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22・23・24・ 六大学VS社会人対抗戦 & 東都二部

今日は特にお目当ての選手がいたわけではないのですが、二日間ほど生観戦から離れていたので、生観戦に復帰して参りました。場所は、学生野球の聖地 神宮球場。

第一試合 立教大 VS HONDA

立大の先発は、岡部 賢也(4年)右腕。好調時には、140キロ台後半のストレートも投げられる速球派。しかし今日は、自慢の球速も135~後半ぐらいとボールが走らず、スライダー・ツーシーム・チェンジアップなどを織り交ぜるも、2回で3安打・3四死球 と収まりの悪い内容。今春のリーグ戦も間近な時期だけに、仕上がりとしては心配。昨年からのプラスαが見込めないと指名が厳しいぐらいの投手が、それ以下の内容となると、ドラフト戦線からは後退している感じは否めない

一方のHONDAの方は、平山 洸太郎(22歳・鎮西出身)左腕。鎮西時代は、ソフトバンクに1位指名された 立岡 宗一郎 外野手と同期で、熊本で生で観たことがありました。ただそのときは、体格の割に130キロぐらいしかでない投手で、なんだか身体を持て余しているなという印象しか残りませんでした。しかし昨年関東選抜リーグで見たときは、135キロ前後ぐらいになっており、かなりまとまりもでて成長を感じさせてくれました。

更に一冬越えた今回は、コンスタントに140キロ前後(MAX89マイル・142.4キロ)まででて、立教の打者相手にストレートで押す場面も。7回を投げて9安打・2三振・3失点と最終的には取られましたが、内容のあるピッチングです。変化球もスライダー・スクリュー系の球種を上手く使い、適度に試合をまとめていました。179/80 と均整の取れた体格に、正当派の左腕。今年の大学4年生と同学年との比較となりますが、都市対抗予選や本選での関わり方次第では、ドラフトの可能性を残す内容だったと思います。地道に能力を引き上げて来ている、意識の高さに期待です

HONDAでは、長島 一成(24歳・青学出身)内野手や 松本 幸一郎(横浜出身 4年)遊撃手などの注目選手もヒットを放っていましたが、特に印象は変わりません。私が試合中盤で、神宮第二移動したあたりから、試合はHONDAの一方的なペースになったようです。立教に関しては、リーグ戦のTV中継などもありますので、そのときにまた詳しく触れたいと思います。HONDAは、関東選抜リーグで春の間に、もう一試合ぐらいは観ることになるのではないのでしょうか。

神宮第二 東農大 VS 立正大

特にHONDAと立教の試合が中だるみしていたのもあるのですが、東農大の先発が、滅多に見られない幻の豪腕・高木 伴(市立川口出身 4年)右腕だと聞いて、急遽神宮第二での観戦を決意致しました。今年の東都二部の4年生投手の中では、唯一のドラフト候補と言える存在です。ただ昨年は、いつ登板するかわからない、安定しない起用のされ方でした。

180/70 の均整の取れた投手体型から、市立川口時代から注目されてきた逸材です。昨春のリーグ戦で観た時は、145キロ級の球を連発し、素材の良さは確認済み。今回は、先発でどんなピッチングをするのか注目していました。先発と言うこともあり、今日は常時135~MAX89マイル(142.4キロ)。右打者には、外角にストレートと横滑りスライダーやカットボールでカウントを整え、追い込むとフォークとボールゾーンにキレ込むスライダーで、空振りを誘います。左打者には、速球を使う機会が減り、スライダーとチェンジアップでカウントを整えることが増えます。ただ左打者に対しては制球がアバウトになり、高めに甘く入った球を痛打される場面が見られました。

今日は、5回まで完全試合ペースでテンポよく投げていたのですが、四球でランナーを出すと味方のミスなどにも足を引っ張られ、いっきに三点取られ同点に。結局7回を3安打5四死球3失点 で勝利投手にはなりました。ただ気になったのは、ランナーを背負ってからでも、力技で圧倒するほどの球威・球速は見られず、昨年魅せたような力で押すピッチングはみられず。丁寧に投げることで、首脳陣の信頼も得られるようになったのでしょうが、少々物足りないかなぁという印象は受けました。また5回までは、安定していた投球も、終わってみれば5四死球は、結果的に多かったのは気になります。その辺の不安定さや、絶対的なものがなかったことは、あくまでもドラフト候補にはあげられても、指名までは推せないなといった印象です。

