、振り遅れるなどボールの勢いは中々のもの。結局9回を完封してしまうという、企業チーム相手に離れ業。開幕出遅れの可能性がある 福谷 浩司 の穴埋めが期待される存在。終始まとまっていて、危なげない投球が光りました。
一方の日本製紙苫小牧の先発は、佐々木 拓也(八戸大出身 24歳)右腕。180/73の均整のとれた体格から、135~140キロぐらいのストレートに、スライダー・チェンジアップを織りまぜてくる、こちらも正統派の右腕。特にボールゾーンに沈むチェンジアップに、多くの打者が三振に打ち取られていました。驚いたのは、試合序盤135キロぐらいだった球速を、登板最後となる5回に再び計ったのですが、最後に仕留めた打者への速球は渾身の91マイル(145.6キロ)。確かに力を入れたボールには力を感じましたが、こんなに速いとは驚き。慶応のガンも140何キロとは聞こえましたが、この投手にそんなスピード能力があるのは驚き。エラーなのか、力を入れられればそのぐらいの力があるのか?もし今後見られる機会があれば、再度注目してみたいと思います。こちらも慶応打線を5回まで0点抑え、テンポの好い投球が光りました。
日本製紙は、2番手に投げた 齊藤 侑馬(武蔵大出身 24歳)左腕が印象的。左のサイドハンドから、130キロ前後のストレート。しかしサイド特有のスライダーとシンカー中心に投球を組み立てて、中々観られない球筋に慶応の打者達は戸惑いました。独特の変化球が、ちょっといないタイプだけに、中々興味深い球を投げています。
3番手の 本多 修平(京華商業出身・25歳)右腕の135~後半のストレートとスライダーのコンビネーションを打ち崩してようやく8回に慶応が均衡を破りました。もう少し慶応が打ち込めば、沖山 勇介(中央大出身・25歳)右腕が投げそうな状況でしたが、結局最後まで登板なし。
野手で目立ったのは、慶応の2番・福富 裕(慶応義塾出身 4年)遊撃手の、再三に渡るファインプレー。今まで通算一割台の選手ですが、今シーズンはちょっと守備を中心に、そのプレーに注目してみたいと思いました。
その他、阿加多 直樹(慶応義塾出身 4年)捕手は、ライト前にヒットをはじき返しましたが、肩やディフェンスは無難なレベルで、ドラフト候補というほどのインパクトは感じません。
また注目の 山崎 錬(慶応義塾出身 4年)三塁手は、この日タイミング合っていなく、守備でもミスをするなどいいところがありません。しかし持っている選手・チャンスは8回にやってきます。見事勝負を決める一二塁間ヘのタイムリー。こういうところは、凄いなと正直思いました。ドラフト候補としては微妙な選手ですが、勝負強さは健在でした。
(試合の感想)
残念ながら、ドラフト的な観点では物足りない一戦でした。注目のドラフト候補・福谷投手は、今日のメンバーに入っておらず。また日本製紙の方も、沖山 の登板がないまま終わりました。昨年 比屋根 渉・太田 裕哉(共にヤクルト入団)などのドラフト指名選手を出した石巻でしたが、今年は地味な印象。新たなニュースターが、都市対抗までに現れるのか期待したいですね。 ただ普段見られない選手が見られ、そういった意味では刺激のあった一日でした。
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