今年の間に、もう一度ぐらい見られると好いのですが、現時点では指名リスト入りまでは推せません。ただ第二球場に移動してきていた多くのスカウト達が、その投球をビデオに収めるなど興味の対象であったことは間違いありません。今後のリーグ戦での内容次第では、ひょっとしての可能性は残されているのではないのでしょうか。いかんせんこの三年間は、実績らしい実績は残してこなかった幻の投手ですから、今日は試合を作って勝利したことを褒めてあげたいと思います。場慣れした、今後の投球に期待したいですね。

この高木の投球を6回途中まで確認して、再び神宮に戻ります。

神宮球場 早大 VS 富士重工

早稻田の先発は、有原 航平(広陵出身 2年)右腕で、145キロ級の速球も見られましたが、それほど大きな変化は感じられませんでした。これから何度もシーズンで見ることにもなると思いますし、下級生なので、チェックは特に入れません。

早稻田で注目は、4年生になった3人の野手。1番の 佐々木 孝樹(早実出身 4年)中堅手。この選手、ミートセンスが光る好打者タイプで、この日も富士重工先発の畠山太(横浜出身)左腕からショートの横を抜けて行くヒットを放ちました。この選手、ドラフト候補という雰囲気はしてこないのですが、俊足に加え中堅手としても肩が強く、総合力が高い選手。主将になった今シーズン、アピール次第では面白い存在ではあります。早稻田の野手の中では、一番プロに近いのは彼ではないのでしょうか

4番に座った 杉山 翔大(東総工業出身 4年)は、一塁手として出場。身体は小さいのですが、強靱なヘッドスピードを生かした強打は魅力。野手としてのポテンシャルは高いのですが、いかんせん一塁というのはスカウト受けし難いところ。打撃も当たれば素晴らしいのですが、よほど打撃で突き抜けないと、即プロは厳しいかなと思います。

また正捕手候補なのは、捕手に戻った 地引 雄貴(木更津総合出身 4年)捕手。塁間1.85秒前後のスローイングで刺せた場面は、さすがだと思います。捕手としては、高校時代はピンと来なかったのですが、もう少しリーグ戦で細かく観てみたいところ。捕手を観るのは、圧倒的に陰にならないTV中継の方がわかりやすいですから。ただ昨年まで他のポジションで出場していただけあって、打力も悪くない選手ですが、今日は変な当たりでボールを捉えており、やはりプロまではどうかな?という印象は受けます。六大学からプロの指名の可能性がある捕手といえば、土井 翔平(智弁学園出身 4年)捕手 ぐらいではないのでしょうか。

試合の方は、昨日からの睡眠不足と日中のポカポカ陽気で、今年初めて試合中から眠くなりました。特に早稻田は、これから何度も見ることになるので、特に気合いを入れての観戦はせず。4年生になった野手達の雰囲気を確かめに行った程度。4回に入るところで、桜満開の新宿御苑に向かうことに致しました。

富士重工でも、特に気になる選手はいませんでした。私が帰ったあと、柳沢 一樹(東北福祉大出身・24歳)右腕が、最後に素晴らしい投球をしたとの話しなので、機会があったら、ぜひ注目してみたいと思います。

(今日の感想)

今日来たのは、半分は新宿御苑の桜を見たかったからと言うのもあり、特に目的があって来たわけではありません。そんな中でも、平山(HONDA)左腕や、思わず 高木(農大)右腕が先発してくれたりと、意外な収穫はありました。特に高木はいつ見られるかと思っていただけに、ここでチェックできて好かったです。東都二部の4年生で気になっている投手は彼だけなので、これからは余裕を持って二部の観戦予定が立てられそうです。あまり集中して試合に入れなかったのは、今年一番の反省点。次回は、しっかり睡眠をとって、観戦に備えたいと思います。
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